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スーパーコンピュータ「京」開発プロジェクトとは

富士通は、文部科学省が推進する「革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)の構築」計画のもと、理化学研究所と共同でスーパーコンピュータ「京(けい)」の開発を進め2012年6月に完成しました。同年9月より共用を開始し、様々な課題解決のため利用されています。

システム開発スケジュール

注 : 「京(けい)」について

K logo

「京(けい)」は理化学研究所の登録商標で、10ペタ(10の16乗)を表す万進法の単位であるとともに、この漢字の本義が大きな門を表すことを踏まえ、「計算科学の新たな門」という期待も込められている。

「京」の施設について

場所はポートアイランド

「京」を設置する施設(理化学研究所計算科学研究機構。以降「計算科学研究機構」)は、兵庫県神戸市ポートアイランドにあります。神戸市は神戸港を有する、日本を代表する港町。ポートアイランドは1981年にできた神戸港内の人工島で、神戸中心部と神戸大橋や港島トンネルによって結ばれています。

場所はポートアイランド

中心拠点としての計算科学研究機構

計算科学研究機構の施設には、計算機棟、研究棟、熱源機械棟などの設備が入っています。

【計算機棟】
「京」を設置

【研究棟】
国内・海外の研究者が利用する数多くの研究室を完備

【熱源機械棟】
「京」から発生する熱を取り除く冷却施設を設置

中心拠点としての計算科学研究機構

(提供:理化学研究所)

計算機室に設置されている「京」

1つの計算機ラックは、102個のCPUを搭載しています。計算機棟には、「京」の計算機ラックが、864台設置されています。

計算機室に設置されている「京」

「京」の能力を活かす設備と環境

スーパーコンピュータを最高の状態で稼働させるには、これを格納する建物や、研究環境にも十分配慮した設備が必要です。計算時に発せられる熱を効率的に取り除いたり、システムを施設内で最適に配置できたりするように、この施設には様々な工夫がなされています。「京」の性能を常時保証できる構造を持ち、安定運用に必要な設備を持つ施設は、研究交流や多様な知識の融合を促進できる研究・教育環境が整備され、我が国の研究開発基盤の強化と技術力の維持向上に大きく貢献することが期待されています。

免震装置

冷水管

熱源機械棟、天井部分

研究棟

(提供:理化学研究所)

プロジェクト概要

シミュレーション(模擬実験)は、実験、理論と並ぶ研究開発の第3の手法として、ますます重要になっています。人類が直面している未解決の課題に挑戦するためには、より高度で精密なシミュレーションを可能にするスーパーコンピュータが必要とされています。

このため、我が国の科学技術および産業の競争力の基盤として、スーパーコンピューティング技術は「国家基幹技術」と位置づけられ、文部科学省がプロジェクトを推進しています。富士通は、開発主体である理化学研究所と共同で、スーパーコンピュータ「京」のシステム開発を行いました。

理論、実験と並び、現代の科学技術の研究開発の方法として確固たる地位を築きつつあるスーパーコンピュータを活用した「シミュレーション(模擬実験)」による計算科学をさらに発展させるため、長期的な国家戦略をもって取り組むべき重要技術(国家基幹技術)であるスーパーコンピュータ「京」を2012年6月に完成させました。同年9月より共用を開始し、様々な課題解決のため利用されています。

(補足) 詳細なプロジェクト概要につきましては、理研Webサイトよりご覧頂けます。

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