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導入事例レポート 学校法人日通学園 流通経済大学様

学校法人日通学園 流通経済大学様 学生の複数アカウントを一元管理。大学の管理業務の軽減と学生の利便性を追求した「統合認証基盤」システムを構築

流通経済大学様は、龍ケ崎(茨城県)、新松戸(千葉県)の2キャンパス、5学部8学科、5つの大学院研究科を擁する社会科学系の総合大学です。1965年の開学以来、産業界や自治体の支援のもと、「実学主義」「教養教育」「少人数教育」を理念にかかげ、躍動する経済の中心となって貢献する人材を排出すべく、成長を遂げてこられました。
また、学生の利便性を考え、入学時に学生が在籍するキャンパスを自由に選択することができる「キャンパス選択制」を日本で初めて導入、受験生や学生から好評を得ておられます。
2015年には、創立50周年を迎え、新松戸キャンパスに待望の2号館が竣工、2016年は龍ケ崎キャンパスに新2号館が着工、そして2017年度にはスポーツコミュニケーション学科が新設され、教育環境やシステムの一層の充実をはかり、より先進的な大学教育に取りくんでおられます。

流通経済大学様では、学生や教職員が利用するメールなどに複数のクラウドサービスとICTシステムをいちはやく導入してこられました。しかしながら、それぞれの認証アカウントごとにIDが設定されており、学生がパスワードを忘れるケースも増えておりました。再発行の手続きには時間がかかるため、運用体制の見直しが必要な状況になってこられたそうです。そこで、富士通エフサスでは、IDとパスワードを一元管理し、一度のログイン認証で複数のクラウドサービスやICTシステムを利用可能とするシングルサインオン(SSO)の機能を備えた『統合認証基盤』をご提案、このたび導入していただくことになりました。


導入までの背景

学生が利用するシステムごとに
ログイン認証が必要でパスワード管理が煩雑

流通経済大学 総合情報センター センター長 都築 一治 様流通経済大学 総合情報センター 事務部長 小西 甲 様

流通経済大学様は、ICTシステムと学内の通信インフラの整備に積極的に取り組んでこられました。1998年に学生の学びの環境として、学内のネットワーク環境を整備・サポートする「総合情報センター」を開設。パソコンインストラクターが常駐し、PC利用に関する様々な相談や、無料のPC講座も随時開催するなど、学生や教職員の、学習・教育研究・業務を強力にバックアップしておられます。そして2012年には「IT戦略会議」を設置し、ネットワーク、教育環境、事務業務の効率化を目指した3つのプロジェクトがスタート。1プロジェクトであるネットワークプロジェクトを通じて、両キャンパスに無線LAN環境を整備し、学生は学内に設置されているPCだけでなく、個人のノートPCやタブレット端末、スマートフォンからも学内ポータルサイトへのアクセスや、電子メール等インターネットを便利に利用できる仕組みが導入されました。
また、講義をより深く理解するために、学生が教員や他の学生と双方向で通信しながら学習することができる学習管理システム(LMS)もいち早く導入し、活用も進んでおられます。
流通経済大学様では、こうしたICT化を推進していく過程で、学生や教職員が利用するメールにGoogle Apps、教職員が利用するグループウェアにサイボウズガルーンを採用するなど、クラウドサービスを積極的に導入してきました。また、履修登録や成績、学内掲示などを行うポータルシステムなど、数多くの種類のICTシステムを導入してこられました。ICT化の推進により、学生への教育・研究環境が整備された一方で、ICTシステムの増加は、IDとパスワードの管理が煩雑になり、学生がパスワードを忘れてしまうといったケースが発生する原因にもなりました。学内のICTシステムを管理する総合情報センターでは、パスワードの変更や新規発行手続き等に関わる業務負荷が徐々に増大していったということです。
また、Windowsベースの主要なICTシステムは、龍ケ崎、新松戸の2つのキャンパスでミラーリングをしていたため、一方にトラブルが発生しても停止することなく運用が可能でしたが、それ以外のシステムは一方が停止すると、両キャンパスはおろか、インターネットを経由した学外からの利用においても支障が発生することもあり、教育機関としての「事業継続(BCP)」についても改善を検討していました。「せっかく2つのキャンパスで、同じ授業を受けられるICTシステムを導入しているので、これを活かして、災害時でもシステムが止まらない仕組みを構築したいと考えていました」(流通経済大学様)と語ります。


