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富士通マーケティング

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「システム化企画・調達支援サービス」「システム工程管理支援サービス」導入事例

仕様書作成から工程管理まで的確な上流支援でネットワークシステムを統合

東京都中野区

東京都中野区 様


東京23区の西方に位置する中野区様(以下、同区)は、通勤・通学などの利便性も良く、居住しやすいエリアとしての人気も高いことから、多くの区民を擁しています。約32万人の区民に対する行政サービスを約2,000人の職員で支える同区では、2023年度に予定されている新庁舎への移転に先立ち、住民情報系、庁内情報系、要支援者台帳管理系の3つに分かれていたネットワークシステムを、効率化やコスト低減の観点から統合する必要がありました。それを実現すべく「情報基盤統合化計画」の策定・実施に当たり、富士通マーケティングの上流支援サービス「システム化企画・調達支援サービス」および「システム工程管理支援サービス」を採用いただきました。計画策定やシステム関連機器の調達、事業者の選定、工程管理の各業務における上流支援サービスを受けたことで、短期間で効率的なネットワークシステムの統合を実現しました。同サービス導入の背景や経緯、効果について、同区の区民サービス管理部副参事の中谷博氏、同部情報基盤管理担当係長の上田仁氏、同部情報システム分野情報基盤担当の井上義男氏、新堀佐自子氏にお伺いしました。

[2017年4月24日 掲載]


 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入の効果 | 将来の展望お客様情報 

導入の背景

新庁舎への移転前に3つのネットワークシステム統合を検討

中谷 氏
東京都中野区
区民サービス管理部
副参事(情報システム担当)

なかたに ひろし
中谷 博 氏

同区ではこれまで、区民の住民票や税などの情報を扱う住民情報システムと福祉・子育て支援関連の情報を扱う福祉総合システムなどが稼動する「住民情報系ネットワーク」、区職員が日々の業務で利用する「庁内情報系ネットワーク」、そして、災害時などに支援が必要な住民をサポートするための「要支援者台帳管理システム」の3つのネットワークシステムを整備し活用してきました。住民情報系システムは2009年度にホスト系システムからのマイグレーションを行いましたが、ミドルウェアのサポートが2020年1月に終了することもあり、パッケージを活用したシステムへの移行を検討しています。一方、庁内情報系システムでは、文書管理や財務会計、庶務事務、電子決裁、グループウェアなどを統合したパッケージを使用していますが、2018年度末にサポートが終了します。同区 区民サービス管理部 副参事の中谷 博氏は「住民情報系と庁内情報系の2つのシステムが同時期に更新時期を迎えることもあり、セキュリティのさらなる強化や運用効率の向上、コスト削減も目指した大規模なシステム更改を検討していました」と振り返ります。

同時に2023年度には新庁舎への移転が予定され、「ネットワークが別々に運用されている現状の構成のままでいいのかという議論も出てきました」(中谷氏)と言います。また、「複数のネットワークシステムを別々に運用しているのでは、セキュリティレベルを均質にすることに加え、運用効率を高めることも難しいと考えていました。そのため、『ネットワーク基盤を統合』しつつも、『論理的に分離する』構成に変更することを決断しました」と背景を語ります。

導入の経緯

豊富な実績と「技術の裏付け」による信頼感が決め手に

ネットワーク統合化では、「計画策定」と「工程管理」の二つの業務が重要です。同区では、3つのネットワーク環境の統合を目指し、そのプロジェクトを円滑に進めていくため、実現力のある計画策定が必要と、まずは計画策定支援事業者の選定を行いました。その後、計画を実現するため、遅滞のないように工程管理ができる事業者の選定を行いました。

中谷氏は「高度な技術を必要とするネットワーク統合を実現可能な計画書にまとめること、その計画に則って遅滞のないように工程管理すること、この2つを確実に実行するため、専門知識や技術的な知見を持ったコンサルタントを擁する支援事業者の起用が必須と考えました」と説明します。

井上氏
東京都中野区
区民サービス管理部
情報システム分野
情報基盤担当

いのうえ よしお
井上 義男 氏

同区では、その事業者として富士通マーケティングを選定し、「システム化企画・調達支援サービス」と「システム工程管理支援サービス」の活用をそれぞれ決めました。これはネットワーク統合に必要なハードウェアなどを調達するベンダーの選定から、ネットワークの統合作業を進めるにあたっての工程管理を支援するサービスです。区民サービス管理部 情報システム分野 情報基盤担当の井上義男氏は富士通マーケティングを選定した理由について、「情報セキュリティに関する知見の高さが他社より秀でていました。また、特別区を含む自治体の情報基盤整備などにおける実績が豊富な点も評価しました」と指摘します。さらに、「分離調達という視点から、システムベンダーと資本関係のない独立系コンサルティング会社も候補にしましたが、その場合にはネットワークやセキュリティシステムの構築経験がない、つまり『技術的な裏付けのないコンサルタント』からアドバイスを受けることにもなりかねません。その点、富士通マーケティングはネットワーク構築においても実績がある。『技術力のある事業者』として信頼できたのです」(井上氏)と語ります。

