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導入事例レポート JA四万十様

オンラインキャッシャ(現金処理機)を導入し、窓口業務の人員の適正配置とセキュリティ向上を実現しました。


四国最長の長さを誇り、日本三大清流のひとつとして有名な四万十川。その四万十川の中流域に位置し、東南部を土佐湾に面した四万十町。肥沃な大地の恵みを受け、仁井田米(にいだまい)やミョウガ、生姜、ニラ、ピーマンなどの野菜、肉牛や肉豚、鶏卵などの畜産物を多数生産している高知県下でも有数の農産地です。特に、四万十町(旧窪川町)でとれる『仁井田米』は、四万十川の美しい水とこの地域の寒暖の差が産んだ非常に美味しいお米で、高知県民に広く愛されています。
四万十農業協同組合様(以下JA四万十様)は「生命産業としての農業の発展」と「心豊かな共生と共同の郷(さと)づくり」を基本理念とし、協同組合運動の推進を通じて、地域に貢献する活動を行っています。そのJA四万十様が直面したのが、支所統合による信用業務負担の増大。それを解決したのが、富士通エフサスが提案したオンラインキャッシャ(注)を使った窓口業務フローの改善案でした。今回は、導入の背景から実際の効果までをご紹介します。

(注)オンラインキャッシャ:現金処理機(OTM)


導入までの背景

支所統合により信用業務の負担が激増

四万十農業協同組合 信用課 課長 上澤 哲猪様

JA四万十様は、組合員や地域住民のニーズに応えるべく、信用事業、共済事業、営農事業、購買事業、販売事業、生活事業と非常に幅広い事業活動を行っています。
そのJA四万十様が店舗戦略のひとつとして、店舗の統廃合を行ったのが平成20年3月のこと。JA四万十様の本所には、3支所を統合した影響で現金を扱う信用事業の窓口事務が集中化しました。本所の窓口に来店されるお客様は、従来の1日平均50~60人から、1日平均130人、ピーク時は1日200人まで激増。コンプライアンス上、現金のチェック体勢を強化する必要もあって、信用窓口業務の人員を1名増員して対応し、窓口以外の業務を残業してカバーしなければいけない状態にありました。
「信用業務は、絶対にお金の過不足があってはいけません。集中して業務に取り組む必要があるため、来店数が増えた店舗統合直後は非常に大変でした」とJA四万十様。より少ない人員で、確実に現金の過不足が発生しない業務フローを構築する必要がありました。


導入以前の課題

  1. 現金の二重チェックを機械化し人員の適正配置を実現したい
  2. お金の過不足が発生しない、より厳正な現金処理を実現したい
四万十農業協同組合 信用課 推進班 班長 広田 洋子様

信用業務では、昨今の監督官庁の指導強化などもあって、高いセキュリティの元での厳正な現金処理が求められています。JA四万十様も例外ではなく、現金の二重チェックを行い、過不足なく現金を扱う体勢を構築していました。しかし、従来の業務フローでは専任の出納係を1名おく必要があり、増加した窓口業務に対して人的チェックで現金の過不足をなくすためには、増員して対応する必要がありました。JA四万十様は町の指定金融機関であるため、各種税金や公金の収納といった非常に煩雑で細かなお金を扱っています。そのこともあって、信用業務には高い集中力が必要とされていました。
支所統合で集中した現金取り扱い業務を少ない人員で行うために、「現金のチェックを機械化したい」と考えたJA四万十様。そこで、オンラインキャッシャを先に導入していた高知県内の農協に研修に行くなどの研究を重ね、オンラインキャッシャの導入を決定されました。


