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情報技術革新の進展が生み出すサービス・イノベーション ブログ・SNSとイノベーション

~従業員アンケートからみる、ブログ・SNSの効果について~

主任研究員 峰滝 和典
上級研究員吉田倫子

2006年12月

要旨

Web 2.0という現象が注目される中で、ブログやSNSなど、個人が情報発信し、かつネット上で協同するという動きがみられている。こうしたWeb2.0的な流れは、企業活動にもみることができる。個人の情報発信力の高まりは、企業内部の情報の流れにも影響を与えている。例えば従来、事業部制のように縦割りの組織の場合、部署を超えた社員同士の自由な意見交換は起こりにくかったと思われる。それに対して、ブログやSNSは日記形式のため社員が手軽に書き込みができ、情報発信ができるため、社員同士の自由なコミュニケーションを活発化させる。

また、ブログ・SNSの中では、豊かなソーシャル・キャピタルが形成されやすく、社内という閉鎖されている中でありながらも、多部門からの従業員が異なるドメインのナレッジを書き、そのコミュニケーションの連鎖が可視化されていることで、信頼感を持ち合っている。

我々は、ブログ・SNSといったコミュニケーション・ツールを上手く活用して、顧客に関する「気づき」を社内に取り入れ、社内で情報共有することが、企業のイノベーションにつながるという仮説を持ち、それを実証的に証明するためにアンケート調査を行った。アンケート調査は、Webアンケートであり、仕事にモバイル端末(PDAや携帯など)、ブログ、SNSを利用する正社員、パート、アルバイトの計2060人を対象に行った。

分析の結果、企業のイノベーションには、顧客と接点のある従業員が、現場の「気づき」をブログ・SNSの中でインフォーマルな場で吸い上げることで、企業のイノベーションに繋がるということが統計的に有意となった。

全文はPDFファイルをご参照ください。

情報技術革新の進展が生み出すサービス・イノベーション [1024 KB]