PRESS RELEASE
2013年11月20日
株式会社富士通マーケティング
~AZSERVICEで簡単、低コストなサーバ最適化と安心・安全を実現~
株式会社富士通マーケティング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:生貝 健二、以下:FJM)は、日本マイクロソフトの「Windows Server 2012 R2」に対応し、FJMが従来提供している「AZSERVICE(アズサービス)」のサービスの機能強化とラインナップの拡充を図り、12月より提供開始します。
今回、「Windows Server 2012 R2」で強化されたサーバ仮想化とストレージの機能を採用し、中堅中小企業のお客様にとって最もニーズが高いサーバ最適化と安心・安全をテーマにした4つのサービスメニューの強化を行います。
また、既存のバックアップファイルをFJMのクラウド環境で運用することで、事業継続を簡単に実現する「AZCLOUD(アズクラウド)バックアップ」を新たに提供します。
今回の機能強化で、中堅中小企業のお客様がより簡単かつ低価格に仮想化環境を活用でき、コスト削減とシステムの信頼性が向上し、安心・安全な運用環境が実現します。
今後FJMは、AZSERVICEの更なるラインナップの充実化を図り、中堅中小企業のお客様が使いやすい付加価値の高いサービスを提供していきます。
FJMは、日本マイクロソフトと中堅中小企業向けのサーバ仮想化分野で協業し、2011年10月に日本マイクロソフトの仮想化技術「Windows Server 2008 R2 Hyper-V(以下Hyper-V)」により仮想化環境を提供する「仮想化ベーシックセット」とアプリケーションを設定した仮想サーバ「Hyper-V構成済アプリケーション(VHD)」の提供を開始しました。また、2012年11月にWindows Server 2012のHyper-Vレプリカ機能とクラウドを組み合わせた「簡単事業継続ソリューション」を提供し、仮想化・クラウド事業を推進してきました。
これにより、FJMではこれまで多くの中堅中小企業のお客様にHyper-Vによる仮想化システムを構築し、1,000社を超える導入実績があります。
今回FJMは、11月1日の日本マイクロソフトの「Windows Server 2012 R2」の製品リリースに伴い、FJMの提供するAZSERVICEのラインナップをサービスを強化し、12月より提供開始します。「Windows Server 2012 R2」の機能強化ポイントである、サーバからの処理要求に優先順位を付けられる「ストレージQoS」機能、仮想サーバへの動的ディスク拡張機能、Hyper-Vレプリカ機能の強化により、AZSERVICEの機能を強化しました。
また、既存のバックアップファイルをFJMのクラウド環境で運用することで、事業継続を簡単に実現する「AZCLOUDバックアップ」を新たに提供します。
AZSERVICEのサービスの機能強化とラインナップの拡充により、中堅中小企業のお客様がより簡単に仮想化環境を活用でき、コストを削減したシステム構築が可能となり、お客様のサーバ最適化と安心・安全を実現します。
さらには、ITサービス、ネットワーク、クラウド、IT運用ビジネスの強化を図るべく、「AZSERVICEサポート統括部」(10月1日付)を再編しました。この体制強化で、技術、開発、支援を一体化したサービスが可能となり、AZSERVICEの更なるビジネスの拡大に向け推進していきます。
Hyper-V構成済アプリケーション(VHD)は、FJMが仮想OSとアプリケーション、必要な設定作業を施して提供する仮想化システムです。
仮想化ベーシックセットは、「Hyper-V」を使うためのハード・ソフト・設定作業をすべてセットにしたサービスです。VHDを搭載する基盤としてだけでなく、複数のサーバ集約や古くなったOSを延命し、既存システムの継続利用にも活用可能です。
スマートレプリカDRサーバセットは、2台の仮想化されたPRIMERGYをセットで提供します。「Hyper-Vレプリカ」機能を活用し、Hyper-V上で稼働しているサーバが複製され、堅牢なシステム環境が構築できます。遠隔地で運用することにより、事業継続対策も実現します。
AZCLOUDサーバレプリケーションは、「Hyper-V」レプリカ機能を活用し、サーバを丸ごとFJMの「AZCLOUD」上に複製するサービスです。
各分野の代表的な製品
目的 | メニュー | 価格(税別) |
---|---|---|
サーバ最適化 | ||
Hyper-V構成済アプリケーション(VHD):
グループウェアや情報漏洩対策など37種類 |
32万円から
(ADシングルサーバVHDの場合) |
|
仮想化ベーシックセット | 72万円から
(ペディスタル SS(TX100)の場合) |
|
安心・安全 | ||
スマートレプリカDRサーバセット | 140万円
(ペディスタル M (TX150) - SS(TX100)の場合) |
|
AZCLOUDサーバレプリケーション | 7万9,800円/月から |
既存の装置でバックアップを取られているお客様においては、バックアップ先にOS、バックアップソフト設定済みのNASを追加設定をするだけで、データを自動的にクラウド環境へバックアップできます。通信をSSLで暗号化し、さらにクラウド上に保管するデータそのものも暗号化するため、セキュリティ面でも安心です。また、自然災害時にNASを紛失・破損した場合のデータ復元を支援しますので、最低限データだけは安心なクラウドへ退避したいというニーズに対しリーズナブルに応えます。
標準価格:月額費用 6,980円/月から、初期費用 39万9,000円
AZSERVICEの機能強化ラインナップとAZCLOUDバックアップにおいて、今後1年間で1,000社
今後FJMは、これまで中堅中小市場向けビジネスで培った実績ノウハウをベースに、11月より既にサービス提供している日本マイクロソフトの「System Center 2012」導入支援サービスなどを活用し、仮想化ビジネスを強化、推進していきます。また、全国のパートナーと技術やノウハウを共有し、中堅中小企業のお客様に使いやすい付加価値の高いサービスを提供し、お客様のビジネスに貢献します。
このたびのFJMのサービス強化を心から歓迎いたします。FJMと進めてまいりました中小企業のお客様に向けた仮想化ソリューションが、Windows Server 2012 R2に基盤を強化することで、止めないシステムの実現や、高機能なソフトウェアによるストレージ、クラウドを活用した災害対策など、より一層多くのお客様の課題を解決し利用を促進することを期待しております。
日本マイクロソフト株式会社
サーバープラットフォームビジネス本部
本部長 吉川 顕太郎
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
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