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導入事例レポート スルガ銀行株式会社様

スルガ銀行株式会社様 富士通製統合コラボレーションツール「Teamware Collaboration Suite」によりイントラシステムとのシームレスな連携を実現し部署を超えた横断的情報共有基盤を構築

静岡県、神奈川県、首都圏を中心に個人のお客様を対象としたリテールビジネスを展開するスルガ銀行株式会社様。同社はグループウェアのサポート切れを機に、富士通製グループウェアにMicrosoft office SharePoint Server 2007を組み込んだ統合コラボレーションツール「Teamware Collaboration Suite(以下TWCS)」を導入。イントラネットとのシングルサインオンと、システム間の横断検索を実現し、社内の情報共有環境を強化しました。


導入までの背景

部署・部門を超えたコミュニケーションの強化

スルガ銀行株式会社 システム部 システム企画 企画グループ 審議役 相澤 隆志 様

"コンシェルジュバンク"をめざして、リテールバンキングに特化した戦略を推進するスルガ銀行様。営業エリアを地元周辺に限定する地方銀行と異なり、静岡や神奈川エリアから首都圏を含めた全国主要都市にまで幅広く展開するほか、インターネットバンキングにも注力し、多彩なインターネット支店を開設されています。
営業エリアが広範囲にわたるスルガ銀行様にとって、社内間のコミュニケーションは何よりも重要です。特に近年、旧来のE-mailや電話に加え、ブログやSNSなど新たなコミュニケーションツールが登場。情報共有の手段に変化が現れ、横同士のコミュニケーションを活発化する機運が高まりつつあります。このような背景の中、スルガ銀行様が長年利用してきた他社製グループウェアがサポート切れを迎えました。


導入以前の課題

  1. 他社製グループウェアのサポート切れに伴うシステムリスク
  2. ポータルと Lotus Notes/Domino の二重ログイン
  3. システムや掲示板単位の検索機能による検索効率の低さ
スルガ銀行株式会社 システム部 システム企画 企画グループ アシスタントマネージャー 纐纈 容子 様

スルガ銀行様が、既存の他社製グループウェアを使い続ける中で、いくつかの課題がありました。まず、他社製グループウェアのサポートが切れたことから、システムエラーが頻発し、最悪の場合、修復不可能な状況が起こりかねない状況が発生します。また、他社製グループウェア画面とイントラネットのポータル画面は独立しており、社員はポータルと他社製グループウェアそれぞれにログインしなければならないといった使い勝手の悪さが顕在化していました。
さらに、社内の情報共有基盤として活用するうえでも不便な点があったといいます。「各システムや掲示板に検索機能はあったものの、システムを横断した検索ができず、必要な情報にたどり着くまで時間がかかりました。例えば、新入社員が新商品に関する情報を知りたいと思ったときも、どの部署の掲示板を見ればいいのかわかりません。更新状況も部署ごとに差があり、ある部署は最新の情報、ある部署は数年前の情報といったように、正しい情報を得るのに時間がかかっていました」とスルガ銀行様は振り返ります。


導入の概要

  1. 富士通製統合コラボレーションツール「Teamware Collaboration Suite」の導入
  2. SharePointによるポータルの構築
  3. 他社製グループウェア 機能の一部Web化

