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乳幼児のことを理解し、乳幼児を抱える従業員のことを理解する、ダイバーシティセミナー(開催報告)

実践知研究センターでは、2017年3月29日、朝霞台中央総合病院の小林真澄先生と“知ろう小児医療守ろう子ども達の会”の阿真京子様を迎え、乳幼児のことと乳幼児を抱える従業員のことを理解するためのセミナーを開催しました。

今回のセミナーは、実践知研究センター第12期訓練生の田口さんの思いにもとづき、企画実行されました。田口さんは、夫婦で共に働きながら3人の子どもを育てています。これまで、子どもの発熱や痙攣のときには、不安と恐怖に襲われました。また、仕事が立て込んでいるときにかぎって、子どもの具合がおかしくなり、精神的に余裕がなくなって、パニックに陥ってしまうこともありました。

写真1

実践知研究センター第12期訓練生の田口さん


田口さんは、「もっと冷静に子どもの病気に向き合うことができたら」と感じていました。そういう思いにもとづき、さまざまな方々と対話を重ねるなかで、小児医療に関する啓発活動に取り組んでいる阿真様に出会いました。そして、お互いに共感しあえた結果、働きながら子どもを育てるということに焦点を当てたセミナーを、小児医療に長く携わってきた小林先生を招いて開催することにしました。

セミナーでは、小林先生から、子どもの病気・事故および成長・発達に関して、とくに気をつけなくてはいけないところと、あまり気にしなくてもよいところを、詳細に説明していただきました。

写真2

朝霞台中央総合病院の小林真澄先生


つづいて、阿真様から、子どもの身体に関して、観察・記録・伝達を行うことの大切さを、具体的に説明していただきました。

写真3

“知ろう小児医療守ろう子ども達の会”の阿真京子様


さらに、お二人からは、仕事と育児の両立とそれを支える職場の在り方に関して、「子育てに効率性を求めるのはナンセンスである」「まわりの従業員も子育ての実情を正しく理解することにより、誰もが快く働き続けられる職場になる」という本質的な指摘がありました。

セミナーの参加者からは、「今回、小児医療についての理解を深めることにより、私たちがみんなで一緒に子どもを育てているような気持ちになれた」というコメントがありました。こういう共感の輪こそが、多様性の尊重にほかなりません。そして、それを追い求める会社こそが、世の中に大切な価値を生み出せるにちがいありません。

参考

一般社団法人 知ろう小児医療守ろう子ども達の会