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導入事例レポート 東北インフォメーション・システムズ株式会社様

東北インフォメーション・システムズ株式会社様 基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」と仮想化技術の組み合わせにより堅牢かつ安定性の高い情報インフラ基盤を低コストで構築

東北電力グループのIT企業として、グループはもちろん、一般法人向けのシステム開発を手がける東北インフォメーション・システムズ株式会社(以下、TOiNX)様。同社がクライアントから受託した情報管理システムを開発するにあたり、信頼性に優れた富士通製基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」と仮想化技術を組み合わせた構成を提案。ハードウェアの冗長性を活用した高可用性と、コスト効率を両立したシステムを短期間に構築し、ユーザーのニーズに応えています。


導入までの背景

人材派遣健康保険組合様向け情報管理システムのリプレース

東北インフォメーション・システムズ株式会社 法人ソリューション事業部 ソリューションサービスグループ マネージャー 廣政 工昭 様

TOiNX様において、東北電力グループ向けおよび一般法人向けのシステム開発を手がける法人ソリューション事業部。同事業部では、主要クライアントのひとつである人材派遣健康保険組合様の情報管理システムの開発とサポートを、パートナー企業の公益財団法人日本生産性本部(以下、日本生産性本部)様の依頼の元、請け負っています。
具体的には、電子認証局の運営は日本生産性本部様、業務アプリケーションの開発は日本生産性本部様とTOiNX様、インフラ基盤の構築はTOiNX様と富士通エフサスが共同で担当。インターネット・データセンター(iDC)を用いたシステム運用と、電子認証局基盤の構築・運用はTOiNX様が行っています。このiDCは、東日本大震災でも止まることなく安定稼働した堅牢な設備です。
こうした状況の中、2001年から開発および保守・運用を手がけてきた人材派遣健康保険組合様の情報管理システムが、2011年末で保守期限切れを迎えることになり、次世代に向けたシステム提案を求められました。


導入以前の課題

  1. マルチベンダー構成の解消
  2. 堅牢性の高いシステム構築
  3. 導入コストと運用コストの削減

東北インフォメーション・システムズ株式会社 法人ソリューション事業部 ソリューションサービスグループ 上級主任 白川 雅洋 様

東北インフォメーション・システムズ株式会社 プラットフォーム・ソリューション事業部 プラットフォーム技術グループ 主任 松田 英記 様

システムのインフラ基盤を提案するにあたり、TOiNX様はまず既存環境の問題点を洗い出しました。その中で、課題のひとつとなっていたのが、サーバ機器のマルチベンダー構成です。既存システムの環境は、富士通製サーバと他社製サーバが混在し、運用効率の低下を招いていました。そこで、次世代ではベンダーを1社に統一することを望んでいたといいます。
また、高い可用性の確保も重要なシステム要件でした。「リプレースするシステムは、人材派遣健康保険組合様において、組合加入者様の各種情報をやり取りするための、重要度の高い業務基盤です。そのため、システム障害が発生しても長時間のダウンを招く心配のない、堅牢性の高いシステムが要求されました」とTOiNX様。
さらに、人材派遣健康保険組合様へのシステム提案は、複数ベンダーとのコンペとなる事情もあり、導入コストと運用コストの削減が求められていました。


導入の概要

  1. メインフレームに匹敵する高信頼性IAサーバ「PRIMEQUEST」の採用
  2. 仮想化技術の採用によるサーバ集約
  3. 外部ストレージからOSブートを実行する「SANブート構成」の採用

