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導入事例レポート 株式会社 福邦銀行様

福邦銀行様 「エフサスグリーンファシリティソリューション」の導入で、最適なサーバルーム環境を産む。

地域経済の中心として日々多くの取引が行われる福邦銀行様。そのサーバルームには、システムの安定稼働と省エネルギー化を両立できる環境が求められます。そこで富士通エフサスは、サーバルームの室温などを調査・分析し、空調設備を最適化。運転効率を向上させ、消費電力とランニングコストを削減しました。


導入までの背景

震災後、節電と事業継続が課題となる中、サーバルームの空調更新時期を迎える。

福邦銀行 執行役員 事務部長 豊岡 英男 様

福井県福井市に本店を置き、北陸地方の地域経済を支えてきた福邦銀行様。2011年の東日本大震災の後、様々な金融機関が節電に取り組む中、福邦銀行様でも節電への意識が高まったとおっしゃいます。「特に機械室関係はかなりの電力量がかかっています。計画停電などの懸念もある中、消費電力をどう削減するかが新たな課題として持ち上がっていました。その一方で事業継続性(BCP)も課題となります。万が一、各拠点の電気がストップした時にどう対応すればいいのか。システムの危機管理も課題でした。発電機の準備なども検討課題として挙げられていました。」
そんな状況の中、福邦銀行様では、使用していたサーバルームの空調機の老朽化が課題となっていました。「止めてはいけない重要なシステムがありますので、なにか対策を、と考えていました。トラブルがあってからでは遅いですから」と福邦銀行様。節電と事業継続性を担保しつつ、サーバルームの環境を一新する必要がありました。


導入以前の課題

  1. サーバルーム内の空調機の更改
  2. サーバルームのランニングコスト削減
福邦銀行 事務部 事務集中グループ 課長 前田 康直 様

サーバルームの空調機更改に際して、福邦銀行様ではコスト削減の課題をお感じになっていました。「今の水冷式の空調が費用がかかっているという漠然とした印象はありました。ランニングコストはできるだけ抑えたいと思っていました」と福邦銀行様。直接の課題は空調機の老朽化と故障対応。ただ、その際に更なるコスト削減をしたいとお考えでした。富士通エフサスとは銀行システムの構築・運用を通じた付き合いがあり、システムやサーバを熟知しています。これまでは設備系の業務は担当したことはありませんでしたが、富士通エフサスからの申し入れで、福邦銀行様は提案を受けることにしました。「富士通エフサスには2012年1月にシステム更改業務を依頼しており、その過程でサーバルームの空調機の問題が出てきていました。弊社の状況を熟知した富士通エフサスなら最適な提案ができるのではないかと思い依頼しました」と福邦銀行様はおっしゃいます。


導入の概要

  1. サーバルーム内の電流および熱測定
  2. 熱流体シミュレーションによる可視化
  3. インバータエアコンとエアー搬送ファンの導入

サーバルームの空調設備更改提案にあたって、富士通エフサスでは、まずサーバルーム内の実際の電流、空調機の電流を測定器で全て測定しました。さらにサーバルームの30~40ヶ所の熱も測定しました。その測定結果を使い「熱流体シミュレーション」という手法で、空気の流れと温度をシミュレーション。最適な空調の設置場所を算出すると同時に、エアー搬送ファンを使って空気を動かすことによるさらなる最適化を提案しました。
新しいインバータ式の空調機とエアー搬送ファンを導入すると、消費電力量は従来の半分以下になるというシミュレーション結果を、数値とイメージ図で可視化してのご提案でした。「今ある水冷式の空調機が、同等レベルの性能を持つ空冷式に変わるだけだろうというイメージでいたので、驚きました」と福邦銀行様は振り返ります。「部屋全体の空気の流れとか温度管理とかをしっかり事前に調査、熱だまりを指摘していただき、全体を見ていただけるんだなと感心しました。単にものの入れ替えだけではないんだなと思いました」とおっしゃいます。提案時には「そこまでするんだ」という戸惑いもあったそうですが、「私たちの予想・期待をいい方向に裏切ってくれた」と評価いただきました。
もう一つご評価いただいたのは、データと図解によるわかりやすい提案、という部分でした。「どうしてもそれなりの投資になるので、費用対効果は社内にしっかり見せないといけません。事前に部屋の中の環境を調査してもらった時に、導入効果の試算をしっかり金額まで数字で捉えた形でしていただいたので、それをもとに内部手続きをスムーズに行うことができました」と福邦銀行様。「空気」という眼に見えないものの改善提案でしたが、数値やイメージ図で「可視化」することで、社内での共有がスムーズにいったと振り返ります。


導入の効果

消費電力量30%削減。静音化、安定稼働も実現。

富士通エフサス 中部本部 北陸支社 福井支店長 奥野 重機

福邦銀行様に新しい空調設備が導入されたのは2011年12月の終わり頃。これまでフルに稼働したのは、およそ3ヶ月間。ここまでの効果は大きなものであったと福邦銀行様には高く評価して頂きました。「導入後、サーバルームのある建物、事務センター全体の消費電力量が30%削減できました。削減効果の高さにも満足していますが、削減の値が富士通エフサスが提案時に試算した数字の通りであることにも驚いています」と福邦銀行様。また、コスト削減以外の効果も感じていらっしゃいます。「導入して初めてわかったことですが、サーバルームの中が静かなんです。仕事に集中できる環境ができました。以前の空調機は長い間使っていたから慣れていたのですが、更改してみて改めてこんなに静かになるんだと実感しました。24時間フル稼働している中でもサーバルームの中は快適で、温度管理はしっかりできている」とのこと。以前はどうしてもサーバの後ろが熱くなっていましたが、新しい空調の導入で随分軽減されているそうです。安定感も増して、担当者様からも「やりやすくなった、安心した」との声を頂戴しました。


今後の展望

ランニングコスト、目に見えないコストを可視化して、より効率的な更改・調達を。

富士通エフサス 中部本部 北陸支社 福井支店 坂井 明

今回の空調機の更改を機に、福邦銀行様では今後の調達の考え方にさまざまな可能性を見出しています。「いろんな機器を使っている中で、年数が経過すると、トラブルや老朽化などさまざまなケースが発生するもの。これまで入れ替えとなると、初期費用等は検討するが目に見えないコストまでの検討はなかなかできていませんでした」と福邦銀行様。今後はそうした目に見えないコストも検討材料にしていきたいとお考えです。その中で富士通エフサスには、これからも今回のようにコストや効果を、目に見えて検討しやすい形で行なってほしい、と期待を寄せていらっしゃいます。

エフサスグリーンファシリティソリューション

掲載日:2012年10月15日


株式会社福邦銀行様
<所在地> 福井県福井市順化1丁目6番9号
<創立> 昭和18年11月5日
<頭取> 東條 敬氏
<従業員数> 545名(2012年3月末現在)
<ホームページ> http://www.fukuho.co.jp/

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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