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2016年度の活動事例

「食と農業」の出前授業

ICTの裾野拡大

出前授業の様子

出前授業の様子

農村の過疎や農業従事者の高齢化、後継者不足が恒常化してきており、日本の食を守る農業の担い手が昨今の5年間で2割減少注1しています。このような課題に対し、富士通では日本の農業の活性化、そして豊かな食の未来のためにICTの力で貢献したいと考えています。

例えば、未来を担う小中学生などを対象とした次世代教育支援の一環として、ICTと農業の融合で誕生した「食・農クラウドAkisai」を活用した「会津若松Akisaiやさい工場」の取り組みについて、工場見学の受け入れや出前授業を行っています。授業では、様々な高付加価値野菜を開発し、場所や環境を選ばない野菜作りを広げていくこと、また食糧生産に従事する人々の工夫や努力、ICTの力によって食の喜びや未来の農業を支えていけることを子どもたちに学習してもらっています。授業を通じて「農業に関心が高まった」「こんな農業ならやりたい」「こんな野菜を作りたい」と様々な子どもたちの感想が寄せられました。当社は、今後もこのような未来に夢を感じられる次世代教育支援を続けていきます。

(注1) データ出典元: 農林水産省「2015年農林業センサス報告書」より

聴覚障がい者向けパソコン教室 「Deaf-PC カフェ」の開催

ICTの裾野拡大   挑戦の支援   地域との共生

「Deaf-PC カフェ」の様子

「Deaf-PC カフェ」の様子

国内における障がい者の民間企業実雇用率は、現在、1.92%注2であり、法定雇用率2.0%に届いていません。そのような中、株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズでは2006年から公益社団法人静岡県聴覚障害者協会様と協働し、聴覚障がい者向けに「Deaf-PC カフェ」を開催しています。

「Deaf-PC カフェ」は、昨今の就労においてパソコン技術が重要になっていることから、聴覚障がい者のICTに関する疑問を解決する場として公開しているものです。参加者がお茶やお菓子を気軽に持ち寄りながらカフェ形式で「楽しく学べる」ことをモットーとしており、手話サークルなどの手話関係者も参加し、手話でコミュニケーションができる場としても活用されています。今後も「Deaf-PC カフェ」の活動を通じて、聴覚障がい者のデジタルデバイドの解消を目指し、貢献していきます。

(注2)データ出典元: 厚生労働省「平成28年障害者雇用状況の集計結果」より

貧困地域でのデジタルアクセス普及

ICTの裾野拡大   挑戦の支援   地域との共生

ITハブの写真

ITハブ

富士通南アフリカは、南アフリカ共和国の中でも最も貧しい地域に住む人たちが、生活を豊かにするテクノロジーに接することができるよう、全力をあげて取り組んでいます。約3万5,000人が住むヨハネスブルグのクリップタウンにおいて、弱い立場にある子供たちにデイケア・サービスを提供している慈善団体リトル・ローズ・センター(Little Rose Centre)とともに支援を行っています。

貧困と劣悪な生活環境のために、クリップタウンの人々は高い失業率など多くの問題に直面しています。同センターと富士通南アフリカは、主に募金活動や寄付金集めなど短期的な支援を提供するために協力していますが、富士通南アフリカはITハブの設置など、デジタルアクセス普及の長期的かつ持続的な支援も行っています。ITハブがあれば、地域の人々がコンピュータやインターネットにアクセスできるようになります。富士通南アフリカの社員たちもボランティアのIT講師として、クリップタウンの子供たちに大切なオンライン・スキルを教えています。そこではグレード11と12の生徒を対象とした訓練プログラムをはじめ、住民向けの求人情報などのサービスも提供されています。富士通南アフリカはこれからも、地域住民のデジタルアクセスを確保するために、リトル・ローズ・センターと協力していきます。

難民の受け入れ活動を支援

地域との共生

子供たちへの支援

子供たちへの支援

富士通フィリピン・グローバル・デリバリ・センターは、フィリピンの貧困地域を対象とした援助活動に積極的に取り組んでいます。ホームレスや親に捨てられた子どもたちに家を提供しているツロイ財団(Tuloy Foundation)との協力関係の下、実践的な訓練と技能習得を中心としたカリキュラムによる教育を提供しています。ツロイ財団の財源は寄付によって賄われていますが、富士通フィリピン・グローバル・デリバリ・センターは資金と教育の両面で同財団の有力なドナーとなっています。

過去3年間に30人以上の富士通フィリピン・グローバル・デリバリ・センター社員がツロイ財団の活動に参加しており、毎年3回以上現地を訪問するほか、各地で数多くの資金調達活動を行っています。富士通の社員たちは募金活動を通じて資金を集めるほか、学用品や衣類、食べ物などの寄付も行っています。これまで多くの社員がツロイ財団で誕生パーティを開き、子供たちに楽しい時間とケーキをプレゼントしています。また技術部門に実習生を受け入れる職業体験も提供しており、現地で高く評価されています。

アフリカでデジタル学習を広めるためのソリューション開発

ICTの裾野拡大   挑戦の支援

Elumi Piの写真

Elumi Pi

富士通オランダは、デジタルアクセスおよびデジタルワーキングの支援に力を入れています。オランダには、ケニアとタンザニアにおいて、デジタル学習を通じて生徒たちに将来の準備をさせる事業に取り組んでいる慈善団体バイアフリカ(Viafrica)の拠点があり、富士通オランダはその活動を支援しています。

バイアフリカは教育プロジェクトで使用するタブレットの数を増やす予定ですが、アフリカの多くの地域では電力供給やインターネット接続が不安定であり、その活用がうまくいくとは限りません。そのため富士通オランダでは、この課題を解決するためにITスペシャリストやアーキテクトたちがタブレットにWi-FiアクセスポイントやAndroidソフトウェア配信、ウェブサーバー、メール機能を搭載したRaspberry Piミニサーバーを開発しました。そして現地に配備される100台のタブレット端末でそのプロトタイプが使えるようにしました。これはSDカードを替えることで新機能を実装することができるため、タブレットをインターネットに接続しなくてもインストールしたり使ったりすることができます。このソリューションは、スワヒリ語で「教育」を意味する「Elumi Pi」と呼ばれています。