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Japan

PRESS RELEASE

2016年4月10日
株式会社富士通マーケティング

宮崎県新富町様の総合交流センター「きらり」に住民の生涯学習を支援する情報発信サービスを提供

図書館システムとサイネージの連携で「なんでもある・発見がある」を実現

株式会社富士通マーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤田 正美、以下:富士通マーケティング)は、宮崎県新富町様(町長:土屋 良文様)が4月13日にオープンする総合交流センター「きらり」にデジタルサイネージシステムと図書館システムを構築しました。

本システムは、富士通のクラウド型公共図書館業務サービス「FUJITSU 文教ソリューション WebiLis(ウェブアイリス)」と富士通マーケティングのデジタルサイネージシステム「FUJITSU Software ChaMEO(シャミオ)」を連携させたもので、これにより職員がより簡単にわかりやすく情報発信できるような仕組みを実現しました。

新富町様では、今回の情報発信サービスの導入で、「きらり」が老若男女の集うコミュニケーションの場として、生涯学習の中核拠点を担っていくために様々な企画に取り組んでいきます。

新富町様は、町民一人ひとりが、個性に応じて、いつでも、どこでも学習する住みよい町づくりのため、生涯学習町民大会を開催するなど、住民への活発な生涯学習推進活動を行っています。これまでも生涯学習の推進や町づくりに向けた人材育成のための拠点として公民館図書室を運営し、小中学校とシステム連携させることで生徒児童の読書活動推進にも力を入れてきました。そしてこのたび、住民のさらなる生涯学習、地域活動、読書活動の中核拠点として、公民館・図書館・児童館(子ども図書館)・博物館の機能を集約した新複合文化施設である総合交流センター「きらり」を設立しました。

この総合交流センター「きらり」設立にあたり、中核施設である図書館の情報を、併存する諸施設と連携を図りつつ多面的に情報発信し、「誰にでもわかりやすい情報を、(インターネットだけでなく)館内で提供する」「発信する情報のメンテナンスを職員の誰でも簡単にできる」ようにすることが課題となっていました。そこで今般、富士通マーケティングが、クラウド型公共図書館業務サービス「FUJITSU 文教ソリューション WebiLis(ウェブアイリス)」とデジタルサイネージシステム「FUJITSU Software ChaMEO(シャミオ)」を組み合わせることにより、総合交流センター「きらり」のテーマである「なんでもある・発見がある」を実現する情報発信サービスの提供が可能となりました。



総合交流センター「きらり」のシステムの特徴

  • 情報発信について
    • 「WebiLis」「ChaMEO」の連携により、館内に設置された大型タッチパネルには、新着本のお知らせ、ランキング情報、推奨図書・イベント案内などが表示され、タッチすることで誰でも直感的に情報にアクセスできます。
    • 資料館の大型タッチパネルには、新複合施設の施設案内、イベント情報、収蔵品や郷土情報など地域情報を発信。画面をタッチすることで、展示物に関する詳細情報や、利用者が興味を感じた情報を掘り下げて見ることができます。
    • デジタルサイネージは、長年に渡って地域密着型のミニコミ誌を手掛ける株式会社宮崎南印刷(所在地:宮崎県宮崎市、代表取締役:大迫 三郎)のデザイナーがコンテンツ作成を担当することで、住民にわかりやすく、親しみやすい地域密着型の情報を企画・制作します。
    • ホームページの運営にはCMS(コンテンツマネージメントシステム)(注1)を導入。「きらり」で行われるイベントの案内や、様々な情報をよりタイムリーに、より簡単な更新作業で発信できます。
  • 住民の学習要求やアクセス手段の多様化・高度化に対応した図書館サービスの提供
    • 蔵書管理機能で、利用者は自宅や外出先からインターネットを介して、24時間365日いつでも図書の検索・予約や、借りたい本の書評などを閲覧できます。また検索結果には書影(本の表紙)が表示されるようになるので、本のイメージがわかりやすくなります。
    • 読書活動推進機能によるブックリスト管理サービスを活用することで、興味を持った本やお気に入りの本を自分だけのバーチャルな本棚としてリスト化ができます。また、書評コメント機能や投票機能により、本に関する付帯情報が蓄積されることで、利用者が本に興味を持ち、知らない本に触れる機会を提供します。
    • スマートフォンにも標準対応し、スマートフォン専用画面で「お知らせ」、「各種蔵書検索」、「新着・新刊本」、「読書記録管理」など、PC版と同じフルサービスが利用可能です。
    • 町立図書館と小中学校の図書室との連携で、学校での読書教育や調べ学習の場面で、公共図書館の蔵書を容易に活用できます。
  • 職員の管理業務の負荷を軽減
    • 「ChaMEO」で簡単な操作でのコンテンツのメンテナンスが実現します。職員は専門的なスキルが無くても、貸出ランキングやイベント案内、地域情報・郷土資料などのEXCELデータや画像・映像系データさえ用意すれば指定フォルダに新しいコンテンツを入れるだけで登録できます。
    • 「WebiLis」は、窓口業務、資料管理、収集・管理業務など図書館業務に必要な職員の日常業務を網羅したクラウド型パッケージです。そこに今回の整備でICタグを活用した自動貸出し機や持出し防止ゲートを組み合わせることで館内のオペレーションを大幅に効率化することができます。

新富町新複合施設デジタルサイネージコンテンツイメージ

  • エントランス
    新富町新複合施設デジタルサイネージコンテンツイメージ(エントランス)
  • 資料館
    新富町新複合施設デジタルサイネージコンテンツイメージ(資料館)

総合交流センター「きらり」概要

所在地 :宮崎県児湯郡新富町大字上富田6345番地5
センター長 :新富町教育委員会 生涯学習課 課長 河野佐知子様
図書館蔵書・資料数 :約5万点
敷地面積 :6,835平方メートル
主な施設 :図書館、資料館、生涯学習センター

関連Webサイト

注釈

注1 CMS(Content Management System)とは、 Webコンテンツを構成するテキストや画像などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理し、配信など必要な処理を行うシステムの総称。

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