富士通エフサス 中部本部 ビジネス推進統括部 ソリューション技術部 プロジェクト担当課長 大黒 雅斗

富士通エフサス サービスビジネス本部 ミドルウェアソリューション統括部 プロジェクト課長 太田 裕子

こうした状況を改善するため、スルガ銀行様は次期グループウェアへの移行を決断。複数ベンダーの中から、富士通エフサスが提案した「TWCS」を採用します。TWCSは、SharePoint Server 2007を組み込んだ統合コラボレーション製品で、メールやスケジュールといったTeamWAREの基本機能のほか、SharePointによる情報ポータル、コミュニケーション機能、ワークフロー、統合検索など、情報統合に必要な機能をすべて有しています。既存の他社製グループウェア機能で移行が困難なものに関しては、Internet Explorerで表示できるようにWeb化し、延命措置を施しました。
富士通エフサスの選定についてスルガ銀行様は「グループウェアに関するノウハウと実績が豊富で、技術力に優れていると判断しました。また、富士通エフサスは当社の営業店システムやネットワーク構築などを手がけてきた実績があり、当社のインフラ環境を熟知していることもポイントになりました」とおっしゃっています。
2010年6月に着手した開発プロジェクトは、1年以上の月日をかけ2011年8月にカットオーバーし、SharePointを核とした新しいポータルサイトに移行しました。今回のプロジェクトは、非常に大規模なシステム改修となるため、要件定義フェーズでは、約3カ月の期間をかけてFit&Gapを実施。785件におよぶ検討項目について、サービス品質チェックシートに基づいた要件確認シートを作成し、網羅的に検討しました。
その後、最終的な「要件定義書」としてドキュメント化して設計工程に移行します。「設計段階では、SharePointを使った掲示板の作成方法などを、富士通エフサスからスキルトランスファーしていただき、社内で実装できる体制を整備しました。当初は、他社製グループウェアからTWCSに移行することに不安を抱いていましたが、富士通エフサスに移行するDBを整理していただいたり、質問に対して的確な回答をいただいたりした結果、安心して進めることができたと思います。データ移行ツールについても、使い方をていねいに教えていただき、スムーズに移行できました」とスルガ銀行様。一方で、他社製グループウェアのWEB化については、予想以上の苦労があったといいます。それは、他社製グループウェアのクライアント・サーバー型アプリケーションを単純にWEB化するだけの対応でしたが、個別にカスタマイズしているプログラムの改修テストが、業務に即したアプリケーションの動きを理解していないと非常に困難であるという事実がテストの段階になって判明したことです。そのため、納期を最小限延伸し、品質を高めるためのリカバリープランについての協議を重ね、ヒアリングによる仕様理解とそれに基づく基本テスト項目の策定と、テストを集中的に実施しました。その対応は、「他社製グループウェアに詳しいSEさんが粘り強く対応していただき、無事乗り切ることができました。」との評価をいただいております。

図1:システム利用イメージ

図2:システム構成概要


導入の効果

  1. シングルサイオンの実現
  2. 横断検索の実現
  3. 利用者情報の更新作業の自動化

新ポータルにより、イントラネット、TWCS、他社製グループウェアのWeb画面へのログインが1カ所に統合され、利用者の利便性は飛躍的に向上しています。課題であった情報検索についても、複数システムに跨った情報を横断的に検索できるようになり、利用者は欲しい情報にたどり着きやすくなりました。導入から2カ月が経過した現在(取材時)、定量的な効果測定は行っていないものの、利用者の反応は上々といいます。
新ポータルは、システム部門にもメリットをもたらしました。従来まで、社員の人事異動で発生する利用者情報(ID情報)の更新作業は、システム部の運用担当者が手動で行っていました。新ポータルでは、人事データを元に、イントラネット、TWCS、他社製グループウェアの3つの利用者情報を一括して自動更新できるようになり、運用効率が向上しています。「月に2回行っていた手動更新作業がなくなり、体力的にも精神的にも楽になりました。3つのシステムの整合性を維持しながら自動で更新できるので、安心感があります」とスルガ銀行様。また、旧グループウェアでは、操作方法の照会等のヘルプデスクへの問い合わせが多く寄せられていましたが、統合管理型のポータルに切り替えた結果、移行当初は多かったシステム部への問い合わせも減りつつあるといいます。


今後の展望

携帯電話やスマートフォンなどへのモバイル対応

グループウェアの課題解決に成功したスルガ銀行様では今後、他の社内システムとの連携を深めていく構想をお持ちです。外出先や出向先から情報にアクセスしたいという社員の要望に対応するため、携帯電話やスマートフォンからアクセスできるモバイル対応も検討中です。「従来のクライアントサーバ型グループウェアから、Web型ポータルに移行したことで、モバイル対応へのハードルは下がっています。今後はセキュリティを確保しながら、外出先などの社外からのアクセス機能を強化していきます」とスルガ銀行様。富士通エフサスに対しては「ポータルに対する継続的な情報提供を期待するとともに、運用面での協力もお願いします」とお話いただきました。

掲載日:2012年1月19日


スルガ銀行株式会社様
<所在地> 静岡県沼津市通横町23
<代表取締役社長兼CEO> 岡野 光喜 氏
<創立> 1895年10月19日
<資本金> 300億4,300万円
<事業内容> 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など
<ホームページ> http://www.surugabank.co.jp/

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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