2016・2017年度経済見通し（2016年6月改訂）
2016年6月8日
株式会社富士通総研
経済研究所
当社は、2016年1～3月期のGDP統計（2次速報）の発表を受け、経済見通しを改訂しました。日本経済は現在、足踏み状態ですが、先行きは、人手不足に伴う賃金上昇が持続すること、更新投資や省力化投資に対する企業の意欲が強いこと、海外経済の持ち直しに伴い輸出も緩やかに増加していくことにより、緩やかな回復軌道に戻るとの前回見通しのシナリオに変更はありません。
（今回予測：消費税率引き上げ延期を受けたもの、前回予測：消費税率引き上げを前提）
実質成長率：2016年度 0.8%（前回1.0%）、2017年度 1.1%（前回0.1%）
