概要 | 特長 |
PONインターフェースカードは1Gbps~10Gbpsに対応しており、SFPモジュール(注1)を 交換することでポート単位に1Gbps/2.5Gbps/10Gbpsに切り替えが可能です。特に通信キャリアが現在提供する最速の2.5Gbpsサービスが提供可能となり、より柔軟で段階的な光インターネットサービス を実現できます。
※:2.5GbpsサービスはDPoE運用時のみのサポートとなります。
Cable Labsが策定したDPoE(注2)に準拠しており、既存のケーブルモデム運用管理システムを活用することが可能で、新たに運用管理システムを増設する必要がなく、経済的かつ運用負荷増大も抑えることに貢献します。
<DPoE機能による既存DOCSIS運用管理サーバからの一括管理イメージ>アップリンクインターフェースに10Gbps×8ポートを2スロット搭載が可能なため、アップリンク160Gbpsという業界トップクラスの高速・大容量ネットワークを実現できます。これにより大量に発生する加入者側トラフィックをストレスなくインターネットに接続することが可能になります。
1.92Tbpsのスイッチング容量を備えるノンブロッキングスイッチファブリック(注3)となっており、L2/L3(注4)機能も搭載しているため、OLT(Optical Line Terminal)を集約するL2スイッチを必要としません。
(注1) | SFPモジュール:光ファイバーを通信機器に接続する機器 |
(注2) | DPoE:DOCSIS Provisioning of EPON. 米国Cable Labsが策定した、EPONをケーブルモデム運用管理システムで制御する仕様。 |
(注3) | ノンブロッキングスイッチファブリック:すべてのポートに対して、ワイヤスピードでフレームが送られてきても、スイッチが遅延することなくすべてのフレームを転送することができる機能。 |
(注4) | L2/L3機能:OSI基本参照モデル(標準通信プロトコル階層モデル)のL2(データリンク層)、L3(ネットワーク層)に対応した機能。 |
※Cable Labs、DOCSIS、DPoE は、米国 Cable Television Laboratories, Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
※記載されている製品やサービスの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。