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導入事例レポート 株式会社山善様

株式会社山善様 仮想化による大規模サーバ統合で運用の効率化やコスト削減目標に適う。

工作機械や家庭機器の専門商社、株式会社山善様。事業拡大にともなって年々サーバ群が増加し、コストや運用工数の増加が課題となっていました。そこで富士通エフサスは、VMWareとSolarisコンテナによる仮想化で、219台のサーバを94台に集約。同時にストレージ13台とファイルサーバ29台を6台に集約することで、設置スペースとコストを大幅に削減し、運用・管理の効率化を実現しました。


導入までの背景

業務システムの効率化と全体最適を目的に「ITグランドデザイン」を策定。

株式会社山善 経営企画本部 情報システム部 開発課 ITプラットホーム担当課長 小西 保治 様

株式会社山善様は、工場設備などの「生産財」および住宅建材や家電製品などの「消費財」の専門商社です。扱う商材が多岐にわたるため、商品や物流管理のシステムは事業部ごとに開発し、それぞれ個別にサーバやハードウェアを導入してきました。そのため、事業規模の拡大、またIT化によるシステム規模の拡大にともなって、各事業部のシステムが肥大化していました。運用・管理のコストと負荷が増大し、またシステムのムダや重複も出てきていました。「全体のスリム化を図り、効率的なシステムを再構築する必要がありました」と山善様。そこで山善様では「ITグランドデザイン」を策定。これまで部門ごとの「部分最適」にとどまっていたシステムの全体最適化を図るべく、サーバ統合を始めとして、基盤ネットワークの刷新、データセンターの統合という3つのプロジェクトを同時に進行することとしました。まず昨年(2011年)、データセンターの統合を行い、2ヶ所にあったデータセンターを1ヶ所にしました。


導入以前の課題

  1. 増加したサーバの効率化・運用コスト削減
  2. メンテナンス環境の整備
  3. サーバの処理能力・安定稼働の確保
株式会社山善 経営企画本部 情報システム部 開発課 係長 山戸 智成 様

策定した「ITグランドデザイン」に従い、山善様ではサーバの統合にも着手しました。「統合前にはサーバ台数は260台ほどになっており、保守費用が大きな負担となっていました」と山善様。また機器導入のタイミングがバラバラで、メンテナンスの時期も統一できず、さらに導入から時間が経過しメンテナンスができない機器もありました。「メーカー・機種も多岐にわたり、運用面でもコスト・スキルの点でも負担になっていました」と山善様。業務におけるITシステムの重要性が増すにつれて、ネットワークのデータ通信量も増加、サーバの処理能力・安全性も課題になっていました。「運用コスト・負荷の削減、メンテナンスの課題解決、そして安定稼働するシステムの構築が急務でした」と山善様。サーバの統合による新しいインフラの整備が求められていました。


導入の概要

  1. VMWareとSolarisコンテナを活用したサーバ統合
  2. ストレージ13台とファイルサーバ29台を6台に集約
株式会社山善 経営企画本部 情報システム部 開発課 係長 渡邉 覚 様

これらの課題を解決するにあたって、山善様では「サーバの仮想化」というソリューションを当初からお考えでした。「今回の統合ではアプリケーションまでは範囲に含めず、サーバ機器だけを統合したいと思っていました。これまで使っていたアプリケーションや環境を変えずにサーバ統合をするということで、仮想化というソリューションをまず考えました」と山善様。山善様が要件定義書をまとめ、4社程での競合提案となりました。その中で富士通エフサスに決定した理由として、山善様では対応範囲の広さと体制をあげていらっしゃいます。「富士通エフサスからはVMWareとSolarisコンテナを活用し、WindowsだけでなくSolarisにも統合対応するという提案がありました。Solarisの仮想化実績があまりない他社さんには、対応は難しいだろうなと思いました」と山善様。また統合プロジェクト自体は1年の期間を見込んでいましたが、仕様策定や事前検証などにかける時間を考えると、実質的に統合作業に使えるのは5ヶ月くらいしかありませんでした。富士通エフサスには、これまでインフラの構築・運用で培ってきた信頼性があります。さらに富士通エフサスからは、富士通グループで連携した体制を提案されました「これまでのシステムを熟知していること、手厚い体制がとれること、この2点で、富士通エフサスの提案には魅力がありました」と山善様。さらに富士通エフサスからはストレージとファイルサーバを集約、設置スペースとコストを大幅に削減するという提案があり、こちらもあわせて実行する運びとなりました。統合作業は2011年10月以降2012年2月まで行われました。大規模な統合となりましたが、作業自体はスムーズに進みました。「事前準備が入念だったこと、富士通エフサスのSEの技術が高かったことがよかった」と山善様では評価していらっしゃいます。


導入の効果

統合による効率化だけでなく、運用フローの可視化・標準化も実現。

富士通エフサス 西日本本部 関西支社 流通ビジネス部 安本 誠

2012年4月から統合後のサーバで運用を開始しましたが、今のところ大きなトラブルはないと山善様。今回の統合で移行したのは約30システムで、統合後にもいくつかシステムを追加しているとおっしゃいます。「統合作業と同時に、運用・メンテナンスの一部を社内でできるようにと『スキルトランスファー』をお願いしました。統合によりシステム運用が標準化されたことに加え、スキルトランスファーの過程で運用フローが可視化されたため、ある程度のところまで社内でできるようになり、効率化が図れたと同時にトラブルも少なくなっています」とサーバ統合の効果を評価しています。これまでは様々なシステムがあるなかで運用・メンテナンスはどうしても属人化してしまい、人事異動などでブラックボックス化していく部分もあったとおっしゃいます。今回のサーバ統合で効率化が図れただけでなく、運用フローの可視化・標準化ができたことも大きな導入効果としてお考えのようです。


今後の展望

さらなる効率化・標準化と、仮想化技術を活用した業務改善を目指す。

富士通エフサス 西日本本部 関西サービス統括部 情報サービス部 北上 悟史

今後について、山善様では「まだ統合できていないシステムに関してはどんどん統合する方向で進めていきたいと考えています」とおっしゃいます。先述の「ITグランドデザイン」のもと、さらなる効率化と標準化を推し進めていきたいお考えです。また仮想化技術を活用し、シンクライアント化など業務改善にもつなげていきたいと考えています。そうした状況の中、富士通エフサスには「技術やシステムに要求されるニーズがめまぐるしく変化する中で、こちらの要望にタイムリーに応えていってもらいたい」と対応の幅とスピードに期待を寄せていただきました。

掲載日:2012年11月28日


株式会社山善様
<所在地> 大阪府大阪市西区立売堀2-3-16
<設立> 1947年5月30日
<代表取締役社長> 吉居 亨氏
<社員数> 2,273名
(連結 2012年3月31日現在)
<ホームページ> http://www.yamazen.co.jp/

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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