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図書館ソリューション 導入事例

ICタグを活用したシステムの構築により、利用者が使いやすい図書館を実現

韮崎市立図書館

山梨県韮崎市立図書館 様


山梨県の北西部に位置する、人口約3万1,800人の韮崎市(以下同市)は、甲斐武田氏の発祥の地として知られ、初代当主の武田信義が菩提所と定めた願成寺や武田氏の氏神とされていた武田八幡宮など、その歴史を伝える史跡や文化財などが数多く残されています。また、「サッカーのまち にらさき」をキャッチフレーズとして、幼児からお年寄りまでの幅広い世代で健康的な市民生活が送れるように、サッカーをキーワードにしたまちづくりが進められています。

2011年9月3日、同市はJR韮崎駅前にさまざまな施設を集約した「市民交流センター(愛称ニコリ)」の新設に合わせて、図書館を新規設立。指定管理者(株式会社図書館流通センター)に図書館の運営を任せると同時に、使いやすさと低ランニングコストを両立できる最先端の図書館ソリューション「iLiswing21 / We V2(アイリスウィン21・ダブリューイー)」を導入しました。
今回は稼働後の効果について、実際にシステムを活用している館長の元吉氏にお話を伺いました。

[2011年11月30日 掲載]


↓ 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入効果 | 将来の展望 | お客様情報 

導入の背景

従来の図書館は、多くの住民から設備面の充実を要望されていた

韮崎市立図書館カウンター

もともと、JR韮崎駅近くの小高い丘の上にあった同市の図書館は、職員1人と臨時職員3人で運営していた小規模なものでした。住民の利用率も1人当たり年に約1.7冊[注]とかなり低く、多くの住民から充実化の要望が寄せられていました。同市の中でも10年以上前から図書館改修の意見が出されていましたが、移設に適した場所がないという理由から長年保留されていたといいます。ただ、市の文化レベルを向上させるためには、図書館の移設・整備は不可欠な事業であるという思いは持ち続けていました。

[注] 2006年のデータによる

2009年、韮崎駅前にある民間の商業施設を市が買い上げ、市民のための施設として改修することが決定。それに合わせて新施設の中核を担う存在として、図書館を移設することになりました。同市ではこの機会に、隣接する自治体と比べて設備面で大きく劣っていた従来の図書館を、全国でもトップレベルの設備を持った図書館へと整備することを計画。図書館を市民の交流の場として生まれ変わらせて、市民サービスの水準を大きく向上させようと考えました。

導入の経緯

使いやすさと運用コストの低減を両立できるシステムであることを重視して検討

ゲート ICゲート

同市が具体的に目指したのは、「使いやすさと運用コストの低減を両立できる図書館システム」の導入でした。また、20年後を見据えてシステムを考えたとき、現段階での最先端のシステムを採用することが、結果としてランニングコストの面で最も効果が高いことを試算で確認していました。

そこで、注目したのがICタグを利用したシステムです。全ての本にICタグを貼付することで、カウンター業務の効率化や本の持ち出し防止など職員の業務効率化を図るのと同時に、自動貸出機や予約本受取り棚など住民の利便性が高まる仕組みを実現したいと考えていました。また、標準のIC利用カードに加えて、住民基本台帳カード(住基カード)、多くの携帯電話に搭載されたFelicaを利用した「おサイフケータイ」での利用にも対応できるようにして、住民の利用促進を考えていました。

そうした要件を踏まえて、ベンダー数社からの提案を比較検討。システムの使いやすさ、さまざまな技術に対応可能な汎用性、そして製品の実績とベンダーの信頼性を重視して、富士通マーケティングが提案する図書館ソリューション「iLiswing21 / We V2」(富士通)を採用することにしました。

導入効果

ICタグを利用したシステムにより、利用者が使いやすい図書館システムを実現

子育て支援センターやサッカーミュージアムなどを集約した「市民交流センター・ニコリ」は、2011年9月3日にオープン。床面積が約10倍に、蔵書数が約10万冊になり、最先端のシステムを導入して生まれ変わった韮崎市立図書館も、この日多くの住民にお披露目されました。図書館利用者からの評価は軒並み高く、オープンから1カ月の計測結果によると、韮崎市民の約11%となる3600人の住民が利用者登録を行い、貸し出された本の冊数は約1万5000冊にのぼりました。

また、今回のシステム化により図書館の利便性が大幅に向上しました。例えば、本を借りるときは自動貸出機の上に借りたい本を置き、ICカードか住基カード、おサイフケータイのいずれかをかざすだけで手続きが可能。返却も自動返却機に投函するだけで処理が終了します。また、本を予約したいときも検索端末から申し込みができ、予約した本が届いたときにも各種カードで照合後にIC予約棚から受け取ることができます。いずれもカウンターに並ばずに済むため、利用者にとって使いやすい図書館が実現できています。

アイテム IC予約棚(上)及び予約照会機(下)

元吉 氏
韮崎市立図書館
館長
(株式会社図書館流通センター)
元吉 氏

「今回のICタグ利用により実現した自動貸出機やIC予約棚などの設備については、老若男女を問わず多くの住民にすんなり受け入れられている印象です。2台の自動貸出機と3台の蔵書検索機については、9割近くの利用者が何の問題もなく使用されています。また、館内の検索端末からやWebからの予約数も、こちらの想定以上となっています。」(元吉氏)

システム機能 : 利用券
システム機能 : 自動貸出機、自動返却機
システム機能 : IC予約棚
システム機能 : ICゲート

職員の作業負荷を軽減でき、別の必要な作業に注力できるようになった

職員にとっても、今回のシステム化は大きなメリットがありました。利用者が進んで自動貸出機などの設備を利用していることにより、職員がずっとカウンター内で対応に追われるという事態はなくなり、作業負荷が軽減。そのぶん、利用者をご希望の書架へご案内したり、閉架から新しい本を棚に出したりといった作業に注力できています。また、ICゲートの設置によって本の持ち出しを防止できることも、安心につながっているといいます。

「この『iLiswing21 / We V2』は、レイアウトや操作性が優れていますので、これまで図書館業務の経験がない職員でも抵抗なく使うことができていますし、間違いもほとんどありません。また、システムはサーバーセンターに預けていますので、管理やバックアップに手間を取られることはありません。また、少し仕様を変更したい場合や万が一不具合が起きた場合にも、即座に対応していただけます。その点では業務効率化ができていると思います。」(元吉氏)

また、本の読み聞かせコーナーを設置して月2回イベントを行ったり、「こんにちは」「ありがとうございました」といった利用者への声がけを積極的に行ったりするなど、住民とのコミュニケーションを重視しています。その意味では、今回のシステム化によって職員が利用者とコミュニケーションを取る時間が増え、逆に利用者が職員に声をかけやすい環境も生まれているようです。

将来の展望

さらにスムーズに利用してもらうため、自動貸出機や蔵書検索機を充実したい

現在、韮崎市立図書館では「iLiswing21 / We V2」を中心として構築したシステムのうち、ほとんどの機能をフル活用して住民サービスの向上に努めています。今後さらに蔵書の数や利用者数が増えた際には、さらなる設備台数の増加も考えていく必要があります。

イメージ 自動貸出機

「システム化を済ませたほかの図書館の職員に話を聞きますと、いかに利用者に自動貸出機を利用してもらうか、稼働率を上げることに苦戦しています。しかし、韮崎の図書館ではそうした問題がなく、みなさんにスムーズに利用してもらっています。」(元吉氏)

お客様情報

お客様名
所在地 山梨県韮崎市若宮1-2-50
設立 平成23年9月3日

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2011年10月現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

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