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導入事例レポート 盛岡信用金庫様

盛岡信用金庫様 タブレット端末を活用した渉外(営業)支援システムでお客様情報を組織横断的に共有・活用する「攻めのICT」を実現

盛岡信用金庫様は、2016年1月に創業113年を迎えます。以前より店舗外での営業活動に従事する職員にハンディターミナル端末を持たせ、訪問先で集金・預かり業務に活用するなど、システム導入による業務効率向上に積極的に取り組んできました。しかし、お客様へのよりタイムリーな新規融資のご提案など、きめ細かい対応を充実させるには、金庫全体で「お客様情報の共有・活用」を進めることが必要でした。あわせて、「営業スキルの向上」を図り、提案の質を向上させる」ことが求められていました。そこで、同金庫様では、タブレット端末を活用した「渉外支援システム」を富士通エフサスから導入しました。職員がひとり1台のタブレット端末を活用することで、訪問先で集金額やお客様 情報の照会・入力はもちろん、ニーズにあった金融商品のご提案ができるようになり、さらに、印鑑 照会、新規融資、各種ローンのシミュレーションをお見せできるようになりました。全国の信用金庫における先進事例である今回の取り組みについて、その目的と効果を伺いました。


課題:・店舗外での営業活動では、お客様が興味のある金融商品をタイムリーに紹介するなど、お客様のニーズにきめ細かく対応した提案をスピーディーに行うことが必要だった。・お客様情報の取扱いは、紙ベースの個人管理で引継ぎに余計な工数がかかっていたため、組織全体での効率的な情報共有や効果的な営業活動へ繋げるための対策が必要だった。・若手の職員では、知識や経験の不足からお客様のニーズに合った最適な金融商品をタイムリーに提案できないこともあり、提案力をはじめとする営業スキルの向上が必要だった。 解決:・タブレット端末で、金融商品の資料、融資・ ローンのシミュレーションを訪問先でお見せ できるようにした。お客様からの相談に、その場でスピーディーに対応することで、信頼を得ることができるようになった。・強固なセキュリティを備えたタブレット端末 を活用し、訪問先での安全なお客様情報の入 力、照会と関連部門への情報共有をスムーズ に行えるようにした。・営業力の平準化や提案力の底上げを図るため、知識や経験が豊富な上司や先輩職員が、店舗 外にいる職員のタブレット端末に、提案に必要な情報やアドバイスを送ることができる仕組みを導入した。

導入までの背景

お客様情報を全ての部署で
共有化できる仕組みが必要

盛岡信用金庫 専務理事 浅沼 晃 様盛岡信用金庫 本店 融資課 菅原 新菜 様

盛岡信用金庫様は、1903年(明治36年)の創立以来、お客様との「共存同栄(お互いに助け合い、発展していくこと)」の理念のもとに地域経済の発展に取り組んできました。100年を超える歴史の中で、同金庫様が一貫して重視してきたのは、地域の企業様、一人ひとりのお客様と向き合う「Face to Face」の営業活動です。 同金庫様では、職員が日々、企業や個人を訪問し、融資案件の提案や集金・預かり業務、住宅ローンや教育ローンの相談などにきめ細かく対応しています。
そこで同金庫様は、個人の営業活動を組織でバックアップし、お客様にとって、より良いご提案ができるような組織づくりを検討していました。
一方、店舗外での営業活動で得たお客様に関する情報を、金庫全体で迅速に共有活用できる仕組みが整備されておらず、職員個人の経験やスキルに左右されてしまうこともありました。「お客様情報を部門間で共有し、融資部門などの支援を受けながら、融資や各種ローンなどを幅広く提案できるような体制を整えることが必要でした」。


導入以前の課題

お客様のニーズに迅速・柔軟に対応できる
情報共有システムが必要だった

盛岡信用金庫様

同金庫様では、店舗外での営業活動を支援するツールとして、以前からハンディターミナル端末を導入していました。
しかし、このシステムでは、集金・預かり業務を効率化することはできても、融資案件の詳細な資料や各種ローンのシミュレーションをお見せすることはできませんでした。訪問先で融資や住宅ローンの相談を受け、資料を持ち合わせていないために詳細な説明ができなかったり、その場で返済計画をご提案できないこともありました。そのため、お客様のご要望にタイムリーにご対応できないこと、再度訪問してのご対応になることが課題でした。
また、商品知識や経験の浅い若手の営業の職員が増えている中で、「経験が豊富な上司や先輩職員の知識やノウハウを活用する仕組みを整え、営業スキルを平準化し、誰が訪問先に出向いても最適なご提案ができる体制を整えること」も課題の1つでした。


