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電子カルテのクラウドサービス「HOPE Cloud Chart」導入事例

グループ病院の連携と将来の近隣医療機関との情報共有を見据えたクラウド導入

医療法人愛生会病院様

医療法人愛生会病院 様


北海道各地で病院、介護老人保健施設、在宅介護、医薬品、幼稚園などの事業を手がけている交雄会グループ様(以下、同グループ)。そのひとつ、旭川市に拠点を置く医療法人 愛生会病院様(以下、同院)は、地域住民の継続的・総合的な診療サービス“プライマリー・ケア”を担う医療機関です。一般内科、リハビリテーション科のほか、専門医を擁する消化器内科、肝臓外来を行っており、さらに病床機能におきましては、神経難病、重度の肢体障害、意識障害を持つ患者様が長期入院できる特殊疾患病棟を備え、特色ある医療機関として地域の医療を支えています。

2014年、同院は医療の質の向上と経営基盤の強化のため、電子カルテのクラウドサービスを導入しました。採用されたのは、「FUJITSUヘルスケアソリューションHOPE Cloud Chart(ホープ クラウド チャート)」(以下、HOPE Cloud Chart)。導入目的、効果について、理事長の三井慎也氏、事務局長の佐々木雅裕氏、医事課長の佐藤幸子氏に伺いました。

[2014年9月4日 掲載]


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導入の背景

グループ内病院のシステム標準化により医療の質を高め、経営基盤を強化したい

三井氏
医療法人
愛生会病院
理事長
三井 慎也 氏

旭川をはじめ、札幌など北海道内4地域で病院や介護施設を経営している同グループでは、医療の質の向上、地域医療の一層の充実を目指し、経営基盤の強化に継続的に取り組んできました。その中で浮彫りになった課題があります。例えば、広大な北海道ならではの医師の偏在化、グループ内の病院ごとの設備の差異の解消、地域医療の質をいかに確保していくかといったことなどです。

それらの課題を解決するため、同院では、「グループの将来を見据え『標準化』」を検討しました。「標準化」には二つの側面があります。ひとつは、グループ内のいずれの病院でも高いレベルの医療が受けられる「質の標準化」。もうひとつが、それを実現するための「医療システムの標準化」です。理事長の三井氏は、「まずはシステムの標準化を考えた」と語ります。病院ではカルテ、各種検査の記録や看護記録などさまざまなデータを扱います。これまで各拠点で個別にシステムを導入し、各種データを保存・管理していました。「システムを標準化し、グループ全体で業務効率を高めれば、事業継続性の確保や経営基盤の強化につながる。医療の質の向上、地域医療の一層の充実に結び付き、地域住民の総合的な医療を安定提供することにもなる」(三井氏)と考えたのです。

導入の経緯

電子カルテシステムは「運用」が決め手
クラウド型によって、重要なデータを扱うサーバまでを一括管理

システム標準化への取り組みとして、同院に「電子カルテシステム」「オーダリングシステム」「医事会計システム」をパッケージにした「HOPE Cloud Chart」を導入しました。

佐々木氏
医療法人
愛生会病院
事務局長 理事
佐々木 雅裕 氏

導入の決め手について、事務局長の佐々木氏は「中堅規模の病院に最適なシステムであったこと」をあげています。医療の現場では、医師がカルテを書いて指示を出し、看護師や薬剤師が確認し実行するといった作業フローがあります。システム化で手順が変わると、逆に作業効率が下がってしまうこともありえます。特に中堅規模の病院では「操作の仕方がわからない」といった場合のシステム管理者を置くことができないケースも多く、「運用する自信がないために電子カルテシステムの導入を見送る病院も多い」(佐々木氏)のです。「富士通マーケティングは運用面までをパッケージにして提案してくれた。それが採用の決め手となりました」(佐々木氏)。
また、クラウド型システムであったことも大きな決め手でした。「病院は重要なデータが多く、サーバを安全に管理することが非常に重要。クラウドであればサーバ管理は富士通マーケティングにお任せできます。まさに我々の規模の病院に適していたのです」(佐々木氏)。
実際に医事会計システムを利用している医事課長の佐藤氏は、富士通マーケティングの医療現場の知識の豊富さを決め手として述べています。現場スタッフの負担が非常に少なく、「トラブルが起こる前に問題を予見し解決してくれました」(佐藤氏)。

