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多様性の受容(ダイバーシティ&インクルージョン)

富士通グループでは、約16万人の人材が世界中で活躍しています。このように国籍、性別、年齢の違いや障がいの有無などに関わらず多様な人材を受け入れ個性を尊重し合うことで、社員一人ひとりと組織がともに成長したいと考えています。

ダイバーシティ&インクルージョンの方針

富士通グループでは、FUJITSU Wayに掲げた企業指針「社員:多様性を尊重し成長を支援します」に基づき、ダイバーシティ&インクルージョンの方針を以下のようにまとめ、グループ全体としてより一層の推進を図っています。

富士通グループにおけるダイバーシティ&インクルージョンの方針

富士通グループは、ダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容)の推進を、主に、以下の3つを目的として、9つの属性を対象に取組み、企業の競争力強化につなげていきます。

ダイバーシティ&インクルージョンの方針のイメージ

富士通単体としては、ダイバーシティを尊重する活動を推進する組織として2008年にダイバーシティ推進室を設置しました。ダイバーシティ推進室では、「多様性をイノベーションへ」をテーマに、「富士通が目指す姿」として次の2点を掲げています。

  • 個人の成長・やりがいの向上
    社員一人ひとりが、互いを認め、自分ならではの付加価値を発揮し、組織に貢献すること
  • 企業の競争力強化・成長
    多様な視点から自由闊達に議論をすることで、新たな智恵や技術を創造し続けること

これらを達成するために、「いきいきと働ける職場づくり」「新たな価値の創造」「社会との共存共栄」を図り、富士通をより良い会社へ発展させていきます。

ダイバーシティ推進の体制

社長およびダイバーシティ担当役員の下、ダイバーシティ推進室が推進しています。

国内においては、各社から選出された推進責任者が、国内グループ会社推進責任者会議などで情報を共有するとともに推進しています。海外においては、CSRボード会議、グローバル人事部長会議などで情報を共有しつつ、4つのリージョンごとに推進しています。

ダイバーシティ推進の取り組み

富士通は、ダイバーシティ推進の現状を認識するため、毎年、すべての役員、社員、派遣社員を対象に、ダイバーシティに関するアンケート調査を実施しています。

この調査結果などから見えてきた4つの取り組むべき項目「上司のマネジメント」「職場環境」「社員個人の意識」「ワークライフバランス」を踏まえ、3つの主な活動「組織の風土改革」「個人の活躍支援」「働き方改革」に重点的に取り組んでいます。

ダイバーシティ推進の取り組みのイメージ

重点課題と主な施策
時期 重点課題 重点課題に対する主な施策
1 2008-2010:
[認知・理解]
  • 全役員・社員へのダイバーシティ推進の理解と意識の醸成
  • ダイバーシティに関する社員意識調査の実施
  • e-Learningの実施
  • マイノリティ向け人的ネットワーク構築
2 2011-2013:
[理解・実践]
  • 職場でのダイバーシティ推進活動の支援
  • 女性社員のさらなる活躍支援
  • 国内グループ会社への展開
  • 本部代表幹部社員の選出と勉強会の実施
  • 本部長インタビューによる職場の実態把握
  • 女性社員活躍の目標値設定と研修の実施
  • 国内グループ会社向け説明会開催
  • 国内グループ会社社員を含めたイベントの開催
3 2014-2016:
[実践・ビジネス貢献]
  • イノベーション創出に向けた職場でのダイバーシティ推進の支援
  • 多様な人材のリーダー輩出に向けたパイプラインの拡充(女性を中心に)
  • 国内外グループ会社への展開
  • 部門や職種ごとの事情/ニーズに対応した個別の推進支援活動の実施
  • 女性社員の階層別活躍支援施策の実施
  • グループ各社の状況調査と情報共有