導入の効果

構築期間の短縮を実現し競争性の高い調達でコストも削減

新堀氏
東京都中野区
区民サービス管理部
情報システム分野
情報基盤担当

にいぼり さしこ
新堀 佐自子 氏

富士通マーケティングの上流工程支援サービスの導入で、どのような効果を実感しているのか、区民サービス管理部 情報システム分野 情報基盤担当の新堀 佐自子氏は、次のように言います。「まずは、中野区として公平な事業者の選定に基づくネットワーク統合を実現できたと感じています。その効果が大きい」と指摘します。「富士通グループでありながら富士通製品を強く推奨することもなく、公平・中立な立場で支援をしてくれました。事業者の選定やハードウェアの調達でも中立的な立場で客観的な意見や助言をくれたことが非常に助かりました」。また、区民サービス管理部 情報基盤管理担当係長の上田 仁氏は、「様々なベンダーと交渉するときは、プロジェクト全体の理解度や技術的な知識が深くないとこちらの考えや意見を正確に伝えることが困難です。そうした時に『どういう切り口で交渉し調整すべきか』についての助言ももらえました。また、区内の学校や警察など区関連施設以外への展開も必要な中、関係者との調整やこれまでの実績に基づく気づきなどのフォローもしてもらえました」と、プロジェクト全体を的確かつスムーズに進めることができたことの効果を指摘します。

上田氏
東京都中野区
区民サービス管理部
情報基盤担当係長

うえだ じん
上田 仁  氏

一方、中谷氏は、富士通マーケティングの上流工程支援サービスを活用したことで、「ネットワーク統合化の全体スケジュールが3カ月から6カ月は短縮できたのではないか、このサービスを活用しなければ、ネットワーク統合にはもっと時間がかかっていたかもしれないと感じています。」と語ります。

さらに、定量的な効果として「コストも削減できた」と指摘します。「客観的な立場でベンダー間の公正な競争を促すことのできる仕様書を整えてくれました。競争性も透明性も高い調達が実現できたことと、そして何より、3つのネットワークを1つに統合したことにより、試算では年間で3,700万円程度、5年間では1億8,500万円もの回線利用料のコスト削減(約60%削減)を見込めています」(中谷氏)。

上流工程支援サービス概要

将来の展望

新庁舎移転にともない計画策定や工程管理でもサービス活用を検討

同区では新庁舎への移転を機に、現在は窓口ごとでばらばらに使っている各システムについて総合窓口の一本化を検討しているため、今後も大規模なシステム調達が予定されています。「区としての方針や計画を十分練り、市場調査も実施した上で、要件定義、仕様書作成、調達準備と進んでいきます。その支援はもちろん、システムの構築段階でも、工程管理の支援のサービスを活用したいと考えています」(中谷氏)。

同区では今後、ICTを活用した区民向け行政サービスの向上に取り組む予定です。「電子申請の仕組みを拡張し、従来のように区民が窓口に並ぶのではなく、マイナンバーカードによる認証によりインターネットを通じて様々な手続きができる仕組みを検討しています。また、区役所まで足を運ぶことが困難な人のため、区の職員が出向いてその場でタブレット端末等を使い各種手続きができるような仕組みも検討しています」(中谷氏)。区民がより一層利用しやすいサービスの提供に向けて、中野区様ではICTを活用した様々な取り組みを展開していく計画です。ICTシステムの貢献度が今後ますます高まるなか、その導入のための支援サービスにも期待が高まっています。

お客様情報

お客様名
所在地 東京都中野区中野四丁目8番1号
代表者 区長:田中 大輔 (たなか だいすけ)
人口 人口:321,734人 (2016年1月1日)
世帯数 194,834世帯 (2016年1月1日)

(注)記載されているお役職などの情報につきましては、2017年3月17日現在のものです。
(注)製品の仕様、サービスの内容などは予告なく変更する場合がありますので、ご了承ください。
(注)記載されている製品・サービス名、会社名及びロゴは、各社の商標または登録商標です。


担当営業の声

嶋崎SA 株式会社富士通マーケティング
自治体・金融営業本部
自治体・文教統括営業部
自治体営業部
しまざき はやと
島崎 隼人

中野区様の情報基盤統合化にあたり、「システム化企画・調達支援サービス」と「システム工程管理支援サービス」をご採用いただき大変嬉しく思います。また区民サービス管理部様の長期に渡るご尽力に、深く感謝しています。今後も、ビジネスパートナーとしてさらなる成長を目指してまいります。

担当SEの声

高橋SE 株式会社富士通マーケティング
システム本部
業種ソリューションセンター
自治体・文教ソリューション部
たかはし りえ
高橋 里江

自治体様におけるICTシステム構築は、住民サービス向上の観点で重要な取り組みですが、技術的な専門知識を求められる自治体様は少なくないと思います。今後もシステム化における多様なご要望にお応えする「上流サービス」を通してお客様をご支援してまいります。

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