FACOM138A(1957年)

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  • 情報処理技術遺産認定

1957年(昭和32年)に完成したリレー式科学用計算機。FACOM128Aが完成後、これを小型化した経済的な科学用計算機の要望に応え、128Aの基本的な長所、すなわち完全な自己検査機能、リトライ機能、安定性、プログラムの簡易さなどについてはそれをそのまま保持し、大きさを1/3に圧縮した科学用計算機です。加減算や判別などの簡単な演算は乗除開平算装置の一部を使用し、また記憶容量を圧縮するなどし手軽に扱える浮動小数点方式の小型万能計算機として使用されました。

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