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Japan

プレスリリース

2008年2月21日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社

木造住宅構造計算システム『STRDESIGN V13』の概要書オプション販売開始について

~構造計算概要書とその添付資料を自動で作成~

富士通エフ・アイ・ピー株式会社(社長:伊与田悠、本社:東京都江東区青海、レインボータウン)は、このたび、財団法人日本住宅・木材技術センター (以下、住木センター)の木造住宅新工法性能認証を取得した木造住宅構造計算システム「STRDESIGN(ストラデザイン)V13」(以下、本システム)に、建築確認申請時に必須となる構造計算概要書など5 種類の申請書類を自動で作成するオプションを開発し、販売を開始いたしました。

2005年11月に発覚した構造計算書偽装事件を契機に、再発を防止するため、2006年の国会において建築基準法・建築士法等が改正されました。このうち、建築確認・検査の厳格化、民間確認検査機関に対する指導監督の強化、建築士等に対する罰則の強化など一部の改正事項については2007年6月20日から施行されました。
 これにより、構造計算を行った物件について建築確認申請を行う場合には、構造計算書以外に構造計算概要書など5種類の申請書類(注1)を提出することが義務付けられ、これらの書類を作成するには通常1週間程度かかっています。
 本システムは、本オプションを導入することにより、構造計算をするのと同時にこれらの書類を自動的に作成できるため、確認申請書類作成に要する時間を大幅に短縮することができます。

例えば、構造計算概要書の場合、構造計算書から数値を書き写すとともに、数値を拾い出した構造計算書の該当ページ番号までも記載する必要がありますが、この作業を自動で誤りなく行うことができます。
 また、構造計算概要書についてはMicrosoft Word®文書形式で出力することも可能であるため、物件の細かい情報を追加したり、図面を自由に添付できるなど、お客様の意図に合わせた構造計算概要書の作成が容易に可能となっています。

なお、本システムは木造住宅新工法性能認証を受けているソフトであり、本システムを利用して作成された構造計算書は、計算書の内容が住木センターの設計法に準拠していることが客観的に証明されるため、建築士(申請者)・検査確認機関の双方にとって、申請・確認がスムーズに行えるメリットもあります。構造計算書については偽造防止機能も搭載しており信頼性の高いシステムとなっています。

今後も、富士通エフ・アイ・ピーでは、住宅メーカ、設計事務所、工務店の皆様の様々なニーズにお応えすべく万全な体制を整え、より信頼のおけるサービスのご提供に努めてまいります。

(注1)構造計算概要書、応力図、断面検定比図、断面検定表、基礎反力図の5種類

1.特長

設計者(ユーザ)が、構造計算概要書等の追加申請書類を手書きまたは他のCADシステム等で作成するためには、通常1週間程度かかります。概要書オプションを導入することにより、これらの書類が構造計算書と同時にすべて自動で作成できるため、確認申請書類作成に要する時間を大幅に短縮することがで きます。

2.機能

木造住宅構造計算システムSTRDESIGN は、建築基準法・同施行令及び国土交通省告示に準拠した、1~3階建て木造住宅の許容応力度法による構造計算を行うシステムです。「概要書オプション」は「STRDESIGN Version13」にて使用できるオプションシステムとなります。
 2006 年の耐震偽装問題などを受け、2007年6月20日に建築基準法が改正されました。本改正により構造計算を行った物件を建築確認申請に出す場合、構造計算書以外に追加で構造計算概要書など5種類の申請書類の提出が義務付けられました。(建築基準法施行規則 第1条の3第1項の表3)
 STRDESIGN単体では構造計算書を出力することができますが、概要書オプションを追加することにより、追加の5種類の書類が自動的に作成できます。

3.関連情報

4.お問い合わせ

ご不明な点は、「当社へのお問い合わせ」よりお問い合わせください。

以上


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。