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富士通総研フォーラム2015

『Redefine:顧客価値の再定義 -IoT/IoMの本質的価値とチャレンジ-』

富士通総研では、この度、富士通総研フォーラム2015「Redefine:顧客価値の再定義 -IoT/IoMの本質的価値とチャレンジ-」を開催いたします

昨今、一見、説得力があるように見えて具体性がなく、明確な合意や定義のないキーワードが大流行しています。しかし今回の「富士通総研フォーラム」では、現実の様々な社会経済の実態変化を後から捉えて比喩的に使うだけでない、本質的な変化や意味を持つ2つのキーワードを取り上げます。それは「IoT」(Internet of Things)と「IoM」(Internet of Money)です。「IoT」はモノ、「IoM」はBitcoinなどに代表されるお金のインターネットです。インターネットがインフラとなって起きている変化をモノとお金の両面から捉え、「イノベーション」と言われているものの本質に迫りたいと考えています。

今回の「富士通総研フォーラム」では、富士通や富士通総研が具体的に関わっている内容について、どのような思いや狙いでチャレンジしているのか、そこで直面している課題はどのようなものがあるのか、解決の糸口はあるのか、など、第一線で活躍しているコンサルタントから、赤裸々にプレゼンテーションの中でお伝えします。IoT/IoMの本質的価値を肌で感じていただき、皆様のビジネス価値や質的向上に何らかのヒントとなることができたなら幸いです。

本フォーラムは終了しました。多数のご来場、誠にありがとうございました。

開催概要

日時 2015年11月11日(水曜日) 15時~17時30分 (受付開始:14時30分)
会場 経団連会館 2階 国際会議場
住所:東京都千代田区大手町1-3-2 [地図] 電話:03-6741-0222(直通)
主催・協賛 主催:株式会社富士通総研、協賛:富士通株式会社
対象者 ・新商品・サービスの企画や事業化のためのビジネスモデル創造に関心のある経営者、経営企画部門、情報システム部門、事業部門、営業部門の方
・新ビジネス推進のためのオープンイノベーションによる企業連携やスタートアップ企業、ベンチャー投資に関心のある方
(注)同業他社様からのお申し込みはお断りする場合がございますので、ご了承ください。
定員 250名(申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます)
申込締切 2015年10月30日(金曜日)
参加費 無料

プログラム

開催プログラムダウンロード
講師紹介
プログラムの内容は一部変更になる場合がございます。予めご了承ください。
開会挨拶
15時 ~ 15時10分 株式会社富士通総研 代表取締役社長 本庄 滋明
基調講演
15時10分 ~ 16時10分 「IoT(Internet of Things)の可能性と課題」

東京大学 教授
工学博士
坂村 健

IoT(Internet of Things)とはコンピュータが組み込まれたモノ同士がネットワーク連携して社会や生活を支援するという考え方である。まさに私が30年前に提唱してきた「どこでもコンピュータ」の世界が、技術の進歩により、ようやく普及の本番を迎えようとしている。民間だけでなく、世界各国が国家的なプロジェクトとして取り組んでいる。あらゆる分野、産業において新たなイノベーションをもたらすこのIoTの可能性と課題について述べる。
東京大学 教授 工学博士 坂村 健
16時10分 ~ 16時30分 休 憩
講演
16時30分 ~ 17時 「IoTは日本のモノづくり飛躍の要―擦り合わせ型生産は垂直・水平統合を融合して生まれ変わる―」

株式会社富士通総研 執行役員
エグゼクティブコンサルタント
細井 和宏
講演資料ダウンロード (1.82 MB )

日本の産業は「擦り合わせ能力」の高さが差別化源泉だと言われ、特に製造業では設計から製造・出荷までの垂直統合型モデルが主流である。いわば系列や事業部制のつながりをベースにした強い統合であるが、その一方でサイロ化を進めてしまったとも言える。
しかし、IoTの進展がよりオープンでつながる世界をもたらすことを経営者が理解・直視し、日本のモノづくり価値をさらに強化するには、日本流の擦り合わせを見直し、市場に対する垂直統合と生産における水平統合を組み合わせたハイブリッドシナリオを考えるべきではないか。
富士通総研 執行役員 エグゼクティブコンサルタント 細井 和宏
17時 ~ 17時30分 「Fintechがもたらす金融サービスの再定義と顧客経験価値」

株式会社富士通総研 金融・地域事業部
シニアマネジングコンサルタント
隈本 正寛
講演資料ダウンロード (2.64 MB )

金融とITが融合した新たなサービスの潮流“Fintech”がスタートアップ企業を中心に登場し、伝統的金融機関は金融サービスの再定義が迫られている。金融サービスは情報生産を本質としていることから、ITによる革新がそのあり方や競争環境にも影響を与え、IoT、人工知能、暗号技術など近年の技術革新によってさらに進展する可能性がある。我が国でも金融庁の金融審議会での議論が開始されるなど、金融業界全体を捲き込んだ"うねり"となりつつある。Fintechの潮流を踏まえ、我が国金融機関における取り組みの方向性や当社の取り組みについて紹介する。
富士通総研 金融・地域事業部 シニアマネジングコンサルタント 隈本 正寛
17時30分 閉会挨拶

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