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Japan

PRESS RELEASE

2012年7月26日
株式会社富士通マーケティング
株式会社富士通マーケティング・エージェント

中国人富裕層をターゲットにした銀聯「日本館」ビジネスを拡大

~西川リビング様など日本の有名企業の出店と銀聯「日本館」を通じた東北復興、地域経済活性化を支援~

   

   株式会社富士通マーケティング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:古川 章、以下:FJM)の関連会社である株式会社富士通マーケティング・エージェント(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:原田 昌紀、以下:FJMエージェント)は、株式会社China Commerce(チャイナコマース)と連携し、中国・銀聯(ギンレン)オンラインモールの日本商品専門サイト「銀聯在線商城日本館(以下:銀聯日本館)」への出店をサポートする「中国ECサイト支援・構築サービス」を2010年8月より展開しています。

   今回、銀聯日本館の顧客ターゲットを中国の「富裕層、中間富裕層」に明確化するとともに、市場のニーズに沿った人気の高い商品・サービスの拡充に注力しています。また、東北地域の経済復興支援のため、銀聯日本館内に「東日本復興支援館」」を開設し、東北6県の企業の出店を無償で支援しています。

   さらには、地方金融機関と連携した日本の各地域における経済活性化支援を強化していきます。

   中国のEC市場規模は、2011年で約7,736億元(約9兆8,300億円)、2015年には3.3倍の2兆5,510億元に拡大すると見込まれています(出典:iResearch Japan株式会社)。また、中国のインターネット人口は2011年末で世界第1位の5億1,300万人になり、そのうちネットショッピング人口は1億9,400万人と、インターネット人口の37.8%まで増加しています。(出典:Internet World Stats)。

   しかしながら、C to CもB to Cもすでにビジネスモデルを確立している淘宝(タオバオ)が多くを占めており、日本や世界の有力企業の新たな進出は厳しい状況となっています。


   こうした状況のもとFJMエージェントでは、中国人富裕層をターゲットに展開していた銀聯日本館ビジネスをさらに拡大し、現在急増している中間富裕層までをターゲットにしたビジネス強化を図っています。日本の有名企業の出店や岐阜県多治見市様と連携し伝統工芸品である美濃焼を銀聯日本館内の日本工芸館「匠」へ出品するなど、中国でも人気の高い日本製品のラインナップ拡充に注力しています。

   また、東北地方の経済活性化による復興支援を目指し、銀聯日本館内に「東日本復興支援館」を開設し、東北6県の企業の出店を無償で支援しています。

   さらには、日本の各地域の経済活性化を支援するため、銀聯日本館を通じて各地域の中堅中小企業の中国市場進出を支援するビジネスマッチング契約を現在21金融機関と締結し、共同でのセミナー開催などを行っています。


  • 中国で人気の高い日本の有名企業の出店拡大と、取り扱い商品・サービスラインナップ拡充

       銀聯日本館の商品・サービス拡充の一環として、株式会社講談社が発刊する女性向け人気ファッション誌「ViVi」の中国版「昕薇(xinwei シンウェイ)」注1)と協業し、昕薇に掲載されている日本の人気ファッション商品が中国国内で購入できる公式オンラインショップ「昕薇ViVi SHOP」を、4月25日に銀聯日本館に出店しました。さらには、日本の楽天市場において9年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞している珈琲専門店、honu加藤珈琲店株式会社様(愛知県名古屋市)が2月に、高級寝具で最大手の西川リビング株式会社様(大阪府大阪市)が5月に出店しました。

       また、株式会社資生堂の子会社であり、自然派化粧品で人気の高い株式会社アユーララボラトリーズ様(東京都港区)も近日開店予定です。

  • 「東日本復興支援館」による復興支援

       地域経済の回復による東北地方の復興支援を目指し、東北6県の企業の東日本復興支援館への出店について、コンサル料、中国語でのサイト作成費用、データ保管料、手数料など、通常出店にかかる費用を2012年度中は1社20点まですべて無償にし、提供します。各地域、企業で強みを持つ商品を、銀聯日本館を通じて中国人顧客に広めることで、東北地方のビジネス回復と地域復興への貢献を目指します。

       現在秋田県、青森県、岩手県などの各県より、桜皮細工、ペット用品、化粧品、津軽塗商品など19社が出店しています。

  • 地方金融機関との連携による地域経済活性化支援

       地方の中堅中小の製造業などの販路拡大に向け、各地域の金融機関とビジネスマッチング契約を締結し、地場企業への中国進出支援セミナーやフェアなどの共同開催や、進出コンサルティングなどを行います。

       現在21の金融機関と締結しており、今後も順次拡大していく予定です。


    • 締結済み金融機関
      • 地方銀行:北海道銀行、青森銀行、岩手銀行、庄内銀行、北都銀行、名古屋銀行、
                         静岡銀行、三重銀行、滋賀銀行、北陸銀行、大光銀行、近畿大阪銀行、
                         みなと銀行、鳥取銀行、阿波銀行、西日本シティ銀行、宮崎銀行
      • 信用金庫:岡崎信用金庫、瀬戸信用金庫、大阪市信用金庫、播州信用金庫
    • 締結準備中
      • 尼崎信用金庫
    • 最近のイベント開催状況
      • 「尼信拡販フェア(2012年7月6日)」(尼崎信用金庫:兵庫県)

今後のビジネス展開

   今後は中間富裕層をターゲットとした企業誘致を強化し、2012年度中に現在の約60店舗から100店への拡大を目指します。
また、JTBグループや自治体と連携した体験型観光ビジネスやメディカルツーリズムなど、中国人富裕層のニーズに合わせた新たなサービスを開発していきます。


関連リンク

商標について

   記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


注釈

注1  「昕薇(xinwei)ViVi」は、日本の講談社が出版する雑誌「ViVi」の中国語版で、中国では
        中国紡織出版社が出版。
        発行部数は96万部。

各ページ画面


昕薇ViVi SHOP

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honu加藤珈琲店様

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西川リビング様

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東日本復興支援館

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以上

本件に関するお問い合わせ

【お客様お問合わせ先】

株式会社富士通マーケティング・エージェント  グローバルビジネス事業部
icon-telephone 電話:03-5209-1508  icon-fax :FAX:03-5209-1548

【報道関係お問合わせ先】

株式会社富士通マーケティング  広報部
icon-telephone 電話:03-5804-8110(直通)


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