導入の効果

患者様と向き合う時間が増え医療の質も向上
会計窓口での待ち時間も短縮

実際に「HOPE Cloud Chart」を導入した効果はどう出ているのでしょうか。医師としても診療にあたる理事長の三井氏は「手書きのカルテに比べれば、カルテ作成などにかかる時間は半分以下になるでしょう」と期待しています。「オーダリングシステムで薬も一覧から選択できるし、添付文書も自動的に表示されます。効率的で正確。診療時の負担が減って、今まで以上にゆとりを持って患者様と向き合えるようになりました」(三井氏)。

佐藤氏
医療法人
愛生会病院
事務部 医事課
医事課長
(医療相談地域連携室 兼務)
佐藤 幸子 氏

また、同時に医療の質の向上も図られていると感じています。例えば、内視鏡の検査では、咽喉や食道、胃など撮影した部位の全ての画像を検査後すぐ患者様に見せられます。「患者様にしてみれば気になるところをしっかり検査し、その結果をすぐに知ることができる。安心できるし、医療の信頼の向上にもつながるでしょう」(三井氏)。また、「一緒に処方してはいけない薬」や、「アレルギー」などの患者様ごとの情報も医師や看護師、薬剤師など全員で共有できます。
「HOPE Cloud Chart」の導入によって、医事会計での業務効率化も進み「患者様の待ち時間も短縮できると感じています」(佐藤氏)。

システム構成図

将来の展望

ICTで地域医療との連携を実現しさらなる医療の質の向上に貢献

オフィス

今後、同院が視野に入れているのが地域医療との連携のさらなる強化です。2014年4月から旭川市では地域医療ネットワーク「たいせつ安心 i 医療ネット」がスタートし、5つの公的医療機関が電子カルテを共有。同院も今後は、このネットワークへの情報提供病院を見据えた地域医療の充実に貢献していきます。

また、クラウド型システムを導入したことで、今後の訪問診療の充実にも期待が寄せられています。クラウドであれば、患者様の診療記録、薬の確認、副作用情報などをインターネット経由で調べられ、データを持ち歩く必要がなく、セキュリティ上も安心です。「薬の処方も、従来は病院に戻ってから行っていました。クラウドによってその場で処方箋を作ることができるようになれば、訪問診療の質がさらに高まります」(三井氏)。目指すところは、地域全体で患者様を見守る体制を確立させ、医療の質を向上させること。「医療現場には多くの課題があります。北海道では医師の不足、偏在が大きな問題。医療のICT化によって地域間の連携が強化できれば、その解決にも役立つ。富士通マーケティングにサポートして欲しいことはまだまだあります」(三井氏)。ICTで地域医療を支えていく未来図を一緒に描いてほしい、それが今後富士通マーケティングに寄せられる期待です。

お客様情報

お客様名 医療法人愛生会病院様ロゴ医療法人 愛生会病院Open a new window
所在地 北海道旭川市東旭川町共栄223番6
開設者 理事長 三井慎也
院長 湯川元資
設立 1978年5月1日
許可病床数 60床
病床利用率 100%
診療内容 ・一般内科 ・消化器内科 ・リハビリテーション科 ・肝臓外来

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2014年8月現在のものです。
(注)製品の仕様、サービス等の内容は予告なく変更する場合がありますので、ご了承ください。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

中村

株式会社富士通マーケティング
北海道支社 公共・ヘルスケア営業部

中村 智紀

この度は、医療法人愛生会病院様に「HOPE Cloud Chart」を導入いただき、グループ内の病院様との連携、また地域医療の今後の発展にお役に立つことができ光栄に思っています。クラウドを活用することで安全面・コスト面での優位性を確保し、運用から保守まで一貫したサービスにより、業務効率と医療の品質向上の両立から病院経営の基盤強化を実現しました。富士通グループは、医療分野におけるICTの導入実績や運用支援の経験が豊富です。今後もお客様の発展のため、ご支援してまいります。

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