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「FUJITSUロジスティクスソリューション Logifit TM-配車」導入事例

熟練のスキルと時間を要する配送ルート立案業務を効率化しコストの削減も実現

森のたまご

イセ食品株式会社 様


鶏卵販売の国内最大手であるイセ食品株式会社様(以下、同社)。国内だけでなく北米や東南アジア、中国でも親鶏の飼育から採卵、包装、出荷までを一貫して手がけています。同社では、日々の食卓に欠かせない卵の安定供給を維持するため、配送業務の効率化とコスト削減に取り組んできました。しかし、最適な配送ルートを立案するには、専門的な知識やスキルが必要で、経験を積んだ担当者でないと効率的に作業ができないといった課題がありました。そこで富士通の配車支援システム「FUJITSUロジスティクスソリューション Logifit TM-配車(注)」を導入。配送ルート組みの自動化や配送コストの削減を実現したほか、効率化で生まれた時間を活かして配送品質向上に注力できるようにもなりました。導入前の課題や導入の経緯、効果について、同社の専務取締役 営業本部長の水野 敦至氏、物流部 マネージャーの中村 宗永氏に伺いました。
(注:旧称、「LOMOS/配送計画SP」)

[2017年9月28日 掲載]


 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入の効果 | 将来の展望お客様情報 

導入の背景

1カ月5500台の車両の管理と配送ルート立案をいかに効率化するか

水野 氏
イセ食品株式会社
専務取締役
営業本部長

みずの あつし
水野 敦至 氏

同社は、全国で約1,200万羽の採卵用鶏を飼育しています。親鶏の飼育から集卵、包装、出荷まで一貫して自社で管理する「イセ・インテグレーションシステム」のもと、窓のない「ウィンドレス鶏舎」、集卵した卵を外気に触れず包装工場へ送る「インライン体制」により、安心・安全な卵を食卓へ届けています。

同社は、鶏卵販売のリーディングカンパニーとして安定供給を重視し、スーパーや小売店への配送業務の効率化に取り組んできました。同社の専務取締役 営業本部長の水野 敦至氏は、「スーパーの大規模化により一度に配送する供給量はもちろん、配送回数も増加しています。加えて、受注から納品までのリードタイムが短いこともあり、より効率的な配送が求められていました」と背景を語ります。

同社が鶏卵の配送を委託している運送会社は約15社にもなり、配送コースも関東、関西、東北で合計約190コースにも達します。同社の物流部 マネージャーの中村 宗永氏は、「これらのエリアを網羅するために1カ月に約5500台の定期トラックが運行しています。それ以外も特売に対応するためのスポット便や臨時便が約500台あり、それらの配送効率の向上と配送コストの低減に取り組んでいました」と語ります。さらに、「配送ルートの立案も当社のスタッフが過去の配送実績をもとに手作業で組んでいました。どうしてもスタッフの経験やスキルに左右されやすく、時間もかかっていました」と課題を振り返ります。

導入の経緯

トライアルで効果を実感 新人がベテランと同等の成果を

中村 氏
イセ食品株式会社
物流部
マネージャー部


なかむら むねなが
中村 宗永 氏

配送効率の向上や配送コストの低減を視野に、同社ではシステムの刷新を検討しました。いくつかのシステム開発会社から提案を受けた中で、同社は富士通マーケティングから提案された「FUJITSUロジスティクスソリューション Logifit TM-配車(以下、Logifit TM-配車)」を導入しました。選定の理由について、中村氏は「トライアルで実際の操作画面に触れたときに、導入効果を具体的に把握できたこと」を挙げています。「最適な配送ルートの組み立てには、ベテランスタッフと新入社員では、通常ルートの設定やその組み立てにかかる時間に明らかに差が出ます。しかし、トライアルのときに『Logifit TM-配車』を使ってルートを組んだところ、誰がやっても同じ結果になりました。業務を平準化できること、そして、新入社員や人事異動で新しく入ってきたスタッフなど、物流の業務に慣れていない社員でも取り組みやすいシステムだということがわかりました」(中村氏)。

また、実際に導入する前には、富士通のシステム・エンジニアが茨城県石岡市の工場に赴き、システムの操作方法や考え方を説明しました。これについて、中村氏は「多くの社員が抱いていたシステム刷新に伴う操作性などの不安を払拭してもらえたことで、導入をスムーズに進めることができました」と評価しています。

