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Japan

PRESS RELEASE

2005年11月24日
富士通サポート&サービス株式会社

JA静岡県電算センターにおいて
「直売所向け売上精算管理システム」を構築

全国初 静岡県内の地域JAの直売所をオンライン化し、
直売所運営の効率化と売上向上を図る

富士通サポート&サービス株式会社(以下:Fsas エフサス 東京都港区、代表取締役社長:前山 淳次)は、株式会社静岡県農協電算センター(以下: JA静岡県電算センター 静岡県静岡市、代表取締役社長:山田 勇次郎)において、静岡県内の各地域JA向け「直売所売上精算管理システム」の構築をおこないました。


直売所システムの県単位でのオンラインサービスの提供は、全国のJAグループにおいて初めての試みで、JA静岡県電算センターでは、今後県内の各JA に対する本サービスの利用を積極的に提案し、効率的な運用と地域のお客様の満足度の向上を図ってまいります。


なお、19日よりJA大井川ファーマーズマーケット「まんさいかん」が第一号利用店として運用を開始しました。

JAが運営する「直売所」は、生産者が育てた生産物(野菜など)を店舗に持ち込み直接販売する場所で、商品が新鮮であることや、生産者が特定できることから、近年消費者から多くの注目を集めており、大半の「直売所」から「売上増加に向け、売れ筋商品を把握したい」「生産者に対して効果的な売上情報の提供を行いたい」などの要望が出ておりました。


また、商品の売れた金額から手数料を差し引き(精算業務)、生産者へ入金する形態をとっていることから、運営面での「売上・精算業務の手間」「手計算でのミス」などの課題が発生しておりました。

JA静岡県電算センターでは、そうした課題を抱えるそれぞれのJAに対して、一括して課題解決でき、かつ効率的な運用が出来るシステムの構築を検討してまいりました。

今回のシステムは、各直売所にあるPOS端末等を店舗の管理システムを経由してJA静岡県電算センター内にある管理サーバにネットワークでつなげることで、各種販売情報や精算処理(生産者への振込金額の計算)などを一括管理し、直売所における業務負担を軽減します。また、管理サーバで一元管理している各生産者の売上情報を、CTI技術を利用した電話による音声売れ行き案内等により、インターネットやメールが利用できないような場合にでも、生産者自身による売上状況の把握ができ、加えてインターネットを介したメールサービスも提供でき、効率的な商品補充が図れます。

さらに、JA静岡県電算センターで開発した「Web青色申告支援システム」にも精算データが受け渡され一貫連動したシステムとなっています。

Fsasでは、JA向けCRMソリューション提供をおこなっており、今回はその中のJA直売所システム(ファーマーズマーケット売上精算管理システム)をベースに構築をおこないました。今後も本システムを、全国のJAに向け積極的に展開をおこなう予定です。

注1) CRM:カスタマーリレーションシップマネジメント。情報システムを応用して顧客のニーズにきめ細かく対応することで利便性と満足度を高め、リピート率を高めること。
注2) 本プレスリリースに記載されている会社名、商品名は各社の登録商標または商標です。

【ご参考】 企業概要

以上


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

本件に関するお問い合わせ

富士通サポート&サービス(株)
経営企画室 コーポレイトコミュニケーション部 広報グループ
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