GTM-MML4VXJ
Skip to main content

English

Japan

  1. ホーム >
  2. 製品&サービス >
  3. Oh-Pa 1/3 >
  4. 導入実績 >
  5. 株式会社ヴィンクス様 導入事例

オンメモリデータベース「FUJITSU Software Oh-Pa 1/3」で、膨大な商品実績データを高速処理。MD基幹システムの情報提供能力を革新。

株式会社ヴィンクス様 導入事例


株式会社ヴィンクス

スーパーマーケットや量販店をはじめ、流通小売業の競争力向上をICTで支え続ける株式会社ヴィンクスは、MD基幹システム「MDware」の分析機能強化に着手。富士通ビー・エス・シーの「FUJITSU Software Oh-Pa 1/3」でデータ処理速度を飛躍的に向上させ、鮮度の高い情報を幅広く提供できる環境を構築。タイムリーな需要予測に基く商品計画の早期最適化や継続的な在庫適正化を可能にし、グローバルな市場において流通業のマーチャンダイジング業務を支えている。

[ 2016年4月 ]

【課題と効果】

1 従来のRDBではバッチ処理に時間がかかり、タイムリーな情報提供が難しい
※定型的な集計作業やバックアップにおいて、必要な要件や手順をあらかじめ指定し、一括でデータ処理する方法
オンメモリでの高速データ処理により、売れ筋商品や曜日別の単品情報をリアルタイムに見える化
2 全国展開する顧客向けに、より大容量のデータを分析したい
過去30日分、1日300万件以上の単品在庫計算も短時間で処理が可能
3 工数と時間をかけずにデータベースを変更したい
シンプルな設計と直感的なユーザーインターフェースで効率のよい導入を実現

導入の背景

従来のRDBでは、分析機能に限界があった

株式会社ヴィンクスは、流通小売業の課題解決と価値創造を支援するICT企業だ。1991年、株式会社マイカルのシステム部門が独立して創業。以来、流通業の最前線で積んだ経験を活かし、業種・業態に特化したプロフェッショナル集団として、幅広いシステムを、コンサルティングから開発、運用までの一貫したソリューションで提供している。

谷氏

谷 光一 様
株式会社ヴィンクス
カスタマーイノベーション事業本部
基幹システム1部 部長

河崎氏

河崎 博之 様
株式会社ヴィンクス
営業本部 東日本営業部
東日本営業2課 課長

橋本氏

橋本 朝子 様
株式会社ヴィンクス
カスタマーイノベーション事業本部
基幹システム1部 第1システム開発課

そんな同社の技術とノウハウを結晶させたパッケージソリューションがMD基幹システム「MDware」だ。消費の多様化や商品ライフサイクルの短縮化などにより、スーパーマーケットや量販店にはマーチャンダイジング業務全般の効率的な管理が求められている。そうした中、MDwareは需要予測に基く商品計画の最適化や適正在庫の実現などを図り、販売機会を確実に収益に結びつける基幹システムとして高く評価されている。

同社では今後より一層変化する市場環境への対応を視野に入れ、2006年の発売開始以来、随時MDwareの機能強化を図ってきた。そして、さらなる進化に不可欠な課題として、従来型のRDBで行っていた膨大な商品実績データに対するバッチ処理の高速化が挙げられるようになっていた。

例えば、商品の売れ筋分析を想定した場合、各店舗から収集した膨大な量の品目別販売実績を多角的に見える化し、商品の採否や陳列に活かすのが理想的だ。

しかし全国に拠点を持つスーパーなどでは、商品数が10万品にも及ぶケースもあり、従来のRDBの性能では、店舗が閉まる夜間から翌日の開店までに処理できるデータ量に限りがあった。

カスタマーイノベーション事業本部基幹システム1部第1システム開発課橋本朝子氏は「データ処理のスピードに縛られて、技術的には可能であるにも関わらず提供できない情報もありました。

また商品政策最適化に欠かせない在庫の遡及計算が過去10日分しかできないなど、大容量データの処理にも難点がありました」と語る。

導入のポイント

革新的なデータ処理速度と安定性を高く評価

鮮度の高い情報を幅広く提供するためには、バッチ高速化を図り、より大量のデータを与えられた時間内に処理できる性能が必須。そう考えた同社では、MDwareの性能を革新する新たなデータベースの導入を決定した。

数あるデータベース製品の中から有力な候補として上がったのは、富士通ビー・エス・シーの「FUJITSU Software Oh-Pa 1/3」だった。

全てのデータをディスクではなくメモリに格納。独自のデータ構造とアルゴリズムにより、表形式データのレコード情報を順序、位置、値の3成分に分解して処理を行う。これにより、レコード単位で処理を行う従来のRDBと比べて、実に数倍から数百倍もの高速データ処理を実現する。

