Skip to main content

Japan

PRESS RELEASE

2013年12月11日
株式会社富士通マーケティング

FJM、『場創り』をテーマにコンストラクション事業を重点分野別に強化

~クラウド化時代のワークスタイル変革を支える新サービスの提供~

   株式会社富士通マーケティング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:生貝 健二、以下:FJM)は、お客様のITライフサイクルに沿った最適なソリューションを、コンサルティングからソフトウェア開発、ITインフラ、ネットワーク構築、運用・サービス、保守、工事までトータルで提供しています。

   時代のニーズに最適なITソリューションを提供するため、ITインフラ基盤を構築するコンストラクション事業において、『場創り(ばづくり)』を共通テーマに、従来の「情報・通信応用工事」「保守・保全」に加え、「ユビキタスネットワーク」「グリーンインフラ」「セキュリティ・BC(事業継続)」「スマートオフィス」の4つを重点分野として体系化し、ソリューション・サービスの強化を図っています。

   今回、2013年3月より中堅市場向けに提供している「ハード・ソフト」「設置工事」とお客様の環境・運用に合わせた「設定作業」をパック化した「AZOFFICE(アズオフィス)(注1)」を、重点分野別に強化します。新たに専用のサーバルームが不要でオフィスの一角に簡単に設置できる高セキュリティなクーラー搭載型ラックを活用した「AZOFFICE クール&セキュアラック導入パック」と、オフィスづくりの企画段階から現状の見える化と改善に向けた独自の診断・コンサルティングサービスを提供する「AZOFFICE オフィス環境ES調査サービス」の2つの新サービスを11月より提供開始、順次ラインナップを強化していきます。

   FJMは、中堅民需市場に加え公団体・ヘルスケアなど全国のさまざまなお客様に対し、『場創り』をテーマに「知的生産性の向上」と「働きやすいオフィス環境の実現」を支えるソリューションを提供していきます。

   クラウドサービスが加速する中で、企業のシステム環境が劇的に変化しつつある近年、利便性の向上を目指したワークスタイルの変革と、省エネルギー化によるエコ対応などが企業に求められています。また、防災・事業継続やネットワーク・セキュリティ分野の強化も、引き続き企業の経営にとって大きなテーマとなっています。


   こうした状況の中FJMでは、コンストラクション事業において『場創り』を共通テーマに、お客様の視点に立った「知的生産性の向上」と「働きやすいオフィス環境の実現」を目指し、「ユビキタスネットワーク」「グリーンインフラ」「セキュリティ・BC」「スマートオフィス」を重点分野として強化しています。

   今回、中堅市場向けサービス「AZOFFICE」のラインナップを重点分野別に強化し、新たに「AZOFFICE クール&セキュアラック導入パック」「AZOFFICEオフィス環境ES調査サービス」の2つの新サービスを11月より提供開始しました。


新サービスの概要

  1. AZOFFICE クール&セキュアラック導入パック

       「AZOFFICE クール&セキュアラック導入パック」は、自社でサーバを導入したいお客様や、仮想化、クラウド化に伴うハードウェアのスリム化により既存サーバルームを縮小したいお客様向けに、専用のサーバルームを不要な特殊キーとクーラーを搭載したサーバラックを導入・設置するものです。特殊キー採用のクーラー搭載型ラックを設置することで、ラック内の機器に最適な冷気を供給しつつ、セキュリティを考慮した小型サーバルームを低コスト・省スペース・短工期で導入できるため、従来のサーバルーム構築と比べ、約3割程度(当社従来比)の費用削減が期待できます。

       また、これまでサーバルームの運用にかかっていた電力コストの削減や、サーバスペースの縮小により執務スペースを拡大するなど、運用面での効率化も実現します。


    【「AZOFFICE クール&セキュアラック導入パック」導入例 】

    131211_1.jpg131211_2.jpg131211_3.jpg
  2. オフィス環境ES調査サービス

       「AZOFFICEオフィス環境ES調査サービス」は、オフィス移転やリニューアルを検討されているお客様向けに、独自の診断ツールを活用して現状のオフィスの課題整理と改善のための見える化を支援するサービスです。Webアンケートで収集した従業員の声から現状のオフィスが抱える課題を整理し、対応の優先順位付けを実施したうえで、改善に向けた設備面、運用面での立案を行います。

