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掲載日 2018年4月4日

情報の可視化がデータに新たな価値を与える

中国国営企業(INESA Display Materials Co.,Ltd様)の工場では、これまでも様々な種類の膨大なデータを収集していましたが、複数の異なるシステムを使って管理していたため、情報がバラバラの状態になっていました。それらを一元的に集約することで現場状況のリアルタイムな把握を可能にし、生産性向上や経営改善に貢献するシステムを開発しました。

現場に気づきを与えるにはどうすればいいか?

一般的なデータ表示アプリを使うと、ユーザーが望む切り口でデータを表示することはできます。しかし、その情報を的確に関連付けて問題を発見することができる人はごく僅かしかいないため、収集したデータから現場改善への気づきが生まれにくい状況にありました。それを解決するため、富士通のものづくりのノウハウを盛り込んだ新たなデータ閲覧システムを開発し、デジタルに不慣れな現場のユーザーでもデータを簡単に活用できるUI(ユーザーインターフェース)のデザイン検討をスタートしました。

その結果生み出したのが、ヴァーチャルな3D空間に再現した“もう1つの工場“に取得したデータを配置するアプリケーションです。多様な情報を共通の“場”を軸に関係づけることにより、一目で俯瞰することができるようにしました。このデザインは、現場のユーザーがデータに触れることへのハードルを低くし、工場自らが独力で改善へ取り組むことを可能にしたと言えるのではないでしょうか。

データをデザインする

今回のような情報の可視化を行う際、私は「データをデザインする」という視点から関わることを心がけています。一般的にデザインと言えばプロダクト(製品の外観)やUIのデザインをイメージすると思いますが、形のないものに形を与えるデータのデザインは、難しくも創造性溢れる仕事だと感じています。情報の源であるデータを人にどう提供できるか、ユーザー視点でいかに使いやすく受け取りやすい形にデザインできるか。デザイナーだからこそできるデータの活かし方に、これからも注目していただければと思います。

サービスインテグレーション・デザイングループ 湯浅 基

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