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  7. 7.3.2.2 ユーザインタフェースコンポーネントによる状況の変化に関する達成基準

7.3.2.2 ユーザインタフェースコンポーネントによる状況の変化に関する達成基準

利用者が使用する前にその挙動を知らせてある場合を除いて、ユーザインタフェースコンポーネントの設定を変更することで状況の変化を引き起こしてはならない。

引用元:JIS X 8341-3:2010「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」

解説

ユーザーが「ユーザインタフェースコンポーネント」(フォーム・コントロールなど)の設定を変更しただけで、「状況の変化」を引き起こしてはなりません。

「状況の変化」の例としては、次のようなものが挙げられます。

  • 新しいウィンドウを開くこと
  • フォーカスを異なる要素へ移動させること
  • 新しいウェブページへ移動すること(新しいウェブページへ移動したかのように思わせてしまうことも含む)
  • ウェブページの内容を大きく再配置すること

本達成基準を満たせているかどうかを確認するには、次のようなフォーム・コントロールの設定を変更してみます。その際、例に挙げたような「状況の変化」が起こることなければ、本達成基準を満たしているといえます。

  • テキストを入力する(例:テキストフィールド、テキストエリアなど)
  • 選択肢の選択/非選択を切り替える(例:チェックボックス、ラジオボタン、セレクトメニューなど)

例えば、リンク先の選択肢を提示するのにselect要素のセレクトメニューを用いる際には、実行ボタンを提供して、そのボタンを押すと初めてリンク先へ移動するようにします。セレクトメニューで選択肢を選んだだけでそのリンク先に移動してしまう場合は、本達成基準を満たせていないことになります。

ただし、これらの操作によって「状況の変化」を引き起こす場合でも、そのフォーム・コントロールを操作する前にユーザーにその挙動を知らせてあれば、本達成基準を満たしていることになります。

なお、この「状況の変化」については、同じ等級Aでは「7.3.2.1 オンフォーカスに関する達成基準」があり、フォーカスを受け取ることのできる要素(リンクやフォーム・コントロールなど)がフォーカスを受け取っただけで「状況の変化」を引き起こさないことが求められています。

事例と実装

良い例:実行ボタンのあるセレクトメニュー

スクリーンショット:[GO]ボタンで実行されるセレクトメニュー

セレクトメニューで選択肢を選んだ後に、ユーザーが[GO]ボタンを押すことによってリンク先に移動することができる。

悪い例:実行ボタンのないセレクトメニュー

スクリーンショット:選択肢を選んだだけで実行されてしまうセレクトメニュー

実行ボタンがなく、セレクトメニューで選択肢を選んだだけでリンク先に移動してしまう。キーボード操作では、1つ目の選択肢にフォーカスを移動させただけで強制的にリンク先へ移動してしまうため、2つ目以降の選択肢は選ぶことができない。

参考情報

関連する達成基準

等級A
等級AAA