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那珂市立図書館様

カードレスでいつでも気軽に立ち寄れる図書館を目指して

[ 2008年10月20日掲載 ] / icon-pdf 印刷用 PDF版ダウンロード(3,844KB)

那珂市立図書館外観

2006年10月15日、世界で初めて、図書館システムに非接触型の手のひら静脈認証技術を採用した那珂市立図書館様が開館しました。利用者カードがなくてもカードレスで図書を借りるなどのサービスを受けることができるとあって、内外の注目を集めています。さらに中学生以上としていた手のひら静脈の登録を、2008年4月からは小学生にも拡大し、さらに利便性を高めた那珂市立図書館様を訪ねました。

【導入事例概要】
業種 公共サービス
製品 PalmSecure (非接触型 手のひら静脈認証)
用途 本人確認
【導入事例概要】
利用者カードを忘れると図書を借りるなどのサービスが受けられず不便
矢印
図書貸出しのカードレス化を実現

3つのポイントに絞り検討

那珂市立図書館総務係主幹小泉周司様

市民の皆さんが気軽に立ち寄れる図書館を目指したと言うのは総務係主幹小泉周司様です。
「1つめに図書館を明るいイメージにし、また来たくなる図書館作りを行っています。2つめは、利用者の利便性を考えICタグによる資料管理を行っています。そして3つめは、いつでも気軽に立ち寄れることを実現させるため、従来の利用者カードではなく、手のひら静脈認証を利用し、カードレスで図書館を利用できるようになっています」
図書やCDなど資料管理にICタグを採用した那珂市立図書館様、実は利用者カードの方もICカードを採用しようということになっていたと言います。
「ICカードは単価が高い、しかしかなりの情報量が書き込めますが、紛失した場合、利用者情報が漏れる恐れがあるということで実は利用者コードしか書き込んでいません。そうなると高価格・高機能のIC機能を図書館として求めていない、あくまでも個人の情報は図書館のデータベースに持ち、窓口にお越しになった方が誰なのかという情報を導くためのキーでしかない。ならば、カード以外でも良いのではないか、カードレスということで検討を始めました。しかし一口にカードレスとは言うものの、カード社会ですので簡単には見つかりません。そこで3つのポイントに絞り検討を始めました。

  1. 本人確認の確実性
  2. セキュリティの確立
  3. 利用者の利便性

以上の3点がクリアされることを条件に我々はさらに検証しました」

図書館に向く生体認証

図書館フロア天井が高く、自然光がたくさん入って明るいフロア

3つの条件を満たすものを探すのは大変だったと振り返ります。そんな中、手のひら静脈認証を採用した銀行のCMを見て思ったそうです。
「銀行の場合はパスワードに代わるセキュリティ強化という面で採用されたかと思いますが、それを本人確認の手段として使えないかと生体認証に着目しました。ただ、生体認証もいろいろあり、図書館にとって採用しにくいもの・・たとえば虹彩認証、装置が大きく高価なものは難しい。筆跡や声紋になりますと窓口に来て書いてもらったり、声を出すものは不向きであると思いました。そこで静脈であれば図書館に向くのではないかとさらに検証を進めました。2005年当時、生体認証をセキュリティ強化ではなく本人確認の手段として使いたいという我々の要望に「やってみましょう」と回答を頂いたのが富士通さんの手のひら静脈認証でした」

誰もが持っていて誰もが忘れない

システムを構築する段階になり、初めてのカードレス運用に惑う事もあったと言います。
「カードを持たない利用者の流れのイメージが掴みにくかったと思います。銀行であれば、カード側に個人の生体情報を持っていますから、銀行窓口に来られた方とカードを突き合わせ本人かどうか確認することになりますが、今回そのカードをなくそうということでしたので、図書館のサーバにデータを蓄積することにしました。しかし、その中からひとりを特定するのは時間がかかるという問題がありました。それを解決するために認証キー(生年月日・和暦6桁)の設定を考えました。(下図システム図参照)当初、認証キーは任意のパスワードで設定しようという話もありましたが、本人確認は生体認証で行う、パスワードでの本人確認ではない、あくまで認証キーという位置づけです。そこで誰もが持っていて誰もが忘れないもの、それは誕生日であるということで和暦6桁を採用しました」

システム構成図

想像していた以上に便利との声

ご利用シーン

「カード社会の今、カードがないとサービスが受けられない場面もあります。我々は実にいろいろなカードを持たされています。実際カードレスというのがそんなに便利なのかなとなかなか実感出来ませんでしたが、今回カードが無くても自分が来ればいつでも利用が出来るんだということがわかり、一度体験してしまうと「想像以上に便利だった。カードを持ちたくない」という声は多かったですね」

小学生にこそ登録してほしかった

2008年4月から小学生の静脈登録が始まっています。
「やはりカードを無くすのは小学生が多かったのです。静脈は無くす心配がないということで、実は小学生にこそ登録して頂きたいと思っていました。今までに大勢の小学生がカードから手のひらに切り替えを行いました。今現在、小学生の認証率も問題なく利用頂いております」
最後に今後の展望や期待することなどを伺いました。
「利便性向上ということで認証キーの入力を和暦6桁から月日の4桁にできないかと考えています。今回我々の図書館システムと富士通さんの手のひら静脈認証技術がドッキングしたわけですが、手のひら静脈認証を利用したカードレスが様々な分野で活用できるのではないかと思います。今後様々な分野で広まっていければ嬉しいと思っております」

館名 那珂市立図書館
所在地 〒311-0105 茨城県那珂市菅谷2995番地1
開館時間 火曜日~金曜日 9時30分~19時
土曜・日曜・祝日 9時30分~17時
休館日 月曜日(月曜日が祝日に当たる場合、次の開館日)、毎月最終木曜日、
年末年始、特別整理期間
所蔵資料数
一般図書:65,890冊、児童図書:20,953冊、視聴覚資料:8,885点
(平成20年4月1日現在)
ホームページ http://www.lib.city.naka.ibaraki.jp/

(注)本事例は、販売元「富士通株式会社」、製造元「富士通フロンテック株式会社」で対応した商談です。

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  • 手のひら静脈認証(富士通株式会社)
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