物販・専門店向けPOSシステム「TeamStore(チームストア)/S(エス)」を販売開始

近年、POSシステムは、経験の浅いオペレーターの方の即戦力化や環境への配慮、安心・安全な店舗運営の実現など、新たなニーズが高まっています。

富士通フロンテックは、このような小売業におけるニーズの変化に対応し、業界における豊富なノウハウをもとに、株式会社富士通システムソリューションズ、および株式会社富士通北陸システムズと共同で、物販・専門店向けPOSシステム「TeamStore/S」を新たに開発し、富士通と販売を開始します。

本製品は、3月9日から12日まで東京ビッグサイ トで開催される第26回流通システム総合展「リテー ルテックJAPAN2010」の富士通グループブースに出展します。

【「TeamStore/S」の主な特長】

1. 簡単・やさしいPOSシステム

情報の優先度を考慮した文字サイズや、操作ボタンの集約、明快な色使いで操作を誘導することで、直感的でわかりやすい操作性を実現しました。マイナス取引（お客様が購入した商品を返品したり、取引自体を取り消したりする場合）では、背景色を赤く変更し、視覚的に注意を促すため、操作上のミスを防止します。

2. 環境への配慮

「TeamStore/S」は、本部集中型のリアルタイム通信機能を搭載し、複数の店舗のPOSデータを一箇所で管理することができます。この機能により、従来店舗閉店後の夜間に処理していた売上データ等の本部への送信を日中にリアルタイムに行うことができ、夜間のPOS起動を抑制します。これにより、電力消費量を大幅に削減できます。

例えば、POS端末150台の専門店の場合、ブロードバンド回線の常時接続により、夜間バッチが不要になることで、各店舗のPOS端末は営業時間のみの電源投入で運用可能です。この電力節減と、電子ジャーナルの活用による紙ジャーナルの削減などを合わせると、従来システムと比較してCO ²排出量を約45.1%削減できます。（富士通グループ試算）

3. 店舗運営の「安心・安全」への貢献

商品メッセージによる接客指示や、担当者権限による適切な商品取扱いにより、店舗でのトラブルを未然に回避します。また、万が一、ネットワークやサーバが停止しても、商品マスタや売上データをPOS端末内部に保持しているため、POS端末単独で売り場の運用を続けることが可能です。