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Japan

プレスリリース

2001年2月14日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社

Webサイト性能評価サービスの提供

富士通エフ・アイ・ピー株式会社(社長:池田隆夫、本社:東京都江東区青海:レインボータウン、以下富士通FIP)は、このたびマーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社(社長:小島康英、本社:東京都港区西新橋:米国マーキュリー・インタラクティブ社の日本法人、以下マーキュリー)と技術提携を行ない、Webサイトの性能テスト、分析・評価およびコンサルティングを行なう総合的なWebサイト・パフォーマンス・マネージメントサービスを3月より提供いたします。

今日、電子政府といわれているとおり政府・自治体において、また、産業界においても、EC、マーケットプレイスおよび企業内でのイントラネット等Web技術が社会の至るところに利用されてきており、その安全性、信頼性に対する要求は非常に大きくなってきており、今後さらに重要性は増すものと思われます。

サイバーバンクやオンラインショッピング等Webサイトの能力の低下やサービスの停止は、企業の信用失墜、売上損失に直結するほか、Webサイトの利用者も被害を被るなど重大な事態を引き起こすこととなります。こうした能力の低下やサービスの停止を引き起こさないようWebサイトの能力評価をすることは安全性を確保するうえで重要な要素です。
しかしながら、Webサイトの構成はネットワーク機器、サーバ機器、各種ミドルウェアなどが複雑な組み合わせとなっており、これまでWebサイトの正確なシミュレーションはほとんど行なわれていないのが実情でした。インターネットの急速な普及に伴い、こうした複雑なWebシステムの総合的な安全性を客観的に評価・管理することは、企業にとって危急の経営課題となっております。
このたび、富士通FIPはマーキュリーと技術提携し、富士通FIPのIDC(インターネット・データ・センタ)からお客様のWebサイトの性能をリモートで評価・監視するサービスを提供いたします。さらに、コンサルティングを伴うツールの販売も行ないます。 富士通FIPでは、これまで培ってきたWeb技術とマーキュリーのWebパフォーマンス・マネージメント技術とを融合し、お客様に対して、より高度なスケーラビリティ(注1)とアベイラビリティ(注2)を提供いたします。また、両社は共同して商用著名サイト、企業のWebサイト等に対して積極的に普及活動を行ない、日本でのこの市場の確立を目指してまいります。

(注1)スケーラビリティ:規模の拡大(利用者の増加、業務の拡大)に対して運用上の支障が生じないこと

(注2)アベイラビリティ:サービスの停止、故障への対策がとれていること

1. サービスの特長

  • 当分野でワールドワイドで最強であるマーキュリーとの連携
    • 市場規模はワールドワイドで680億円(2000年度予想)
    • このうち同社はトップシェアの45%、同社の成長率は年率160%以上
  • OS、ミドルウェア、アプリケーションの主要ベンダとアライアンスを組み信頼性の高い評価が可能
    • MS、SUN、IBM、HP、ORACLE、SAP、ARIBA等主要ベンダを網羅し、ほぼ全てに対応可能
  • 富士通FIPのIDCからお客様のWebサイトの性能をリモートで評価・監視
    • お客様はシステムの変更、テスト作業の負担等は不要
  • ワールドワイドのクライアントからの利用をシミュレーション
    • ワールドワイドにビジネスを展開しているお客さまには、500ヶ所におよぶ世界中のサイトと連携した評価・監視サービスを提供

2. サービスの内容

富士通FIPのASPサービス(BeStage)のメニューの一つであるインフラ提供サービス(ペイメントゲートウェイ、携帯電話、セキュリティ審査サービス(SafePort))の一環として提供

  • 性能評価サービス(ActiveTest)
    • マーキュリーの負荷テスト・ツールとしてワールドワイドで定評のあるLoadRunnerを用いて富士通FIPのIDCからお客様のWebサイトへの同時アクティブ利用数100から最大20万アクティブまでの負荷テストを実施します。この過程におけるレスポンスの変動およびサイト内部のOS、ミドルウェア、アプリケーションの動作分析を行ないボトルネックを分析します。
  • 性能監視サービス(ActiveWatch)
    • パフォーマンス監視ツールのTopazを用いてお客さまのサイトへ24時間365日、定期的に決められたトランザクションを送り結果を分析します。きめられた水準を満たさなかった場合アラームを上げると同時に原因分析を行ないます。
  • さらに、LoadRunner,Topazを販売すると同時にこれらのツールの富士通FIPエキスパートが使用上のコンサルティングとWebサイトの構築・運用を行ないます。

3. サービス開始

  1. 2001年3月

4. 会社概要

富士通エフ・アイ・ピー株式会社

  • 代表者:池田 隆夫
  • 本社:東京都江東区青海2丁目45番 (レインボータウン)
  • 設立:1977年
  • 従業員数:2,386名
  • 資本金:20億円
  • 売上高:744億円 (1999年度)
  • URL:http://www.fip.co.jp

マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社

  • 本社:東京都港区西新橋2-38-5
  • 社長:小島 康英
  • 設立:1996年
  • 従業員:33名
  • 資本金:1億円
  • URL:http://www.mercury.co.jp

マーキュリー・インタラクティブ社

  • 本拠地:カリフォルニア州Sunnyvale
  • 設立:1989年
  • 従業員:1400名
  • 売上高:307.0百万US$ (2000年度)
  • URL:http://www.mercuryinteractive.com

5. お問い合わせ

ご不明な点は、「当社へのお問い合わせ」よりお問い合わせください。

以上


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