プレスリリース
2023年10月2日
富士通Japan株式会社


富士通Japan、金沢工業大学と地域活性化に向けたデジタル技術の活用に関する取り組みを開始

ライトアップイベント「金澤月見光路」にて富士通のWeb3技術を活用したユニークなNFTを発行

富士通Japan株式会社注1(以下、富士通Japan)は、地域のデジタル技術活用について研究している金沢工業大学注2の出原研究室注3と共同で、地域活性化に向けた産学連携による技術の実用化を推進していくため、金沢工業大学が主催するライトアップイベント「金澤月見光路」注4において、富士通注5の「Fujitsu Web3 Acceleration Platform」注6を活用したNFT注7発行の取り組みを2023年10月20日(金曜日)から10月22日(日曜日)までの3日間実施します。

本取り組みでは、「金澤月見光路」に出展するリアルとバーチャルをつなぐ体験イベント「Connect Kanazawa 2」において、専用のARアプリケーションを通じてNFTを発行し、伝統の街、金沢の美しいライトアップイベントと先端テクノロジーを融合することで、新しい街体験の創出とNFTの認知度および価値向上に向けた社会実験を行うものです。そして今後、地域のさまざまなサービスとの連動にどのように有効であるかを検証します。

富士通Japanは、少子高齢化が進む地域社会の課題解決に向け、デジタル技術を活用した施策を推進していきます。

背景

地域では少子高齢化により、地域づくりの担い手不足が大きな課題となっています。昨今、地域活性化に向けては移住した定住人口や観光で訪れる交流人口だけではなく、居住地に関わらず地域と多様に関わりを持つ「関係人口」が新たな地域づくりの担い手になり得るとして注目が集まっています。

金沢工業大学は、産学連携によって社会課題を解決することを目指し、社会実装型の教育研究を推進しており、中でも出原研究室では、地域におけるデジタル技術活用について取り組んでいます。

富士通グループでは、Web3の要素技術を用いた共創活動を実践する場として「Fujitsu Web3 Acceleration Platform」を「Fujitsu Accelerator Program for CaaS」注8に参画する社外パートナーに提供し、ユースケースを共創することで社会課題の早期解決を目指した取り組みを2023年3月より開始しています。

富士通Japanと金沢工業大学は関係人口の創出を目指した施策を推進すべく、今回、Web3技術を活用したNFT発行の取り組みを実施します。

取り組みの概要

本取り組みでは、「金澤月見光路」に出展する出原研究室の体験イベント「Connect Kanazawa 2」にて、金沢工業大学が制作したARアプリケーションに富士通のWeb3技術を組み合わせることで、参加者ごとにNFTを発行します。

「Connect Kanazawa 2」では、リアルとバーチャルをつなぐデジタル体験の提供をテーマに、イベント会場にてピアノのライブ演奏に連動したプロジェクションマッピングを投影し、同時にバーチャル環境のイベント会場でもピアノ演奏とプロジェクションマッピングを体験できます。さらに、プロジェクションマッピングと連動させたAR体験を提供します。参加者がスマートフォンのWebアプリを通してイベント会場を見ると、ウサギがスマートフォンに現れます。ウサギをタップするとその時のプロジェクションマッピングのイメージとウサギから画像が生成され、NFTが発行されます。

バーチャル環境のイベント会場のイメージバーチャル環境のイベント会場のイメージ

富士通は、このWebアプリを体験した参加者に向けて、会場で生成されたAR画像と紐づけられるNFTを発行します。NFT発行においては、NFTがパブリック型ブロックチェーン・ネットワークであるイーサリウム上に発行できるAPIを提供します。これによりNFTを活用したサービスの実装や提供が従来のNFTと比較して容易になります。このAPIサービスは富士通の「Fujitsu Web3 Acceleration Platform」の一部として提供され、NFT発行と関連して、鍵管理や保有者情報などの非公開データを安心安全に管理します。

NFT発行のイメージNFT発行のイメージ

今後の展開

今後、富士通Japanと金沢工業大学は、NFTが地域のさまざまなサービス事業者に向けたサービス展開に有効であるかを検証し、観光地への再訪や関連商品の購入を行うファン層のユーザー拡大を図ることで、地域の関係人口増加を目指します。

富士通Japanは、NFTやWeb3などのデジタル技術を活用して、地域の社会課題解決に貢献していきます。

金沢工業大学 情報フロンティア学部 メディア情報学科 出原立子教授のコメント

金沢工業大学は産学官連携によって、社会課題の解決を目指しています。今回の取り組みでは、富士通グループの技術者と共に「Connect Kanazawa 2」プロジェクトを推進します。唯一無二のNFTを発行することで、イベント参加者に先進的な体験を提供し金沢の街の新たな魅力につながることを期待しています。金沢工業大学は今後も富士通グループと“共同と共創”の観点で共進し、持続可能な未来社会の実現に取り組み、わが国のSociety5.0社会とSDGsの推進に貢献してまいります。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • 注1
    富士通Japan株式会社:
    本社 東京都港区、代表取締役社長 長堀 泉
  • 注2
    金沢工業大学:
    所在地:石川県野々市市、学長 大澤 敏
    富士通が提供するグローバル共創プログラム「Fujitsu Accelerator Program for CaaS」に参画するパートナー
  • 注3
    出原研究室:
    金沢工業大学 情報フロンティア学部 メディア情報学科 出原立子教授の研究室
  • 注4
    「金澤月見光路」:
    金沢工業大学が主催し、石川県政記念しいのき迎賓館で開催するライトアップイベント
  • 注5
    富士通株式会社:
    本社 東京都港区、代表取締役社長 時田 隆仁
  • 注6
    「Fujitsu Web3 Acceleration Platform」:
    Web3の新サービスの企画から実証実験までを共創するパートナー向けに、個人や企業が信頼をもってつながり、安心安全なデータ流通と活用を実現するエコシステム構築のための環境や場所
  • 注7
    NFT:
    Non Fungible Tokenの略。改ざんや偽造が難しいブロックチェーン技術によって発行される代替不可能なトークン
  • 注8
    「Fujitsu Accelerator Program for CaaS」:
    高度なコンピューティング技術とソフトウェア技術を誰もが容易に利用できるサービス群「Fujitsu Computing as a Service」上でユースケースを共創することにより社会課題の早期解決を目指すパートナープログラム

関連リンク

当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。富士通のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

本件が貢献を目指す主なSDGs

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