これまで実施してきた具体的な施策

第1期~第3期の重点課題に対する期ごとの取り組みに加え、各期を通じて以下のような様々な施策を展開しています。

主な活動 具体的な施策
組織の風土改革
  • 経営層によるトップメッセージの発信
  • ダイバーシティ全社推進フォーラム
  • ダイバーシティに関する調査
  • 経営層へのヒアリング実施と有識者会議の開催
  • 職場マネジメント研修(全部課長約5,000名を対象)
  • e-Learingの実施(現在は国内グループ会社に展開中)
  • 各職場での取り組みへの支援
  • 国内外グループ会社への展開
個人の活躍支援 [女性活躍推進施策]
  • 女性リーダー育成プログラム(女性リーダー層対象)
  • 女性社員向けキャリアワークショップ(女性リーダー層対象)
  • キャリア形成支援セミナー(全女性社員対象 ※若手層中心)
  • ダイバーシティメンター(GMクラス)
  • 異業種交流会(職種別/地区別に実施)
[障がい者支援施策]
  • 障がいのある社員向けフォーラム
  • 特例子会社の設立
  • ワークスタイルガイドラインの拡充/公開
[外国籍社員向け]
  • 外国籍社員向けフォーラム
  • 外国籍社員を部下に持つ所属長向けセミナー
  • 外国籍社員の就業支援ホームページの整備
[時間制約のある社員への支援]
  • 育児中社員向けフォーラム
  • 育児中社員の上司向けフォーラム
  • 乳幼児と乳幼児を抱える社員を理解するセミナー
  • 仕事と介護の両立への備えセミナー
[LGBT]
  • 社内制度の適用範囲拡大
  • LGBTに関するセミナーの開催
働き方改革
  • 働き方改革に関するセミナー(育児/介護、イクボスなど)
  • デジタル化による働き方改革ワークショップ

社外からの評価
ダイバーシティ経営企業100選に選定(2013年度)
経済産業省から、ダイバーシティを推進し、多様な人材を活かし、イノベーションを生み、価値創造につなげる経営をしている企業として選定されました。

ダイバーシティ経営企業100選受賞企業用ロゴマーク

プラチナくるみん認定(2015年度)
厚生労働大臣から子育てサポート企業として、「特例認定」を受けました。

プラチナくるみんマーク

なでしこ銘柄に選定(2015年度)
経済産業省と東京証券取引所より、積極的に女性活躍推進に取り組む企業として平成27年度「なでしこ銘柄」に選定されました。

なでしこ銘柄ロゴマーク

えるぼし(3段階目)認定(2016年度)
女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業として、女性活躍推進法に定められた厚生労働大臣の認定を受けました。

えるぼしロゴマーク

PRIDE指標ゴールド表彰(2016年度)
任意団体work with Prideより、日本初のLGBTに関する企業等の取組みの評価指標である「PRIDE指標」に関し、すべての指標を満たす企業としてゴールド表彰を受けました。

work with Pride ゴールド

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女性社員の活躍支援

富士通では当面の優先課題として、女性幹部社員の確実な輩出に向けた数値目標を設定しており、この目標を達成するための活動を推進しています。

具体的には、女性社員の主任層から昇格候補を人選し、職場・経営層・人事・ダイバーシティ推進室が連携しながら、個人に合わせた育成プログラムを策定、実施しています。その他の層に対しても、キャリアの振り返りや今後のキャリア形成に向けたワークショップやイベントを開催。そのほか、異業種交流会も企画・実施しています。

また、女性社員のセルフエスティーム(自尊感情)と働きがいの獲得に向けて、全女性社員を対象としたフォーラムや様々なロールモデルの公開を実施しています。

なお、富士通の幹部社員の昇格にあたって、性別に関係した基準はありません。

女性幹部社員比率(富士通)

女性活躍推進に向けた施策

女性活躍推進に向けた施策

女性リーダー育成プログラム(2011年度より実施)

チーム活動の様子
チーム活動の様子

女性社員の長期的なキャリア継続の支援を目的として「女性リーダー育成プログラム」を実施しており、リーダー職を担える人材、さらには将来の幹部社員の育成に取り組んでいます。