導入の概要

  1. オンラインキャッシャを導入し現金処理を厳正化
  2. 一線窓口で受付~処理~出納を完結させる業務フローを構築

富士通エフサス 高知支店 廣瀬 征一朗

JA四万十様の窓口は、カウンターに面する一線と後方の二線にわかれており、二線後方に出納係とJASTEM(注)にオンライン接続されている窓口端末が配置されていました。従来の業務フローでは、カウンターで処理を受け付けた窓口係が後方に移動し二線にあるJASTEM端末で処理を行い、出納係が専任で現金を管理。出納係と窓口担当者の二重チェックにより現金を確認する、というやりとりを行っていました。
この従来の業務フローでは、カウンターと二線後方を現金を持った人が行き来しなければならず、非効率でした。また、手元現金による運用のため、セキュリティにも不安があり、出納係は専任で置く必要がありました。現金の勘定もすべて手作業のため、現金の確認作業にも時間と手間がかかるなど、様々な問題がありました。
そこで、オンラインキャッシャを導入して、オンラインキャッシャとJASTEM窓口端末をカウンター前の一線に置き、受付~端末処理~出納をすべて窓口で完結するレイアウトに変更して、業務フローを大幅に改善しました。
オンラインキャッシャの導入にあたっては、JA四万十様の窓口スペースが狭いという課題もあり、富士通エフサスの担当者がカウンターサイズや警報機の位置を細かく計測。最も効率よく業務をこなすための最適レイアウトをご提案しました。

(注)JASTEM:JAバンクの勘定系オンラインシステム


導入の効果

  1. 受付から出納までを一線完結し、処理のスピードアップと窓口業務の人員の適正配置を実現
  2. オンラインキャッシャによる厳正な現金処理で現金の過不足を皆無に

JA四万十様は、オンラインキャッシャを導入しレイアウトを変更することで、少ない動線で業務を完結する業務フローを構築。窓口で受付から端末処理、オンラインキャッシャによる出納が完結するため、処理のスピードアップを実現しました。これにより、顧客サービス品質の向上も図れています。
オンラインキャッシャを導入したことで、端末入力と現金計数が連動し、処理の堅牢性が向上。現金による運用からオンラインキャッシャに変更したことで、セキュリティの向上と厳正な現金処理が実現しました。「オンラインキャッシャを導入してから約5ヶ月。その間、現金の過不足は一度も発生していない」とのこと。
また、専任の出納係が1名必要でしたが、オンラインキャッシャ導入後はこの人員の適正配置に成功。窓口にオンラインキャッシャを挟んで2台の端末を置き、2名の窓口担当者で日々の信用業務を行う体勢が構築できました。
窓口業務を効率よく行うためには端末やオンラインキャッシャ、プリンタの配置など様々なノウハウがあります。新レイアウトの変更に当たっては、富士通エフサス担当者が窓口を実際に担当する方に使い勝手を確認してもらいプリンタの角度を微調整するなど、最適な配置をご提案しました。窓口業務担当者によれば「人の動きが少なくなり、スムーズに窓口業務が行えています。オペレーターから問題点などもあがってきていません」とのこと。
オンラインキャッシャ導入とレイアウト変更にあたっては、JA四万十様にもご協力いただき、十分な事前準備を行ってスムーズに導入を行うことができました。JA四万十様より「富士通エフサスの担当者には本当によくがんばっていただいた」と、嬉しいご評価をいただいています。


今後の展望

是非他の農協などにもオンラインキャッシャを活用した業務改善を広めて欲しい

今回のオンラインキャッシャ導入によるレイアウト変更により、高い効果を上げたJA四万十様。今後も富士通エフサスに業務効率向上などに関する情報提供を期待されているとのこと。同様の課題を抱える農協様や金融機関様も多く、JA四万十様は「是非オンラインキャッシャを活用した業務改善を他の農協などにも広めて欲しい」と、その有効性を高くご評価いただいています。

掲載日:2009年6月29日


四万十農業協同組合様
<所在地> 高知県高岡郡四万十町榊山町586-2
<代表> 代表理事組合長
中嶋 敏親 氏
<設立> 1999年
(合併により四万十農業協同組合に改称)
<組合員数> 5,693名
<職員数> 137名
  (2008年3月31日現在)
<ホームページ> http://www.shimanto.ja-kochi.or.jp/

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

【お問い合わせ】

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