導入の概要

システムの完成度の高さと汎用性
強固なセキュリティが選定のポイントに

富士通エフサス 岩手支店長 兼 復興支援室員 橋爪 宏史富士通エフサス 東日本本部 東北支社 情報サービス部 阿部 勝弘

こうした課題を解決するために富士通エフサスが提案したのが、タブレット端末を用いた「渉外支援システム」です。
本システムに関するパッケージの開発元として、富士通ミッションクリティカルシステムズと協業しました。これは、営業活動に従事する職員が訪問先で、タブレット端末で同金庫様のサーバに アクセスし、集金額の入力やお客様情報の登録・照会を行えるようにするシステムです。これにより、同金庫様の様々な金融商品の情報、印鑑照会、融資や各種ローンのシミュレーションなども、訪問先でご確認いただけます。
タブレット端末内にはお客様情報などの重要なデータを残さない仕組みで、万が一のタブレット端末の紛失・盗難時にも遠隔操作で使用できないようにするモバイル・デバイス・マネジメント(MDM機能)を備えています。
実は、同金庫様では、 同様のシステムを他社からも提案されていました。
数社からの提案の中で富士通エフサスを選定したポイントは、「タブレット端末1台で幅広い業務に活用できる汎用性と安全に利用できる強固なセキュリティを兼ね備え、システムの完成度がとても高かったこと」。 また、「富士通エフサスの営業担当者が足しげく当金庫に 来てくれて、丁寧に説明してくれました。当金庫からの要望 にもきめ細かく、親身になって対応して くれたことも選定の大きなポイントでした」。

盛岡信用金庫様 営業支援システム概要図


導入の効果

お客様情報を部門横断的に共有・活用し
組織全体で提案型営業を展開

渉外支援システムの活用で、同金庫様ではさまざまな導入効果を期待しています。まずは、店舗外での営業活動におけるお客様のニーズへのきめ細かい対応です。訪問先で新規の融資案件や金融商品、各種ローンの相談を受けたときに、次回訪問時に資料を持参して説明すること、書類に押してもらった印鑑が登録していたものと違っていた際に再度訪問することの非効率が解消され、スピーディーにお客様のご要望に応えられます。また、タブレット端末で企業情報も登録できるので、それらの情報を金庫のお客様情報データベースに素早く反映させることで、常に最新の情報を金庫全体で共有できます。
また、融資の提案についても、これまでは職員があらかじめ用意したモデルプランをお客様に提示するにとどまってしまうことが多くありました。タブレット端末を活用して部門間で情報連携もできるようになったことで、リアルタイムでお客様の要望に対応できるようになり、「店舗外での営業活動の質がさらに高まり、お客様にご満足いただける提案ができるようになると実感しています」。
さらに、渉外支援システムでは、渉外を担当している職員の予定を管理することも可能です。「どの訪問先にいるかがわかるので、上司や先輩がそのお客様への提案に対するアドバイスを タブレット端末に送信することもできます。これにより、経験の浅い若手の職員をサポートすることができ、お客様のお役に立つ提案力、営業力の底上げが図れると感じています」。
あわせて、どの職員がどういった提案をして、どのような結果になったか」を把握することが可能になりました。「営業活動を『見える化』でき、優秀な成果をあげた職員を表彰する制度も導入できました。モチベーション向上も期待できます」。


今後の展望

蓄積したお客様情報を分析し
地域経済を活性化する提案に結び付ける

現在、同金庫様では、お客様情報を金庫全体で活用できる基盤をより強固なものとするため、渉外支援システムにより多くの情報を蓄積しています。「この渉外支援システムには完成形はない」とし、常に最新の情報に更新しながら、継続的に活用していくことで、その導入・活用効果をさらに高めていこうと取り組んでいます。 こうした取り組みは、訪問先で1台のタブレット端末で集金額やお客様情報の入力、印鑑照会、新規融資や各種ローンの提案などにも活用できるようにした「全国の信用金庫での先進事例」として多くの金融機関から注目されています。「お客様情報が蓄積されていけばいくほど、次には、そのデータをどう分析するかが重要になります。膨大なデータとの連携も視野に入れて、富士通エフサスには今後の提案をしていただきたい。より詳細な分析ができれば、地域の企業や個人の方々にとって、さらに効果的な提案ができるようになり、お客様の信頼度がさらにあがると思います」。すべては地域社会、経済の発展を支えるために。視線は常に前に向けられています。

サービス詳細

掲載日:2016年3月18日


盛岡信用金庫様
盛岡信用金庫 様
   
<所在地> 〒020-0871
岩手県盛岡市中ノ橋通1-4-6
<理事長> 佐藤 利久 氏
<従業員数> 296名(平成28年2月17日現在)
<ホームページ> http://www.morishin.co.jp

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本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材時のものであり、このページ の閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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