GTM-MML4VXJ
Skip to main content

富士通マーケティング

English

Japan

  1. ホーム >
  2. 導入事例 >
  3. 羽生市立図書館 ⁄ 郷土資料館 様

クラウド型公共図書館業務サービス「WebiLis(ウェブアイリス)」導入事例

デジタルサイネージなどを活用し、積極的な情報発信を実現

埼玉県羽生市立図書館 埼玉県羽生市立図書館

羽生市立図書館 / 郷土資料館 様


埼玉県羽生(はにゅう)市が運営する羽生市立図書館(以下、同館)。1986年に開館した同館ですが、市内には食虫植物「ムジナモ」の日本唯一の自生地である宝蔵寺沼があり、国の天然記念物の指定を受けていることから、関連資料を意欲的に収集しています。また、併設の郷土資料館では、羽生市を舞台にした田山花袋の小説「田舎教師」の初版本をはじめ、約1万8000点の資料を所蔵し、展示しています。

このほど同館では、住民への情報発信力の強化を目的に図書館業務システムを刷新。富士通マーケティングが提案するクラウド型公共図書館業務サービス「FUJITSU 文教ソリューションWebiLis(ウェブアイリス)」、およびデジタルサイネージ「FUJITSU Software ChaMEO(シャミオ)」、「カーリルタッチ」、CMSを導入しました。今回は、その導入の経緯と効果について、同館の館長である加藤圭一氏と主査の寺本真由美氏にお話を伺いました。

[2015年3月19日 掲載]


↓ 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入効果 | 将来の展望 | お客様情報 

導入の背景

運用管理に煩わされないシステム環境を実現するためクラウド化を選択

加藤 圭一 氏
羽生市立図書館 / 
郷土資料館
館長
加藤 圭一 氏

古くから衣料の街として発展してきた埼玉県羽生市。そのほぼ中心に位置する同館は、「図書館活動の推進と図書館資料の充実」を目指し、生涯学習の拠点として、図書館資料の積極的な収集、整理、保存を行っています。

以前の同館では、オンプレミス型の図書館業務システムを利用していました。しかし、2012年に業務の効率化を目指した窓口業務の委託化に伴い、運用管理にあたる専任職員を2名に削減。これをきっかけに、なるべく人の手を煩わせないシステム環境を模索するようになりました。

「仮にシステムトラブルが起きたときにはベンダーへ復旧を依頼することになりますが、その対応には時間がかかりますし、最悪はその間、他の業務がストップしてしまいます。これではサーバを手元に置いている意味がありません。そこで、システムの運用管理に煩わされることなく、本来の業務に専念できる環境を実現するため、私の前任者がクラウド化の方針を打ち出しました。」(加藤氏)

システムの刷新にあたってはもう一つ、市民に向けた情報発信という目標もありました。
「これまでも我々は、さまざまな活動を通じて市民に親しまれる図書館づくりを進めてきました。今回も、システムを刷新するのに合わせて積極的な情報発信が可能な仕組みができないかと考えたとのです。」(加藤氏)

導入の経緯

利用者のニーズに合致しサービスの向上に貢献できる提案を評価

同館がシステムの刷新にあたり、コンセプトの中心に据えたのは「利用者ニーズの変化に対応」、「情報発信サービスの拡充」、「利用者サービスの強化」の3点でした。

かつては、図書館の利用者は自ら来館し、館内の書架を巡りながら借りる本を選ぶのが当たり前でした。しかし最近では、インターネットで目当ての本を予約する利用者が急増しています。こうした状況の変化に対応するため、新システムではインターネットでのサービス機能を向上させるとともに、スマートデバイスへの対応も図ることにしました。

また、インターネットを活用したタイムリーで効果的な情報、個々の利用者の興味に合わせた情報、郷土資料館と連携した地域の情報などの配信を目指すとともに、クラウド化によって担当職員の負荷を軽減し、そこでできた余裕を利用者サービスの向上につなげることも掲げました。

これらの要件をもとに、2014年8月にプロポーザル方式で各ベンダーからアイデアを募集。結果、クラウド型公共図書館業務サービス「WebiLis」を核に、スマートデバイス向け情報探索支援システム「カーリルタッチ」、デジタルサイネージシステム「ChaMEO」およびCMS(コンテンツマネジメントシステム)を組み合わせた富士通マーケティングの提案が選ばれたのです。
「提案内容が最も充実していたのが選定の理由です。また、我々のことを考えてニュートラルな立場から提案してくれたことも高く評価しました。また、今回は実現いたしませんでしたが、システム以外の事についても色々な提案やアドバイスをいただきました。」(加藤氏)

導入効果

利用者のニーズに合わせた情報発信を実現来館者、貸出し数も増加

寺本 真由美 氏
羽生市立図書館 / 
郷土資料館
主査
寺本 真由美 氏

新システムは、2015年2月4日から稼働を開始。これにより同館は、ホームページからシステムと連動した情報発信が可能になりました。蔵書の検索では書影(本の表紙)が表示されるようになったため、よりわかりやすい検索を実現しています。
また、新サービスとして貸出した本を自己管理できる「ブックリストの自己管理サービス」の仕組みをスタートさせました。これにより今まで読んだ本や、これから読もうという本をリストアップして整理ができるようになり、読書愛好家はますます図書館を利用しやすくなります。

