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「FUJITSU ERP ソリューション CAP21」で、一元化された財務会計基盤を構築。業務改善、迅速経営、工事最適化を同時に実現。

リック株式会社様 導入事例


研修センター

研修センター外観

独自の最先端技術によるガス導管工事など、社会インフラ整備のプロエッショナル企業リック株式会社では、財務会計管理の効率化を目指して富士通ビー・エス・シーの建設業向けERPソリューション「FUJITSU ERP ソリューション CAP21」を導入。発注会社システムと連携しながら、工事台帳から試算表、請求書にいたる全てのデータを一気通貫で連携させる環境を整備し、経営スピードの向上や工事最適化にもつながる革新的な業務基盤を実現した。

[ 2015年9月 ]

【導入事例概要】

業種 建設
製品 FUJITSU ERP ソリューション CAP21

【課題と効果】

1 事業発展を支える、膨大な財務会計管理を効率化したい
工事台帳から試算表、受発注まで一気通貫にデータ連携
2 発注会社との情報共有をスムーズにしたい
カスタマイズによる共通ID発行で、シームレスにシステム連携
3 工事完了を待たずに、工事コストを細かく把握したい
勘定科目毎の明細までリアルタイムに見える化し、工事最適化をサポート

導入の背景

事業発展と共に、財務会計業務が膨大化

リック株式会社は「ガス導管事業」「設備事業」「土木工事」の3事業を柱に、各種配管工事から電気工事、道路舗装まで社会インフラ整備を幅広く手がける企業だ。特にライフラインであるガス導管の敷設に関しては、高中圧本管や低圧本管から供給管、内管まで業界有数の一括施工体制を整備している。

自社開発の溶接技術などを駆使した迅速かつ安全な施工は、発注企業も高く評価。豊かな社会の発展に欠かせないエネルギー供給を支えるプロフェッショナル集団として、そのサービスエリアを関東圏全体にまで広げるなど、創業から133年が経った現在でも確かな成長を続けている。

木島氏

木島 庸成
リック株式会社
執行役員
管理統括部長

大畑氏

大畑 肇
リック株式会社
管理統括部
システムグループ

 しかし、事業が堅調に発展を遂げる一方、同社では業務量の増加に伴う課題に直面していた。執行役員管理統括部長 木島庸成氏は「ガス機器の設置など小規模なサービスまで含めると、会計処理をしなければならない案件数は毎月約5,000件にも上ります。しかし当時はオフコンによる独自の経理システムと紙の工事台帳を併用していたため、手作業による膨大な伝票作りが発生しており、営業所や経理部門の負荷は増大する一方でした」と振り返る。

 取引先から請求書が届くと、営業所の事務のスタッフが工事台帳に手書きでデータを記入する。本社の経理スタッフは、手書きの台帳を元にデータを会計システムにひとつひとつ仕訳入力した上で、仕入先への発注書や得意先への請求書は別途、紙に手書きで作成する。工事案件が一つ増えるたびに、そうした幾重もの手間が発生していた。さらに個別工事にどのくらいの費用がかかっているのか、膨大な伝票を一枚一枚見ていかないと把握できないという不満もあった。

 「財務会計業務の工数がとにかく多く、とても処理が間に合わないという状況でした。紙の伝票で運用していた情報の全てを会計システムに移行したいと考えても、汎用的な一般会計システムでは建設業の実態にそぐわないため、実行に二の足を踏んでいました。また主要な発注者様との間では受発注に関する情報を常に共有したいというニーズがあり、連携の仕組みをどうするかという課題もありました」(木島氏)。

導入のポイント

情報一元化による管理性と、発注会社との連携力を評価

リック株式会社では、さまざまな課題はあるものの、財務会計の効率化は事業発展のためにも急務と判断。従来のシステムと方法論の全面的な見直しに着手した。複数社の製品を比較検討した中で、最終的に選定されたのは富士通ビー・エス・シーが提案する建設業向けERPソリューション「FUJITSU ERPソリューション CAP21 」だった。

建設業に特化した多種多様な機能で、営業、引き合いから受注契約、引き渡しまでの基幹業務を全方位でサポート。原価、実行予算、進捗、収支状況など各工程で発生する大量の工事関連情報をリアルタイムかつ統合的に管理できるため、仕訳入力をはじめ財務会計に関するさまざまな業務の効率化にはうってつけだ。

