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海外金融業界動向「XBRL技術」

2006年5月18日(木曜日)

国内外を問わず、金融業界では契約書や帳票など様々な文書を作成、参照しながら業務が遂行されていますが、これらの文書をいかに電子化するかは長年の大きな課題でした。当初はイメージ処理とワークフロー技術を組合せたアプローチが一般化しましたが、文書に記載されている内容を別の業務で再利用するとなると、改めて入力し直さなければならないという限界がありました。

しかしながら、近年、XML(eXtensible Markup Language)をベースとして登場したXBRL(eXtensible Business Reporting Language)技術がこれらの課題を解決しつつあります。

今回は、電子文書のみならずデータ管理の標準技術としても注目されている、このXBRL技術が欧米金融業界でどのように応用されているか、その動向について概要をご紹介したいと思います。

XBRL技術 [400 KB]


田村 雅靖(たむら まさやす)
金融コンサルティング事業部 プリンシパルコンサルタント
1979年富士通(株)入社。1986年(株)富士通総研へ出向。銀行、証券、保険及びノンバンク(クレジット・信販、リース)など広義の金融業界の顧客向けに「経営管理」や「マーケティング」などのアプリケーション企画、ソリューション企画等を中心としたビジョン策定型、問題解決型コンサルタントとして活動、現在に至る。
中小企業診断士、システム監査技術者、特種情報処理技術者、富士通コンサルタント認定資格:シニアマネジングコンサルタント(経営)