       さらには、具体的な取り組みに進めたいお客様には、コスト試算や定量的、定性的な効果検証を行うなど、課題解決型のスマートオフィスの構築を支援します。

       従業員の思いや将来像を反映したオフィスを構築することで、働きやすさの向上やモチベーションアップといったお客様のビジネスへの好影響を生み出していきます。


    【「AZOFFICE オフィス環境ES調査サービス」イメージ 】

    131211_4.jpg

新サービスの価格と販売目標

サービス名 価格(税別) 導入目標
(2015年度累計)
AZOFFICE クール&セキュアラック導入パック 85万円から
(クール&セキュアラック19インチ1架、設置作業含む)
150セット
AZOFFICE オフィス環境ES調査サービス 10万円から
(Webアンケート、統計分析、仮説立案)
130セット

4つの重点分野の特長

  1. ユビキタスネットワーク

       企業のワークスタイルの変革に、柔軟に対応するコミュニケーションインフラを実現します。お客様の働き方、レイアウト変更、BYOD、CYOD(注2)などに最適なコミュニケーションインフラ環境を提案します。

  2. グリーンインフラ

       企業の社会的責任とされている環境活動を、設備面から支援します。消費電力の可視化から、照明、空調など各設備の省エネ化まで、お客様のエコ活動をトータルで支援します。

       既存の運用面での消費エネルギー削減、設備更新による省エネルギーなどさまざまな角度からのコンサルティングによる現状分析と改善案策定を行い、テレビ会議システムなど業務システムの構築から、ビル全体を管理するBEMSまであらゆる規模に対応しています。

  3. セキュリティ・BC

       企業の物理的セキュリティとして、オフィスへの不正侵入対策や、機器類・書類の盗難・紛失対策、システムダウンへの対策など、お客様のセキュリティリスクの軽減を支援します。

       資産の重要度に応じたセキュリティゾーニング設計や自然災害を考慮したサーバルーム構築、入退室管理システム、監視カメラシステム、各種事業継続・災害対策工事などを提供します。

  4. スマートオフィス

       重要な経営資源である「人」を中心に、「従業員の働きやすさ」を賢くサポートするオフィス環境を構築します。

       現状の課題の抽出と改善ポイントの見える化にもとづく提案を行い、オフィス環境を一から構築、または既存環境をそのまま活用などさまざまなシーンや組織、業務形態に合わせた働く『場創り』を支援していきます。

コンストラクションビジネスの全体像 (◎:今回新規リリース)

分野 コンサルティングサービス・ソリューション
ユビキタスネットワーク
  • サイトサーベイ
  • IP電話/FMC/UCシステム
  • 無線LANシステム
  • サイネージシステム
  • LAN/WAN
グリーンインフラ
  • 省エネコンサルティングサービス
  • ビル管理システム/エネルギー可視化/クラウド型EMS
  • 創エネ/蓄エネ
  • TV会議システム/クラウドTV会議システム
  • ◎AZOFFICE クール&セキュアラック導入パック
セキュリティ・BC
  • ゾーニングサービス
  • AZOFFICE ネットワークカメラシステム
  • AZOFFICE 静脈認証/ICカード入退室管理システム
  • AZOFFICE ラック免震装置導入パック
  • ラック耐震固定パック
スマートオフィス
  • オフィスデザインコンサルティング
  • ◎AZOFFICE オフィス環境ES調査サービス
  • オフィス移転サービス
  • サーバルーム構築サービス
  • オフィス環境構築サービス
情報通信応用工事
  • 基地局設置
  • LAN設計/工事
  • 無線LAN工事

関連リンク

商標について

   記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • (注1)AZOFFICE:
    FJMのコンストラクション事業のこれまでの取り組みから、お客様のニーズが高いもの、また今後ニーズの拡大が見込まれる成長分野の商品・サービス・ソリューションの導入を一括にてパック化したサービス。
    ハードウェア・ソフトウェア等の商品から免許が必要となる設置工事、お客様の環境や運用を考慮した各種設定作業までをワンストップのサービスとして提供。
  • (注2)BYOD/CYOD:
    BYOD(Bring Your Own Device)は、企業などの職場で従業員が自分の情報端末を持ち込んで業務で利用すること。自分のスマートデバイスから職場の情報システムにアクセスし、必要な情報を閲覧したり入力したりするワークスタイルを実現する。
    CYOD(Choose Your Own Device)は、BYODの観点では対処が困難な端末別のセキュリティレベルを確保するため、企業側があらかじめ選定した社内セキュリティ基準とポリシーを満たす複数のデバイスから、従業員が自分で所有する機種を選んで業務で利用することを指す。


本件に関するお問い合わせ

【お客様お問合わせ先】

株式会社富士通マーケティング お客様総合センター
icon-telephone 電話: 0120-835-554(フリーダイヤル)
受付時間: 9時~17時30分 (土曜・日曜・祝日 年末年始を除く)

【報道関係お問合わせ先】

株式会社富士通マーケティング  広報部
icon-telephone 電話: 03-5804-8110(直通)


ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。