このプログラムでは、各部門から選出されたメンバーを対象に、チーム活動を主体とした集中講義とOJTを約半年間にわたって実施し、キャリア意識の向上やマネジメント能力の開発を図ります。最終的には各チームが経営層に提言します。

職場・経営層・人事・ダイバーシティ推進室・FUJITSUユニバーシティなど関係者が連携し、一体となって取り組むことで実効性を高めています。

本プログラムは、修了者のうちすでに6割以上が昇格しており、女性の活躍推進において着実な効果を生んでいます。

女性社員向けキャリアワークショップ

2016年度の新規施策として、少人数の選抜者による「女性社員向けキャリアワークショップ」を実施しました。

このプログラムは、各職場におけるリーダークラスの女性社員を対象としており、女性社員のさらなる登用促進を目的に複数のロールモデルとの対話や経営幹部とのディスカッションを行いました。本プログラムの受講を通じて、女性社員自身の幹部社員登用に対する先入観の払拭やキャリアにおける選択肢拡大、上位のポジションに求められる広い視野の獲得などを図っています。

キャリア形成支援セミナー

女性社員のキャリア形成に向けて、主任層の前のG3層を対象として、募集型のセミナーを実施しています。

このプログラムでは、社内外のロールモデルの講話やグループディスカッションなどを通して、日々のチャレンジにつながるマインドの醸成や、自身の持続的な成長に向けた、中長期的なキャリア意識の醸成を目指しています。

ダイバーシティメンター

2011年度から、上司とは異なる立場から女性社員の自己啓発やキャリア形成をサポートする「ダイバーシティメンター」を女性上級幹部社員から選出しています。ダイバーシティメンターは、上記女性リーダー育成プログラムのチーム活動のアドバイザーとして、また受講者のロールモデルとしてアドバイスや指導を行います。

あわせて、ダイバーシティメンターと役員による女性活躍をテーマとした車座による対話などを実施しています。

かながわ女性の活躍応援団への参画

富士通は、2015年11月より「かながわ女性の活躍応援団」の応援団企業となりました。「かながわ女性の活躍応援団」とは、女性の活躍を応援するため、行政(神奈川県)、企業、大学などのトップで結成。各応援団員が自社などの取り組みを行動宣言として発信することによって、社会全体で女性の活躍を応援するムーブメントを創出する取り組みです。応援団の構成メンバーは全員男性で、女性が能力を発揮して活躍するための取り組みに積極的な、県内に本社または主要な事業所を有する著名企業のトップが選定されます。2015年度は知事を団長とする企業10社のトップにより構成されました。

11月5日に行われた結成式では、田中社長が女性活躍推進のムーブメント拡大に向けた行動宣言を行いました。

2016年度からは、新たに10社の団員企業が参画し、さらなる活動の活性化に取り組んでいきます。

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障がい者の雇用促進と活躍支援

富士通では、障がい者の職域を限定することなく採用活動を行っており、営業、SE、開発、研究、事業スタッフなど、様々な職種で障がいのある方が活躍しています。

採用にあたっては、障がい学生向けのパンフレットを用意し、障がいのある社員のインタビューや、障がい者雇用の考え方、入社後の職域の広さを掲載することで、障がいの有無に関わらずいきいきと働ける環境を伝え、不安を解消しています。また、入社後も長く働けるよう、人材育成から定着まで長期的なフォローを行っています。この一例として、新入社員導入時の教育や、本人の能力が最大限発揮できるよう職場と連携した面談を実施しています。

そのほか、障がいのある社員のネットワークの構築や障がいの有無にかかわらず成果を上げる職場づくりに向けたフォーラムを開催しています。また、障がいのある社員を受け入れる際の職場向けのマニュアル「ワークスタイルガイドライン」では、障がいのある社員とともに働くにあたって双方が考慮すべき点について障がいの状況ごとに記載し、イントラネット上で公開しています。

障がい者雇用率の推移(富士通)