導入の効果

最適な配送ルート立案に要する時間が1カ月から1日に大幅短縮

同社では「Logifit TM-配車」を、まずは配送コースが多い関東エリアの75コースを対象に導入、最適なルート設計に活用して大きな効果を感じています。通常、距離や指定された納品時間、積載量などから最適な配送ルートを組みますが、以前はベテランスタッフである中村氏でも「1日に5~6コースしかルートを立案することができませんでした」と語ります。仮に全国を網羅する全190コースのそれぞれで納品時刻や配送数量、配送回数などに変更があると、新たにルートを立案しなければなりません。「関東エリアの75コースだけでも配送ルートを新たに立案するには、平均して約1カ月間を要していました。それが今では、届け先の住所と納品時間、数量を『Logifit TM-配車』のマスターに組み込むだけなので、経験の浅いスタッフでも1日程度で立案できてしまいます。配送ルート立案の経験が豊富なベテランになると数時間で立案が可能です。しかも、何百コースもの中からシステムが最適なコースを選定してくれるので安心感もあります」(中村氏)。

一方、水野氏は、「Logifit TM-配車」よって配送コストが「見える化」できたことに大きな効果を感じていいます。「システム上で配送コストが算出されるので、配送にかかる予算をすぐに把握でき年度計画にも組み込みやすくなりました」(水野氏)。さらに、水野氏は同社だけではなく委託先の運送会社を含めた導入効果も感じています。「当社から最適な配送ルートを提示することで、このルートで走れば『このコストで配送できるはずだ』と理にかなったコスト低減交渉が可能となりました。このことは、運送会社にとっても最適ルートでの配送で効率化が図れ、お互いにWinWinの新たな関係を構築できたと感じています。結果的には導入後約半年で配送コストを5%削減できました」(水野氏)。

また、配送ルート立案にかかる時間が大幅に短縮されたことで、中村氏は「配送の品質管理に時間が割けるようになりました」と語ります。具体的には、実際に配送を担当する運送会社の配送スタッフに、挨拶や身だしなみを含めたマナー遵守、「配送先の構内では指定速度内で走行する」といった安全に関する基準遵守を徹底できるようになりました。中村氏は、「コストと同様に品質も重要です。配送品質の管理に時間を使えるようになったのも、大きな効果です」と説明します。

イセ食品株式会社様 システム概要図

将来の展望

製造部門と配送の連動によるプロセス全体の効率化を視野に

同社では現在、関東エリアの配送に「Logifit TM-配車」を導入・活用していますが、今後は「関東地区から全国へ広げていきたい」(水野氏)と考えています。同社では、扱っている製品の4割が関東地域で、あとの6割はその他の地域です。「関東エリアで配送ルート立案の大幅な効率化、配送コストの5%削減という目に見える効果が出ています。この成功事例を全国の営業所長と共有して、早急に採用していきたいと考えています」(水野氏)。

また、同社では、基幹システムとの連携も視野に入れています。具体的には、製造部門と配送が連携することによって、「例えば製造・出荷の準備が整ったタイミングで配車するなど時間のロスをなくすことができます。お客様が求める納品時間に合わせて、どこの工場で何時ごろ製造するかを管理し、配送までを連携させることで業務全体の効率化が図れます。「今は配送の効率化にとどまっていますが、製造から配送まで、全国の工場も含めて全て連動するシステムが理想です。富士通からどのような提案をいただけるか期待しています」(水野氏)。配送の効率化という大きな一歩を踏み出した同社の視線は、すでにその先を見据えているようです。

お客様情報

お客様名
所在地 東京本部:東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8F 鴻巣本社:埼玉県鴻巣市箕田3440
代表者 代表取締役社長 佐藤 七夫
設立 1968年6月
資本金 2,000万円(平成27年1月期)
従業員数 733名(平成29年1月期)
事業内容 鶏卵の販売、卵加工品等の製造

(注)記載されているお役職などの情報につきましては、2017年9月28日現在のものです。
(注)製品の仕様、サービスの内容などは予告なく変更する場合がありますので、ご了承ください。
(注)記載されている製品・サービス名、会社名及びロゴは、各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

藤浦 氏 株式会社富士通マーケティング
流通・サービス営業本部
流通統括営業部
運輸サービス営業部
藤浦 直彦

「FUJITSUロジスティクスソリューション Logifit TM-配車」をご採用いただき光栄に思っています。
お客様の本社と物流部の方々のご協力があってシステムの稼動に繋がったと思っています。今後もお客様の発展にお力添えができるパートナーとしてサービスの提供、ご支援を続けてまいります。

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