導入の概要

「シングルサインオン」が可能なシステムを
「約2か月」という短期間で構築

流通経済大学 総合情報センター 情報システム課 係長 青砥 光一 様流通経済大学様

学生が学内の様々なICTシステムをより便利に利用できるようにするため目指したのは、学生が利用しているIDや複数のパスワードを一元管理し、各クラウドサービスやICTシステムを連携させる「統合認証基盤」の構築です。「1度の認証で複数のクラウドサービスやICTシステムにログインできる『シングルサインオン』の実装で、新たなクラウドサービス等を追加しても、学生たちはシームレスに利用できるようになります」。「その実現に向けて、複数のICTベンダーに対して、システム構築からサポート体制までを含めて総合的な提案を依頼しました」(流通経済大学様)
そして複数の提案の中から、学内ICT運用管理ソリューション「ExtraConsole ID Maneger(チエル株式会社)」を用いた富士通エフサスの統合認証基盤が選定されました。
選定のポイントについて、「富士通エフサスの提案は、導入後の使い方、メリットが明快で、導入したいと思わせてくれました。一般的にICTベンダーの提案は、具体的な効果やメリットまでが明確でないことも少なくはありません。その点、富士通エフサスは、ICTシステムの仕組み、使い方、効果を具体的に見せてくれました」(流通経済大学様)。
また、統合認証基盤の構築における「納期」も、富士通エフサスを選定した重要なポイントだったとのことです。「構築期間は大学が夏休みになる約2か月間でした。2015年7月からスタートして新学期が始まる9月下旬までには稼働開始という非常に厳しい条件でした。この条件をクリアできるのは、提案の具体性から考えて富士通エフサスしかないと感じました」(流通経済大学様)。

流通経済大学様 概要図


導入の効果

利便性向上とあわせ
教育機関としての事業継続性も確保

富士通エフサス 東日本本部 関越支社 筑波支店長 嶋崎 光弘富士通エフサス 東日本本部 東日本サービス統括部 第一サービス部 マネージャー 幸田 豊

統合認証基盤の導入により、学生の利便性は大きく向上したそうです。「シングルサインオンにより何度もログインすることが無くなりました。また、複数のパスワードを覚える必要が無くなったので、総合情報センターの窓口に来る学生がほぼゼロになりました。また、新入生の登録時は、複数のシステムへの登録が不要となったほか、パスワード生成も自動化されたことから、職員の業務も効率化されました。その分、学生にとってさらに学びやすい環境を構築する取り組みや学内のクラウドサービスやICTシステムの管理などに、これまで以上に注力できるようになったと感じています」(流通経済大学様)。
一方、事業継続(BCP)の観点でも改善が施されました。2つのキャンパスには互いにバックアップサーバを設置し、どちらかでトラブルが発生した場合には、他方の認証システムを使って、学内だけでなく、学外などインターネットからも継続的にログインが可能になりました。「万が一のときにも、教育機関として講義や様々な学生サービスを提供できる体制を整えておくことは重要なことです。今回の統合認証基盤の構築と同時に事業継続性も確保され、教育機関としての『安心・安全』がより高まりました」(流通経済大学様)。
また、富士通エフサスのシステムエンジニアが流通経済大学様に常駐することで、統合認証基盤の運用とサポートの体制も整いました。


今後の展望

学術認証フェデレーションへの参加によって
「学びの環境」をさらに拡張

富士通エフサス 東日本本部 関越支社 筑波支店 富樫 誠

現在、流通経済大学様では統合認証基盤を活用して、国立情報学研究所が運営する「学術認証フェデレーション」への参加を具体的に検討されております。学術認証フェデレーションに参加することで、加盟している全国180を超える大学などのICT基盤と相互に認証連携を図ることが可能となりました。自宅などの学外でも学内と同様の環境でシステムを利用できるだけでなく、電子ジャーナルの閲覧やe-learningの利用、他の大学との共同研究が実現できます。
流通経済大学様では、「統合認証基盤は、文字通りプラットフォームである」とお考えです。つまり、プラットフォーム上に、どんなクラウドサービスやアプリケーション、ICTシステムを乗せて活用していくかが重要ということです。「統合認証基盤を整備したことで、その礎はできました。今後、富士通エフサスには、さらに活用を広げるために、バージョンアップや機能拡張を含めた提案を積極的にしていただきたい」(流通経済大学様)。新たな一歩は、すでに踏み出されています。

掲載日:2016年10月6日


流通経済大学様
学校法人日通学園 流通経済大学様
   
<所在地> 茨城県龍ケ崎市120
<理事長> 野尻 俊明 氏
<従業員数> 5,343名(平成27年5月1日現在)
<ホームページ> http://www.rku.ac.jp/

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本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材時のものであり、このページ の閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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