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読書活動支援システム導入事例

市内59の全小中学校と公立図書館を連携し、約70万冊の「蔵書管理」、「授業活用データベース」、「情報共有ポータル」を導入し、「とよなかブックプラネット事業」を強力に推進

イメージ中豊島小学校 図書委員

大阪府豊中市 様


大阪府の北部に位置し、南は大阪市、東は吹田市、西は尼崎市、伊丹市、北は池田市、箕面市に接している、人口約39万人を有する中核都市・豊中市(以下、同市)。1962(昭和37)年11月に、日本で初めての本格的なニュータウン・千里ニュータウンがひらかれるなど、交通利便性の高さを活かした大阪都市圏のベッドタウンとして知られています。また、日本で初めて全国大会が行われた、高校野球、高校ラグビー・高校サッカー発祥の地でもあります。

同市では、小中学校に通う児童・生徒の読書活動を推進し、自ら学ぶ力を育成する「とよなかブックプラネット事業」を2010年度より開始。この事業を支援する情報基盤として、「蔵書管理システム」、「授業活用データベース」、「情報共有システム」という3つで構成される「とよなか読書活動支援システム」を構築しました。今回は、その導入に関わられた豊中市教育委員会 教育長の大源氏、同委員会 読書振興課 課長の堀野氏、豊中市立中豊島小学校 校長の舟岡氏にお話を伺いました。

[2013年5月15日 掲載]


↓ 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入効果 | 今後の展開 | お客様情報 

導入の背景

もっと児童生徒と向き合い、読書を好きになってもらうための活動の時間を増やしたい

イメージ 中豊島小学校 図書館

児童・生徒の知識や技能習得とともに、思考力・判断力・表現力などの育成を重視した新学習指導要領により、教育現場ではさらなる言語環境の整備、言語活動の充実が求められるようになりました。また、淺利敬一郎・豊中市長は、政策項目の1つとして「読書活動日本一への取り組みの推進(蔵書の充実、学校図書館と公立図書館の連携)」を掲げています。そこで、同市は「学校図書館と公共図書館の蔵書を一体的かつ効果的に活用する環境を整備することにより、児童生徒の読書活動を促進し、自ら学ぶ力を育成する」ことを目的とする、「とよなかブックプラネット事業」を推進してきました。

大源 氏
豊中市
教育委員会
教育長
大源 文造 氏

「ぜひたくさんの本と出会って、たくさんの感動を味わってほしい。自分たちの将来を自らデザインする力を養ってほしい。また、子どもたちは将来、さまざまな場面で自ら判断することが求められるでしょう。そんなときに、これまでに読んだ本から適切に判断していくためのヒントを得てほしい。こうしたことを実現し、児童・生徒の豊かな心を育てていくためにも、各小中学校の学校図書館をもっと活用していくことが大切です。」(大源氏)

同市ではこれまで、市内すべての小中学校59校に、学校図書館専任職員(以下、学校図書館司書)を1人ずつ配置するなど、全国的にも先進的な取り組みを行ってきました。
そのうえで、学校図書館司書が児童生徒に向き合い読書を好きになってもらうための活動に費やす時間をさらに増やすためにも、貸出返却・利用状況の把握などの管理業務や検索業務などをより効率化することが望まれ、各小中学校における学校図書館のシステム化を進めることが求められる状況にありました。

あわせて、新学習指導要領をふまえて、授業での学校図書館活用の拡大が求められている中、授業に有効な図書の情報や活用事例などの情報を取得したり、教員同士で共有したりする仕組みの必要性が高まりました。同市はITを活用し、こうした課題の解決を図りたいと考えました。

導入の経緯

課題解決に向けた提案力と豊富な構築実績を評価し、システム構築のパートナーを選定

堀野 氏
豊中市
教育委員会
読書振興課
課長
豊中市立
岡町図書館長
堀野 真司 氏

何度も議論を重ねつつ、子どもたちの成長を一番の軸として、他の自治体の事例も参考にしながら「とよなかブックプラネット事業」を進めてきた同市。有意義な活動につながるシステムを構築するためにどうすべきか、専門ベンダーと協議しながら詳細を設計していきました。

「当市では2010年から『とよなかブックプラネット事業』を開始しておりますが、最初の3年間は環境醸成ということで、『子ども読書活動フォーラム』など読書活動の推進につながる、さまざまな取組を展開してきました。IT面におきましても、まず概要設計、次に詳細設計、3年目にシステムの導入・開発を行うという計画で進めてきました。」(堀野氏)

