富士通総研フォーラム2007「事業の持続的発展への新たなステージ」のアンケート結果を以下にご報告します(来場者:238人、回答:134通、回答率:56%)。
フォーラムの来場者が現在重要視している経営課題として、その比率の高いものは、「経営戦略」62%、「HRM」42%、「CRM」40%であり、逆に、比率の低いものは、「調査・研究」13%、「SCM」17%、「情報戦略」21%である。
今後のビジネス環境に大きな影響を及ぼすと思われるキーワードを一人3つ以内で回答して頂き、全体として90名、232キーワードとなった。回答数の多いキーワードを以下に抜粋する。
キーワード | 件数 | |
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環境(エコ)、地球環境、Co2削減、環境経営 | 27 | |
BCP/BCM、事業継続 | 14 | |
グローバル化、グローバル経済、グローバル市場 | 13 | |
少子高齢化 | 13 | |
内部統制、J-SOX法 | 13 | |
エネルギー、エネルギーコスト(オイル・ガス・石炭)、資源問題 | 9 | |
労働環境の変化、人材の有効活用 | 7 | |
産業構造の変化、構造・制度変革 | 6 | |
地域経営、地方のマーケット | 6 | |
CSR、社会貢献 | 5 | |
金利、金利政策(引上げのタイミング) | 5 | |
コンプライアンス | 5 | |
米国の経済動向 | 5 | |
リスク管理、安全・安心経営、リスクとコントロール | 5 | |
業務改革、事務集中改革、営業店改革 | 4 | |
新規事業の創出、研究開発と事業化 | 4 | |
情報セキュリティ(漏洩防止) | 4 | |
外国人投資家の増加、外資系ファンド | 4 | |
日本人の倫理・正義・愛、日本人としての価値観 | 4 | |
BRICs | 3 | |
アジア政治情勢、中国、インドの成長 | 3 | |
賃金、給与問題 | 3 | |
サプライチェーンマネジメント | 3 | |
請負適正化、派遣と請負、非正規社員の賃金と教育 | 3 | |
可視化(見える化)、情報共有 | 3 |
図表3.は、当社イベント・情報発信活動の認知度を示したものである(富士通総研フォーラムについては、来場者は認知されているものとして対象項目として設定していない)。
「公式ホームページ」が最も認知されている媒体であり、73%と高い数値であった。 「FRIメールニュース」(47%)は、本年7月から始め、毎月Webへ誘引しているPushメールであるが、約半数の方に認知されている。 「経済研究フォーラム」は39%であり、複数種類のイベントに来場しているお客様が少なくないことを示している。 「講演活動」(31%)、「研究レポート」(29%)は、前述の活動とは異なり、当社のコンサルタントおよびエコノミスト一人ひとりの活動の積み重ねが組織全体に貢献したことをこの数値が表わしている。