また集計データから明細を簡単に追跡できるので、個別工事の収支チェックもスムーズになり、経営の可視化にも多いに役立つ。しかし、CAP21が高く評価されたのはこうした基本機能だけが理由ではなかった。

「他社からも建設業に最適化されたシステムの提案がありましたが、発注者様との連携という点で難点があったのです。富士通ビー・エス・シーが提供するCAP21のプランには、当社と発注者様との間で工事毎に共通のIDを持たせるなどカスタマイズの提案が盛り込まれていました。これなら発注者様と請求や入金に関する情報を工事別にスムーズに共有することができる、と採用を決定しました」(木島氏)

システム概要

発注会社との連携をはじめ、多様なシステムニーズに対応

CAP21の採用決定後、システムのリリースまで2年の構築期間を要した。
リック株式会社はその幅広い事業内容から、受注する案件は規模も扱う金額も多種多様だ。CAP21を案件毎に異なる財務会計ニーズに適合させるために、さまざまな試行錯誤が必要だった。

管理統括部システムグループ大畑肇氏は「全てのシーンで経理業務を省力化させることを重視し、プロジェクトの特長に応じて複数の最適なシステムを立ち上げました。ガス導管工事など工事期間や売上高が案件毎に変動する大中規模のプロジェクトに関しては、工事台帳システムを独自に構築し、CAP21と接続。家庭への機器の取り付けなど、売上単価が比較的一定する案件はCAP21で全ての情報を管理するようにしました」と語る。

いずれのシステムにおいても財務・会計情報が工事台帳と一元化され、パソコンから台帳に入力するだけで仕訳データを自動生成し、一気通貫でデータ連携する仕組みが完成。建設会計に基づいた試算表をそのまま発行できる上、外注費や資材費といったコストも、本社や営業所のパソコンからリアルタイムに確認することが可能になった。

さらに発注会社システムと共通IDを発行。
 「当社と発注者様との間で同一のデータを見ながら、各工事の進捗やコストをスムーズに確認できるようになりました。CAP21のカスタマイズ性の高さと富士通ビー・エス・シーの創意工夫のおかげで、当社の要求に叶う満足のいくシステムが構築できました」(大畑氏)

システム外略図

導入効果と今後のポイント

財務会計効率化、経営可視化に加え、工事最適化を実現

CAP21の導入効果は絶大だった。「財務・会計業務にかかる工数が大きく削減され、本社経理部門や営業所のスタッフの負担の軽減にもなりました。また月末の仕入れ締め日から2週間程で各月の経営状況が速やかに試算表化されるので、経営スピードの改善効果も大きかった」(木島氏)。


さらに、個別工事の進捗状況を客観的な数字をベースにリアルタイムに把握できるため、現場の完了を待たずに工事最適化を図れるようになった。「営業所の所長が事務スタッフに依頼することなく、自ら外注費や資材費、労務費を細かな明細まで簡単に確認することができます。これまで収支の実態は工事完了まで把握できませんでしたが、今では工事進行中にコストを見直して、予算適正化のための改善策をいち早く打てるようになりました」(大畑氏)。

発注会社との情報共有も密になりプロジェクトのスムーズな進行が確保されたほか、承認管理作業も紙ベースからシステム上に移行され、社内での情報共有も大幅にスピードアップした。


「現在、建設工事や設備見直しの需要が高まると予測されています。さらに電力やガスの小売全面自由化などライフラインを取り巻く環境も大きく変わることで、当社の事業もさらに変化し、進化していくことでしょう。管理性はもちろん、カスタマイズ性に優れたCAP21をベースに、その時々の事業のニーズに叶った財務・会計システムへと柔軟に発展させていきたいと思います」(木島氏)。

社会インフラ整備を通じて、暮らしと産業の発展を支えるリック株式会社。「FUJITSU ERP ソリューション CAP21」を推進力に、これからも新たな未来へと加速していく。

【リック株式会社 様 概要】

所在地 本社:東京都港区白金1-3-12
研修センター:東京都西東京市新町4-2-6
創立 1882年10月
代表者 代表取締役社長 武井芳隆
従業員数 488名(2014年10月)
事業概要 「ガス導管事業」「設備事業」「土木・建設事業」の3つの事業を柱に、社会インフラ整備を幅広く推進。独自の溶接技術をはじめ、常に最先端の自社技術開発に取り組みならが、安心・安全で快適な社会を支えている。
ホームページ http://www.ri-k.co.jp/

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