名古屋ステーション開発様、「GLOVIA smart きらら OCR」を活用した売上業務効率化を実現

～「GLOVIA smart きらら OCR」によりテナント売上照合・修正作業を自動化し従来の約50％に削減～

名古屋ステーション開発株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：梅本薫、以下：名古屋ステーション開発）様は、株式会社富士通マーケティング（本社：東京都文京区、代表取締役社長：生貝健二、以下：FJM）の売上自動収集・照合ソリューション「GLOVIA smart きらら OCR」を活用し、JR名古屋駅をはじめとした商業施設内のテナント売上管理業務を大幅に効率化する新システムを構築、9月より運用を開始しました。まずは30テナントに対し本システムを適用し、売上照合・修正作業にかかる時間を従来の約50％に短縮しました。

「GLOVIA smart きらら OCR」は、さまざまな形式、サイズの精算レシートに記載された情報を読み取り、正確かつ高速にデジタルデータとして認識し、売上を自動収集・照合する日本初のソリューションであり、関連技術について複数の特許を取得しています。

名古屋ステーション開発様では、「GLOVIA smart きらら OCR」の導入により、これまで専任担当者が手作業で行っていた管理施設内の各テナントの日々の売上管理業務の効率化と、今後の管理施設拡大を見据えた体制強化を実現しています。

名古屋ステーション開発様は、事業を通じて魅力ある空間を提供し社会の発展に貢献することを目指し、JR名古屋駅のショッピング店・飲食店を中心に尾張一宮駅、岐阜駅など東海3県で商業施設「ASTY」など 12施設約130社200テナントの管理・運営を手掛けています。

名古屋ステーション開発様では、テナント管理業務のうち毎日必ず行う業務として、テナントの売上集計・管理業務を行っています。現在、テナント各社ごとにPOSレジの仕様が異なっており、レシート上に記載されている項目やレシートの長さ、サイズなどもPOSレジごとに異なっています。

売上集計・管理業務では、まず各テナントが売上報告用端末（CAT）から手入力した日々の売上データと、テナントから提出された約130種類の精算レシートを、専任の担当者が必要な項目を全件目視で突き合わせ、売上金額が不一致の場合はその都度テナントへ再確認し、売上データを手作業で修正する、という煩雑な作業が必要となっています。

業務に精通した担当者でも1日に可能な処理件数は50件程度となっており、毎日専任の担当者4名でデータとレシートの売上金額の突合せとデータの修正を行っていました。専門性の高い業務のため担当者が1人で作業ができるようになるまで約半年かかるなど担当者育成に時間がかかっており、また連休中は精算レシートが蓄積されるため連休明けの作業量が増加し膨大な時間がかかってしまうなど、今後の事業拡大とサービス向上のため業務の標準化と効率化に向けたシステム化が課題となっておりました。

そこで名古屋ステーション開発様では、「GLOVIA smart きらら OCR」の持つ精度の高い高速読み取り認識技術と自動照合機能評価し、「GLOVIA smart きらら OCR」を活用した新たなテナント売上管理システムを構築、まずは30テナントを対象に9月より運用を開始しました。

今回の「GLOVIA smart きらら OCR」により、JR名古屋駅内30テナントの売上照合・修正作業を自動化し、作業時間を従来の約50％へと短縮、データ読み込み準備や最終確認なども含め、全体で工数を約2/3へと削減しました。これにより、今後管理施設数やテナントを拡大した場合でも、担当者を増員することなくスムーズに対応できる基盤を確立しています。

名古屋ステーション開発様では、2013年内を50テナントに適用を拡大し、その後適用可能なテナントから随時拡大し業務効率化を実現することで、顧客満足度向上に向けたより生産的な業務への人材活用が可能になることを期待しています。さらには、現在紙で保管している精算伝票のデータ化による保管コストの削減や、さらなるテナントサービス向上など、経営資源の効率的な活用に取り組まれていく予定です。

名古屋ステーション開発様システム概要

名古屋ステーション開発様について

社名	名古屋ステーション開発株式会社
所在地	愛知県名古屋市中村区竹橋町15番12号NSKビル
代表取締役社長	梅本薫
資本金	480百万円
創立	1988年3月8日
株主	東海旅客鉄道株式会社（100%）
主な事業内容	商業施設等の建設・経営並びに管理 JR線高架下の店舗、駐車場等の開発、貸付及び管理
商業施設	名古屋駅店舗（名古屋駅構内・地下通りファッションワン・北部高架下エリア） ASTY店舗（三河安城・一宮・岐阜・鶴舞・大曽根・高蔵寺・多治見）駅ビル店舗（大垣APIO・津CHUM）

GLOVIA smart きらら OCRについて

「GLOVIA smart きらら OCR」は、テナントごとに異なる精算レシートをスキャナで読み取りデジタルデータ化し、テナントが手入力した売上管理システム上のデータと自動照合するシステムです。専用のキャリアシートに、各テナントが発行する精算レシートや商品券、クレジット伝票などの各種伝票類を挟み、スキャナで読み取ることで、デジタルデータ化します。読み取ったデータと売上管理システム上のデータとの自動照合を支援する『レシートデータ照合支援機能』により、自動照合の結果、アンマッチがあるテナントのみを抽出し、画面に表示することで、照合結果の迅速な確認が可能です。これまで机上で行っていた「精算レシート」、「売上日報」、「項目対比表」の複数の確認･照合作業を1つの画面に集約し､作業効率の大幅な向上を実現します。

店舗別レシートデータ収集装置の特許など、精算レシートの読取技術について複数の特許を取得しました。

（特許第5253462号、特許第5202677号、特許第5216890号など）

ショッピングセンター、百貨店、空港、道の駅などの商業施設に加え、医療など紙資料のデジタル化が必要な様々な分野での応用が可能です。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ

【お客様お問合わせ先】

株式会社富士通マーケティングお客様総合センター
電話： 0120-835-554（フリーダイヤル）
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