富士通エフサス 東北支社 情報サービスビジネス部 望月 暢宏

富士通エフサス 東日本本部 ビジネス推進統括部 ソリューション技術部 佐久間 武

インフラ基盤の構築に際し、TOiNX様はサーバを富士通製品で統一することを決定。富士通エフサスとともに安定性の高いシステム構成を検討しました。富士通エフサスをパートナーに選定した理由をTOiNX様は「2001年のシステムの導入時から、10年以上にわたる実績を評価しました。IT機器の展示会などを通して最新の技術情報を提供していただいたり、私たちの要望に対して迅速なレスポンスをいただいたりと、スピード感を持ってサポートいただいたことが信頼につながっています」とおっしゃっています。
可用性を確保するためにTOiNX様が採用したサーバは、富士通の基幹向けIAサーバ「PRIMEQUEST(プライムクエスト)」です。PRIMEQUESTは、メインフレームに匹敵する高い信頼性を確保したサーバで、基幹システムやデータベースサーバといったミッションクリティカルな用途で利用されています。TOiNX様は仮想化技術を用いて複数のサーバをPRIMEQUESTに集約する構成とし、サーバコストの削減を図ることにしました。
また、システムの信頼性を高めるために、OSブートを外部のSANストレージから実行する「SANブート構成」を採用。サーバ障害時でも速やかに予備サーバに切り替えて、外部ストレージからOSの再ブートができる構成としました。HA構成は1台のPRIMEQUEST内をシステムボードで二重化し、OSライセンスのコスト削減を図っています。
導入についてTOiNX様は「PRIMEQUESTの採用は当社にとって初めての試みです。メインフレームと同等の性能を持つPRIMEQUESTには高価なイメージもありますが、コスト負担の少ないローエンドモデルを選択し、仮想化構成やSANブート構成などと組み合わせることで、低価格ながら可用性の高いシステムを構築することができました」と振り返ります。


導入の効果

  1. 高信頼システムの短期構築
  2. エンドユーザーのコスト削減
  3. 消費電力の削減
  4. 運用・保守性の向上

PRIMEQUESTによるシステム構成を人材派遣健康保険組合様に提案したTOiNX様は、複数ベンダーによるコンペを経て、次世代の情報管理システムの構築を日本生産性本部様とともに受託。2011年8月と9月の約2カ月間でインフラ構築とアプリケーション等システム移行を終え、無事稼働させました。
導入の効果についてTOiNX様は「信頼性の高いシステムを、低コストで実現したことが、人材派遣健康保険組合様から評価され、引き続きパートナーに選定していただきました。仮想化技術を採用して物理サーバの台数を1台に集約した結果、消費電力量の削減も実現し、電気代節約や環境維持にも貢献しています」と実感していらっしゃいます。
運用面でも確実に効果が現れています。「堅牢性が高く、壊れにくいPRIMEQUESTを採用したことで、保守作業の軽減が図れるようになりました。現時点でハードウェア故障やサーバ障害は発生していませんが、安心材料につながっていることは間違いありません。障害発生時は富士通のサポートセンター1カ所に連絡すれば、ハードウェアに関する問題のすべてに対応していただくことができます」とTOiNX様。


今後の展望

PRIMEQUESTや仮想化技術を用いたインフラ構築の拡

TOiNX様は「富士通エフサスからは、優秀で信頼できるSEをアサインいただきました。開発中は富士通エフサスのSEや営業担当者と密にコミュニケーションを取り、両社の認識を合わせながら進めたことで、スムーズな導入につながっています」とプロジェクト全体を評価していらっしゃいます。
今後は今回の構築実績をベースに、法人ソリューション事業部のビジネスを拡大していく構想です。「PRIMEQUESTによるインフラ構築は初めての試みでしたが、他のビジネス案件でも活用できる手応えを得ることができました。仮想化技術を用いた本番環境の構築に関して、今回のプロジェクトを通して得た知見は少なくありません。今後はPRIMEQUESTや仮想化技術を用いた開発を自社のビジネスにフィードバックしていきます」とTOiNX様。そして富士通エフサスに対しても「今後も継続的な情報提供と技術支援を期待しています」とおっしゃっています。

掲載日:2012年8月20日


東北インフォメーション・システムズ株式会社様
<所在地> 宮城県仙台市青葉区
中央二丁目9番10号 セントレ東北
<代表者> 取締役会長 石塚卓美 氏
取締役社長 早坂栄二 氏
<設立> 2001年7月1日(合併)
<資本金> 9,680万円
<従業員数> 665名 (平成23年7月1日現在)
<事業内容> 情報システム構築、電子認証サービス、CALS/EC導入支援サービス、iDC(インターネット・データセンター)、運用アウトソーシング、人事労務業務支援、健康管理業務支援、インターネット関連、情報機器・サプライ販売
<ホームページ> http://www.toinx.co.jp/

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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