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競争優位のアウトソーシング

共同シンポジウムまでの経緯

富士通総研経済研究所と早稲田大学IT戦略研究所では、10月20日(水曜日)経団連会館で、特別企画コンファレンス『競争優位のアウトソーシング』を開催した。今回のコンファレンスは、二部構成をとり、第一部では三井化学株式会社の専務取締役である片岡義彦氏が情報システムについて、富士通株式会社のものづくり推進本部物流企画部統括部長である渡辺寛氏が物流・ロジスティクスについて、アウトソーシングの活用企業での実態について講演した。第二部では、研究顧問、研究員により、情報システム及び物流・ロジスティクスのアウトソーシングについて、持続的差別化の条件を研究成果に基づき発表を行った。

各発表/講演の詳細については、下記リンク先よりご参照ください。

詳細

プログラム

13時~13時10分
開会挨拶
富士通総研会長
高島 章
13時10分~13時30分問題意識:競争優位のアウトソーシング-外部委託と持続的競争優位の両立富士通総研経済研究所
研究顧問/
早稲田大学
IT戦略研究所長
根来 龍之
第一部:アウトソーシングの現状(講演)
13時30分~14時20分
三井化学(株)におけるISアウトソーシングの現状と展望
三井化学株式会社
専務取締役
片岡 義彦
14時20分~15時10分富士通(株)におけるロジスティクス・アウトソーシングの現状と展望富士通株式会社
ものづくり推進本部
物流企画部統括部長
渡辺 寛
14時45分~15時休憩
第二部:競争優位のアウトソーシングのメカニズム(研究報告)
15時25分~17時5分
「競争優位のアウトソーシング-研究の概要-」
富士通総研経済研究所
研究顧問/
早稲田大学
IT戦略研究所長
根来 龍之
アウトソーシングは、コスト削減と事業構造の柔軟化に役立つ。しかし標準化の時代のアウトソーシングは差別化要因を失うことでもある。差別化に貢献するアウトソーシングの可能性を探る。
「競争優位のアウトソーシング-情報システム-」富士通総研 主任研究員
浜屋 敏
情報システムのアウトソーシングが競争優位につながる条件について、アンケート調査結果をもとに実証的に分析した結果を紹介する。システム企画能力の強化や事業の見直し、業務改革などが重要な条件として抽出された。
「競争優位のアウトソーシング-ロジスティクス-」富士通総研 主任研究員
木村 達也
ロジスティクスのアウトソーシング(LO)で持続的な競争優位に重要な要因は、「委託先との情報連携」、「自社の能力」、「経営陣、経営トップの関心・関与」である。またLOに併せた企業内構造の変革も重要である。
17時5分~17時10分閉会挨拶富士通総研 社長
長谷川 展久