富士通総研経済研究所では、2005年5月16日(月曜日)経団連会館において、特別企画コンファレンス『企業のサステナビリティとCSRの真の課題』を開催いたしました。
当コンファレンスでは、社会のサステナビリティを高めるために、企業がなすべき本質的な企業戦略のあり方に注目致しました。
本コンファレンスは基調講演、研究報告、パネルディスカッションの三部構成で行いました。
「トリプルボトムライン」の概念提唱など、CSRに関する世界的なオピニオンリーダーである英国サステナビリティ社代表ジョン・エルキントン氏より、今後の企業経営を取り巻く世界的潮流についての基調講演を行いました。次に、研究員より、我が国の持続的成長と企業戦略のあり方について問題提起を行い、最後のパネルディスカッションでは、(株)資生堂取締役執行役員岩田喜美枝氏、イオン(株)環境・社会貢献部長上山靜一氏、富士通(株)経営執行役法務・知的財産本部長加藤幹之氏、トヨタ(株)理事環境部長益田清氏を迎え、CSRの真の課題について議論していただきました。
各発表/講演の詳細については、下記リンク先よりご参照ください。
プログラム (日英同時通訳あり)
13時30分~13時40分 | 開会挨拶 | 富士通総研経済研究所 理事長 島田 晴雄 |
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基調講演 | ||
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13時40分~14時25分 | CSRバブルの後に何がくるのか "What Comes After the CSR Bubble?" | サステナビリティ社代表 ジョン・エルキントン |
21世紀社会の再形成を促す破壊的創造の波とは何か。現在がCSRバブルであるという認識に基づき、CSRバブル後における企業のガバナンス、ビジネスモデル、技術革新、社会的起業、市場のあり方について提案する。 |
研究報告 | ||
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14時25分~15時15分 | 我が国の持続的成長と企業戦略 | 富士通総研経済研究所 主任研究員 生田 孝史 主任研究員 峰滝 和典 |
我が国の持続的成長を脅かす課題(環境、安全、家庭、人材)に対して、解決策を提示することこそ、企業市民の役割である。環境・安全配慮ビジネスの展開とITの活用による雇用形態の多様化のあり方を呈示する。 | ||
15時15分~15時30分 | 休憩 |
パネルディスカッション | ||
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15時30分~17時 | 「企業のサステナビリティとCSRの真の課題」 | 【パネラー】 サステナビリティ社代表 ジョン・エルキントン (株)資生堂 取締役執行役員 岩田 喜美枝 イオン(株)環境・社会貢献部長 上山 靜一 富士通(株)経営執行役法務・知的財産本部長 加藤 幹之 トヨタ自動車(株)理事 環境部長 益田 清 |
【コーディネーター】 富士通総研経済研究所 理事長 島田 晴雄 | ||
我が国の持続的成長を脅かす課題(環境、安全、家庭、人材)に対して、解決策を提示することこそ、企業市民の役割である。環境・安全配慮ビジネスの展開とITの活用による雇用形態の多様化のあり方を呈示する。 | ||
17時~17時5分 | 閉会挨拶 | 富士通総研 会長 高島 章 |