チョンホ コムネット社(韓国)との事業提携について
“同社へのメカモジュールの供給による韓国市場・グローバル市場販売拡大を目指して”
富士通フロンテック株式会社(本社:東京都稲城市 代表取締役社長:海老原 光博、以下フロンテック)は、韓国の金融関連機器の販売会社であるチョンホ コムネット社(英語名:Chungho ComNet Co.,Ltd.、本社:韓国ソウル市 代表理事:姜 大榮(カン デヨン)、以下チョンホ社)と、韓国及びグローバル市場におけるメカモジュール販売拡大のため、事業提携について5月27日に合意致しましたので、お知らせいたします。
2011年5月30日
本合意に基づき、フロンテックは韓国子会社FKM株式会社(以下、FKM)の普通株式全株(発行済み株式総数の100%相当)をチョンホ社に売却し、チョンホ社が保有するチョンホ社普通株式のうち、発行済み株式総数の10%相当を取得いたします。
本合意により、FKMとチョンホ社、両社の企業力を集約することによるシナジー効果と、フロンテックから主要メカモジュールを供給することによって、差別化された高品質な製品とサービスを、お客様に提供することが出来ると確信しております。
1.提携の目的
1)富士通フロンテックの目的
当社は、韓国市場においてこれまで100%子会社であるFKMを通じてATM事業を展開して参りましたが、競争が激化する市場環境の中でビジネスを積極的に主導、拡大するために、チョンホ社と提携することで強い企業を造り上げ、韓国での販売拡大と顧客に対する高品質サービスを強力に推進致します。
2)チョンホ社の目的
チョンホ社は今回の合併をきっかけに、両社の研究力および技術支援や営業力を強化して、新しい製品を開発、供給することにより、韓国内の金融端末(自動機、営業店端末関連)市場の発展に寄与する立場を確立するものです
同社が、これまで積極的に取り組んでいる、中国をはじめとしたグローバル市場におけるATM事業に対しても、フロンテックの豊富なメカモジュールを供給することでグローバル市場での販売拡大にも繋げて参ります。
2.会社概要
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1)FKM社の概要 |
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【社名】 |
FKM Co., Ltd. |
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【代表者】 |
代表理事社長 沈 載琇(シム ジェースー) |
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【設立年】 |
1998年 |
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【所在地】 |
大韓民国 ソウル市 |
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【従業員数】 |
208名 |
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【資本金】 |
43億ウォン(富士通フロンテック株式会社100%出資) |
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【売上】 |
2010年度 約283億ウォン(約21億円) |
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【事業内容】 |
流通・金融機関向け自動端末機(CD・ATM)の開発、製造、販売、保守 |
2)チョンホ コムネット社の概要 |
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【社名】 |
青湖コムネット社(チョンホ コムネット社) |
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【代表者】 |
代表理事 姜 大榮(カン デヨン) |
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【設立年】 |
1977年 |
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【所在地】 |
大韓民国 ソウル市 |
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【従業員数】 |
600名 |
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【売上】 |
2010年度連結売上高の実績は約890億ウォン(約66億円) |
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【連結純資産】 |
1,080億ウォン(約78億円) |
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【事業内容】 |
1)金融端末(自動機、営業店端末関連)事業 |
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ATM、CDP、公課金受払機、Kiosk、窓口端末機、貨幣処理機、MICR小切手印字機、貸与金庫など |
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2)IPS事業 |
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中大型MICR/OCR読取・分類機、イメージ処理システム、各種イメージ処理関連SI事業など |
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3)金融VAN事業 |
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金融端末(自動機、営業店端末関連)事業を基盤にしたコンビニエンスストア、ディスカウントストア及び各種公共の場所への自動化機器の設置運営、所在管理、現送、管理事業など |
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4)システム事業 |
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HOSTのMainframe、Server、Storage、Solution Si事業などにわたり金融機関等で使用される製品を供給しています。 |
日付: 2011年5月30日
会社名:
富士通フロンテック株式会社,
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