そして同市は、図書館業務を支援する「蔵書管理システム」、授業活用事例を共有する「授業活用データベース」、公立図書館も含めた司書・教員で図書情報を共有する「情報共有ポータル」という3つのシステム構成により、本事業の課題解決をはかる富士通マーケティングの提案力を評価し、読書活動支援システムを構築するパートナーとしての採用を決めました。また、全国での学校図書館システムの豊富な構築実績も、パートナー選定を後押ししました。

導入効果

市内にある蔵書約170万冊を、どの学校からも横断的に検索・予約・貸出可能に

今回、同市が構築した「とよなか読書活動支援システム」は、市内にある59校の全小中学校で2013年4月から運用を開始。「蔵書管理システム」では、市内全小中学校の学校図書館の蔵書約70万冊をシステムで管理し、9つの公立図書館の蔵書約100万冊と合わせ、約170万冊を市内のどの学校からも横断的な検索・予約や、相互貸借、貸出返却などを可能としました。書評入力や投票機能、マイ本棚など、学校図書システムとしては初めて、公立図書館でも先進的な機能も備えております。

舟岡 氏
豊中市立
中豊島小学校
校長
舟岡 直子 氏

また、各学校図書館で行っていた手作業の業務をシステム化することで、学校図書館司書の窓口業務、資料管理、収書・整理業務など図書館業務の負担が軽減され、児童・生徒と向き合い、読書活動の推進に今まで以上に注力できるようになりました。
「本校では、学校図書館の本を資料にしながら1つのテーマについて調べて発表する『調べ学習』の授業を積極的に行っています。教員が授業の図書活用事例として、その感想や、注意点、ポイントなどを『授業活用データベース』に入力・登録することで、他の教員がその情報を閲覧できます。このことで、図書を活用した授業の情報を『授業活用データベース』をとおして共有できるようになり、それが教員の授業づくりや授業計画立案にも大きく役立つと期待しています。」(舟岡氏)
「授業活用データベース」では、ブックリストを作成し、蔵書システムへ連携し、市内の学校や公立図書館に目当ての本が無い場合、国会図書館を検索したり、大型書店を検索し本の購入の参考にしたりなど新しい試みもあり、今後の活用が期待できます。これまで学校図書館と公立図書館は、各施設間での連携はすすめてきたもののシステム化はされておらず、さらなる効率的な資料等の活用について模索している状況でした。しかし、今回の導入で意見交換や相談などのコミュニケーションを円滑するための情報共有ポータルサイトを立ちあげ、図書の検索や掲示板といった機能に加え、電子キャビネットでの資料共有や、サイト利用者へのアンケートの実施・集計が可能になりました。

大阪府豊中市様 読書活動支援システム

今後の展開

児童・生徒および教員の、さらなる学校図書館活用と読書活動の活性化を目指す

「今回のシステム構築により、私たちは「読書活動日本一」の実現に向けてのスタートラインに立ったと考えています。今後は、導入したシステムを如何により効果的に活用していくのかということが大切です。そこで、当市では、専門知識を持つ職員が各小中学校を巡回して、システム操作に関するスキルアップはもちろん、子どもたちの成長・変化や各学校の特色ある取り組みを集積・共有していくことも考えています。」(大源氏)

「読書活動支援システム」導入により、同市は児童・生徒が自ら興味を持って図書を検索し、さまざまな図書と出会う機会を増やし、「活用する読書」へ発展することを期待しています。また、今回構築した「授業活用データベース」については、将来的に全国の学校図書館関係者と事例共有することも視野に入れ、クラウドで基盤を構築しています。他にも、各システムを統合的に連携することで、児童・生徒および教員のさらなる学校図書館活用と読書活動の活性化を目指していきます。

お客様情報

お客様名
イメージ
豊中市役所
所在地 大阪府豊中市中桜塚3-1-1
市長 淺利 敬一郎 氏
市制施行 1936(昭和11)年10月15日
総人口 391,603人(2013年4月1日 現在)
小学校 41校
中学校 18校

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2013年5月現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

山本 株式会社富士通マーケティング
関西営業本部 公共・金融統括営業部 文教営業部
山本 和宏

豊中市様の、長年にわたって熟慮されたご要件を実現するため、公共・学校図書共に構築経験が豊富な弊社スタッフを総動員して今回のシステムをご提案、ご採用頂きました。引き続き今後も、豊中市様の「読書活動日本一」を達成するため、全社一丸となりご提案させて頂き、常に豊中市様のベストパートナーになることを目指します。

イメージ
販推担当
鈴木 祐介
担当営業
山本 和宏
担当SE
滝田 淳

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