カスタマーイノベーション事業本部基幹システム1部部長 谷光一氏は「Oh-Pa 1/3のデータ処理速度は、驚くべきものでした。

その一方で、同じくメモリ型のデータ処理技術を搭載した他社製品も候補に挙げられていました。どちらのデータベースにMDwareの未来を託すべきなのか、社内では大いに議論がありました」と語る。

同社では両者の性能をさまざまな角度から検証して、最終的な結論を出すことにした。比較にあたってはまず品質評価テストを実施し、同じ容量のデータを用いて、バッチ処理時間の測定を行った。結果はOh-Pa 1/3に軍配が上がったが、同社がアドバンテージを感じたのはその高速性だけではなかった。

「競合製品がメモリ容量に制限を設けている一方、Oh-Pa 1/3は無制限に活用できる。さらに、データ処理量に関わらず性能を確保する多重走行機構が実装されているなど、データが増大しても常に快適な処理を維持する安定性に秀でていました」(谷氏)

日々の情報が売上と収益に直結する流通業において、データ処理の遅延やストップは許されない。性能比較で多くの優位性を示したOh-Pa 1/3は、MDwareの新たなデータベースに採用されることが決定した。

システム概要

瞬時のデータ処理で、鮮度の高い情報を幅広く提供

MDwareは、自動発注や販促管理、商品マスタ管理など8つのシステムで構成されている。Oh-Pa 1/3はこのうち、マーチャンダイジングの根幹を担う商品情報分析システムのデータベースとして導入された。

「通常データベースを変更するとなると、多くの工数と相応の時間がかかります。Oh-Pa 1/3はデータ処理の仕組みが非常にシンプルなため、MDwareとの統合もスムーズに図れました。また直感的なユーザーインターフェースのおかげで開発作業が効率良く進み、将来的なシステム拡張の面でも非常に優れたデータベースだと実感しました」(橋本氏)。

Oh-Pa 1/3導入に伴うシステム開発作業は順調に進み、2009年、生まれ変わったMDwareが誕生した。全国全店舗の単品ごとの売上や在庫、粗利といった膨大なデータを専用回線を通じて収集。Oh-Pa 1/3が閉店から翌朝の開店までの間に高速にバッチ処理し、多種多様な分析機能を通じて、マーチャンダイジング担当者の要求に合わせた情報として迅速に提供されていく。

中でも売れ筋商品を把握する「ABC分析」や短期の実績を見える化する「特売企画分析」などの情報提供スピードは格段にアップした。

営業本部東日本営業部東日本営業2課で課長を務める河崎博之氏は「それまでは情報提供までに若干のタイムラグがありましたが、データ収集翌日には結果が閲覧できるようになりました」と語る。

さらに大量データの長期保持が可能になり、過去1ヶ月分、300万件にも及ぶ在庫データを瞬時に処理できる環境までもが整った。

システム概要図

導入効果と今後のポイント

競争激化する流通業。POSや顧客管理との連動も視野に

Oh-Pa 1/3を活用した商品情報分析システムにより進化したMDwareは、全国チェーンを展開する大型スーパーマーケットや量販店を中心に国内導入店舗をさらに拡大した。さらにモバイルとの連携やクラウドサービス化も実現。「2015年にはグローバル市場への本格的な進出をスタートさせました」(河崎氏)。

競争力に優れた国外の流通業が国内市場に進出し、競争が激化する。こうした状況は日本だけのものではない。世界的な規模での商品調達も重要性を増している中、必要な情報を幅広くリアルタイムに取得できる環境の構築は、どの国の流通業においても必須だ。Oh-Pa 1/3を活用したMDwareが海外から高く評価されるのは当然のことかもしれない。

同社ではMDwareのほかにも、POSや顧客管理など、現場を知り尽くしたノウハウと最新技術を結集した多くのシステムを提供している。今後はOh-Pa1/3をバックヤードに据えて、MDwareとこれらシステムを連携させ、流通業の業務プロセス全体をさらに支援していくことも視野に入れている。

日本から世界へフィールドを広げ、今後も流通業の発展を支え続けていく株式会社ヴィンクス。新たな挑戦を、Oh-Pa 1/3が 加速させていく。

【株式会社ヴィンクス 様 概要】

所在地 本社:大阪府大阪市堂島浜2-2-8 東洋紡ビル
創立 1991年2月20日
代表者 代表取締役社長 藤田俊哉
従業員数 1,252名(2015年3月31日)
事業概要 MDやPOS、顧客管理の分野を中心に、流通小売業に特化した幅広いパッケージ製品やソリューションを提供。コンサルティンングからシステム開発、運用に至るトータルサポートで、国内はもちろん、全世界に多くの導入実績を持つ。
ホームページ http://www.vinx.co.jp

【事例カタログ】


のリンク先をご覧になるには、アドビシステムズ社のAdobe Reader(無償)が必要です。Adobe Reader をインストールすることにより、PDFファイルの表示・印刷が可能になります。

GTM-TGJ93T