サービス

Android Things™を活用したIoT製品開発支援サービスを提供開始

2018年09月14日

富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社

富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:高田克美、以下、FCNT)は、IoTサービス全体での連携が容易で、かつ親和性の高いAndroid Things(※1)およびGoogle Cloud Platform™ をベースとしたIoT製品開発支援サービスを、国内でいち早く提供開始します。
FCNTが保有する100以上の技術情報ドキュメントに加え、様々なAndroid™製品開発で培ったノウハウを凝縮した当サービスは、開発環境の構築から設計・製造・試験・保守までを網羅しています。当サービスを活用いただくことで、お客様はアプリケーション開発に注力することができ、また短期間でのIoT製品やサービスの市場投入が可能となります。

通信インフラ、人工知能、ビッグデータ分析、IoTセキュリティなど、IoT産業を取り巻く環境は日々成長と拡大を続けています。それに伴い、IoTデバイスにも更なる「高機能」「高性能」「高セキュリティ」への対応が求められており、新たにIoT製品の導入・開発を検討されているお客様の大きな障壁となっています。FCNTは、その障壁を3つのサービスで解決します。

FCNTの3つのサービス説明図

お客様の負担を軽減する3つのサービス

FCNTは「IoT製品開発のノウハウがない」「コストや時間を削減したい」といったお客様に対し、以下の3つのサービスを、単独または組み合わせてご提供することで問題解消に貢献します。

1.開発サポート

お客様で実施するソフトウェア開発に対して、技術情報の提供、Q&A対応、システム設計のコンサルティングなど のサポートサービスを提供します。

2.端末パッケージ提供

IoTデバイスにおける周辺デバイス制御(カメラ、センサ、GPS等)やAI処理(人認識、顔認識) に必要なライブラリを提供します。

3.クラウドパッケージ提供

画像認識結果の可視化や音声のテキスト化を行うクラウド上の機能を提供します。
(音声テキスト化機能は2018年10月以降にリリース予定。)

お客様に生まれる3つのメリット

当サービスはGoogleのIoTプラットフォーム(AI、クラウド、Android Things)を活用しIoT製品のソフトウェア開発をサポートするため、そのリソースを最大限活用することで生まれる3つのメリットがあります。

1.開発コストの削減

Googleのクラウドを利用することで、強力なインフラを活用したサービスを低コストで開発・運用できます。

2.容易なIoTデバイスのソフト開発とAI活用による機能性の向上

Androidの開発環境や Android API、Googleサービスが利用でき、低コストで容易にソフト開発が可能となります。また、TensorFlow™(※2)を活用することで、IoTデバイスでも動作するAIを簡単に組み込むことができます。

3.高度なセキュリティ対策

OSのセキュリティパッチがネットワーク経由で提供されるため、常に高いセキュリティを保つことができます。

関連Webサイト

商標について

  • Google、Google Cloud Platform、Android、Android Things、TensorFlowは、Google LLC の商標です。
  • その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  1. ※1Android Things:
    Googleの提供する、セキュア・スマート・コネクテッドデバイス向けのAndroidをベースとしたOS。
  2. ※2TensorFlow:
    Googleが開発し、オープンソースで公開している機械学習に用いるためのソフトウェアライブラリ。

本サービスに関するお問い合わせ先

富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 事業本部 テクノロジーソリューション事業部

報道関係者お問い合わせ先

富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 広報窓口(直通)

050-3358-3569