障がい者社員向けダイバーシティ推進フォーラム

障がい者の職場での活躍支援に向けて、フォーラムを開催しています。2016年度は「だれもが活躍できる職場を創るために」をテーマに、グループ対抗でゲームを楽しみながら、様々な気づきを得ることのできるワークショップを実施しました。ワークショップ終了後のネットワーキングタイムは、お互いの悩みや課題を共有し、課題解決のための情報交換会の場となりました。

障がい者雇用の促進に向けた特例子会社注2の設立

富士通ハーモニーでの業務風景富士通ハーモニーでの業務風景

富士通グループでは、障がいのある方々に働ける場をより広く提供していくことを目的として、特例子会社を設立しています。各社では、一人ひとりの障がい特性に配慮し、より活躍できる職場を目指しています。

(注2)特例子会社:
障がい者のために特別に配慮して設立された子会社で、厚生労働大臣の認可が必要。

富士通グループの特例子会社
会社名 設立 障がい者 主な業務 事業所
富士通エフサス太陽株式会社 1995年 33名 ATM・パソコン・プリント版のリペア、富士通の保守サービスに関する各種業務 別府市
株式会社富士通システムズ・アクト 2011年 44名 データ管理、リサイクル、清掃、構内配送、ヘルスキーピング 文京区・青森市・札幌市・長野市・仙台市・新潟市・大宮市
富士通ハーモニー株式会社 2013年 32名 文書のPDF化・廃棄、リサイクル、各種サポート 川崎市、沼津市
株式会社富士通FMCSチャレンジド 2014年 8名 オフィスサポート業務、印刷・製本、文書の廃棄、構内配送 横浜市

※2017年4月1日付にて富士通ハーモニーが存続会社となり、富士通システムズ・アクトおよび富士通FMCSチャレンジドを統合しました。

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グローバルな人材の採用と活躍支援

富士通は、グローバルビジネスのさらなる拡大に向けて、国内外の留学生向けキャリアイベントへの参加や自社セミナーの開催、海外の大学生のインターンシップ受け入れなどを通じて、外国人留学生や海外大学生をはじめとするグローバルな人材を採用し、その結果として2015年3月末時点で272名の外国籍社員が富士通で働いています。

外国籍社員のサポート

富士通では、外国籍社員が能力を最大限に発揮できるよう支援するプロジェクト「Integr8」を2007年に発足させ、働きやすい職場づくりに取り組んできました。

発足当初は、外国籍社員が富士通の組織環境および日本での生活に溶け込めるよう、プロジェクトを通じて規則・規定、出張などの人事手続き、ビザの取得方法、衣食住などについて解説するイントラネットを整備するとともに、英語での質問や相談を受け付ける体制を整えました。

その後「Integr8」は、異なる国籍の従業員間での異文化交流を促進し、富士通の職場の国際的な統合(インテグレート)を支援する場へと活動範囲を広げています。富士通グループにおけるグローバルソサエティーの形成支援や、異文化を許容し多様性を活かすマインドの醸成を目的に、講演イベントや外国籍社員の上司を対象としたディスカッションイベントなどを開催しています。

外国籍社員を部下に持つ所属長向けセミナー

株式会社富士通総研が厚生労働省から委託され、企画・制作した「高度外国人材活用のための実践マニュアル」を活用して、外国籍社員を部下に持つ所属長を対象に、外国籍社員が抱えている課題と上司のマネジメント上の課題を共有したうえで、ベストプラクティスを共有するワークショップを開催しました。

国内外グループ会社への展開

国内グループ会社においては、2011年度に各社のダイバーシティに関する推進責任者に対して説明会を開き、国内グループ会社全体の状況報告や各社の事例紹介などを実施しています。また、富士通主催の各種イベントやアンケート調査、e-Learningなどを国内グループ会社も対象にして実施しています。2015年度は、新規施策として国内グループ会社の女性幹部社員のためのネットワーキングイベントを開催し、富士通および富士通グループの女性幹部社員50名が参加しました。

グローバル人事部長会議などの場で、各社・各地域での推進状況や先進事例を共有するとともに、グループ全体のダイバーシティ&インクルージョンの方針を周知しており、今後一層の連携強化を図っていきます。

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