同館への来館者の目をまず引くのが、入口に設置されたタッチパネル式の60インチデジタルサイネージです。その画面には、貸出・予約ランキングや新着リストといった書籍に関する情報をはじめ、行事やイベントなどのお知らせが表示されています。
「以前は掲示板に紙で張り出していましたが、来館者からの関心は今ひとつでした。その点、デジタルサイネージは目立ちますし、情報も定期的に更新することで飽きられないようにしています。表示する情報は容易に登録・編集できるため、作業に負荷がかからない点が大きなメリットですね。」(寺本氏)

デジタルサイネージ デジタルサイネージ

またこちらのデジタルサイネージは、一方的に情報を表示するだけでなく、来館者がタッチすることで自分の欲しい情報を引き出せるようになっています。
「タッチパネルということに気づかない方も多いため、職員が積極的に触れて活用をアピールしています。おかげで今はかなり関心を持ってもらえるようになりました。」(寺本氏)

デジタルサイネージ 画面イメージ

貸出ランキングの画面イメージ
貸出ランキング
散策ルートの画面イメージ
散策ルート

デジタルサイネージは郷土資料館の展示室前にも設置されており、「田舎教師」や羽生市の歴史に関する情報や映像を発信しています。はにゅう歴史散策マップでは、「ムジナモ」にちなんだ羽生市のイメージキャラクター「ムジナもん」が登場し、市の名勝などをアピールしています。
新システムのもう一つの目玉が、スマートデバイスを介した情報検索支援システム「カーリルタッチ」です。これは、NFC(Near Field Communication、近距離無線通信)機能を搭載したスマートフォンを書籍棚などに設置されたタグプレートにかざすと、目当ての作家の蔵書一覧や、貸出し状況など関連する情報をリアルタイムに知ることができるシステムです。

カーリルタッチ カーリルタッチ

現在、タグプレートは人気作家25個に加え、「ムジナモ」「藍染」といった羽生市に関連する資料20個、「健康法」「アウトドア」など、ジャンル別のもの25個が用意されており、その場で本を予約したり、貸出状況を確認したりができるようになっています。
「最近では、自宅からインターネットで予約し、図書館には本を取りに来るだけという利用者も少なくありません。そうした方でも、カーリルタッチならスマートフォンから使えるため、わずかな時間でもアクセスしてもらえます。これをきっかけに別の本にも関心を持ってもらうことを期待しています。」(寺本氏)

今回の取材は、新システムの稼働から2週間の時点で行われましたが、来館者と書籍の貸出し数、ともに増えているそうです。

羽生市立図書館システム全体イメージ

将来の展望

ひとつの図書館だけでなく広域利用の促進にも新システムを活用

同館では、今回の導入について大いに満足しているようです。
「オンプレミスのシステムと比べて安いコストで導入できただけでなく、デジタルサイネージとカーリルタッチという新しい仕組みを採用することができました。今回の構築では、タイトなスケジュールの中、富士通マーケティングにはさまざまな面からご支援いただき、たいへん助かりました。」(加藤氏)

今後、同館では郷土資料館や市内の学校図書館との連携を目指し、さらには北埼玉地域の広域利用の促進にも新システムを活用する方針です。
「図書館や郷土資料館が所有する資料の中から、サイネージなどを通じて展示することを考えています。こうした取り組みを通じ、ほとんど図書館を利用されていない方、かつては来館していたけれど、最近は足が遠のいてしまっている方に、もう一度、来てもらえるようがんばりたいですね。」(加藤氏)

お客様情報

お客様名
所在地 埼玉県羽生市下羽生948
館長 加藤 圭一
開館 1986年
蔵書数 約17万冊(平成25年末現在)
面積 2,570平方メートル(延床面積)

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2015年3月現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

鈴木 祐介 株式会社富士通マーケティング
公共・金融営業本部 公共・金融ビジネス推進統括部
公共・金融ビジネス推進部
鈴木 祐介

発信力の強化というテーマで色々な仕掛けを構築しましたが、少ない人数で運営されている中で、いかに手間を掛けずにPR効果を上げられるかという点を一番に心掛けました。特にサイネージは60インチもあり、玄関ホールでのインパクトは抜群です。来館者が興味津々で触ってくれている姿を見て、非常に嬉しかったです。図書館が地域情報の中心地となって活動できるように、これからも全力でサポートをして行きます。

お問い合わせ

Webでのお問い合わせ

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

0120-835-554 お客様総合センター

受付時間 9時から17時30分まで
(土日、祝日及び当社指定の休業日を除く)
[注] お問い合わせ内容の正確な把握、およびお客様サービス向上のため、お客様との会話を記録・録音させて頂く場合がありますので、予めご了承ください。