否応なく進展するグローバル化により、日本の社会経済環境は激動の最中にある。行政においても、国、地方を問わず、少子高齢化や財政危機という厳しい国内制約の下、従来と異なる柔軟な政策が求められている。特に大都市においては、人・モノ・金・情報をめぐる都市間競争や都市内部のグローバル化への主体的な対応が喫緊の課題である。
このように新たな政策的対応が求められる大都市のあるべき姿や現行の大都市制度の課題、また地方自治体における今後の行財政マネジメントのあり方を検討するため、シンポジウム「グローバル化と大都市制度の新たな地平」を開催する。
本シンポジウムでは、「特別自治市」構想の旗振り役である林横浜市長、都区制度の下で自治の充実を目指す田中中野区長に大都市制度のあり方に関してご講演をいただいた上で、パネルディスカッションを行う。また株式会社富士通総研からは、現在市政戦略策定のお手伝いをさせて頂いている小牧市の山下市長から大都市圏域の経営についてご講演をいただいた上で、多様な地方自治体でのコンサルタント経験をもとに、今後大都市でも大きな課題となっていくテーマについて、最新の動向を報告する。
本シンポジウムは終了しました。多数のご来場、誠にありがとうございました。
日時 | 2012年11月15日(木曜日) 13時~17時5分 (受付開始:12時15分) |
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会場 | コングレスクエア コンベンションホール(中野セントラルパークサウス 地下1階) 住所:東京都中野区中野4-10-2 [地図] 電話:03-5318-1250 |
主催 | 北海道大学公共政策大学院、株式会社富士通総研 |
参加費 | 無料 |
13時~13時5分 | 開会挨拶 北海道大学公共政策大学院 院長 宮脇 淳 |
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第1部 : グローバル化と大都市制度のあり方 | |
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13時5分~13時45分 | 基調講演 「「特別自治市」が目指すもの」(仮題) 横浜市長 林 文子 氏 |
13時45分~14時15分 | 特別講演 「大都市自治の前線から」 中野区長 田中 大輔 氏 |
14時15分~15時45分 | パネルディスカッション 「グローバル化と大都市制度の新たな地平」 (パネリスト) 中野区、名古屋市、横浜市、公益社団法人経済同友会 (コーディネータ) 北海道大学公共政策大学院 院長 宮脇 淳 |
15時45分~16時 | 休 憩 |
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第2部 : これからの大都市圏の経営のあり方 | |
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16時~16時30分 | 特別講演 「分権時代に必要な首長のリーダーシップと二元代表制」 愛知県小牧市長 山下 史守朗 氏 |
16時30分~17時 | 事例発表 「今後の公共施設マネジメントのあり方」 株式会社富士通総研 公共事業部 長谷川 一樹 |
17時~17時5分 | 閉会挨拶 株式会社富士通総研 第一コンサルティング本部長 徳丸 嘉彦 |
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