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  7. 7.2.2.2 一時停止,停止及び非表示に関する達成基準

7.2.2.2 一時停止,停止及び非表示に関する達成基準

動きのある、点滅している、スクロールする、又は自動更新する情報に対しては、次のすべての事項を満たしていなければならない。

a) 動き、点滅及びスクロール
動きのある、点滅している、又はスクロールしている情報が、自動的に開始し、5 秒よりも長く継続し、かつ、その他のコンテンツと並行して提示される場合、利用者がそれらを一時停止、停止又は非表示にすることのできるメカニズムがある。ただし、その動き、点滅又はスクロールが必要不可欠な動作の一部である場合は除く。

b) 自動更新
自動更新する情報が、自動的に開始し、その他のコンテンツと並行して提示される場合、利用者がそれを一時停止、停止若しくは非表示にする、又はその更新頻度を調整することのできるメカニズムがある。ただし、その自動更新が必要不可欠な動作の一部である場合は除く。

引用元: JIS X 8341-3:2010「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」

解説

自動的に開始して5秒よりも長く続く「動き」、「 点滅 」や「スクロール」がある場合には、ユーザーがそれらを「 一時停止 」、「停止」または「非表示」にすることができるようにしなければなりません。「自動更新」が開始される場合には、ユーザーが「一時停止」、「停止」または「非表示」にできるようにするか、あるいはユーザーが更新頻度を調整できるようにしなければなりません。
コンテンツの「動き」、「点滅」、「スクロール」、そして「自動更新」は、ユーザーにとって次のような問題を引き起こす可能性があります。

  • コンテンツの一部分であったとしても、何かが動いたりしていると、それに気を取られて注意力が散漫になってしまい、ウェブページのコンテンツに集中できなくなってしまう
  • 提供されている情報を最後まで読み取るのに時間がかかってしまう、または最後まで読み取れずに終わってしまう

「動き」、「点滅」、「スクロール」といった表現は、ユーザーの注意を引きつけるという意味では有効ですが、それと同時にユーザーに対して深刻な問題を引き起こしかねないため、自動的に開始して5秒よりも長く続く場合には、必要に応じてユーザーが「一時停止」、「停止」または「非表示」にできるようにします。
また、ユーザーがコンテンツを「一時停止」させた後に再開する場合、そのコンテンツの種類によって、次のどちらかの方法によってコンテンツを再開させます。

  • 時間の経過によって変化しない情報:ユーザーがコンテンツを「一時停止」したところから再開する
  • リアルタイム性のある情報:ユーザーが再開した時点での最新のコンテンツを表示する(例:気象レーダー、株価表示、交通情報カメラ、オークションなど)

なお、達成基準に「その他のコンテンツと並行して提示される場合」とありますが、例えばユーザーが要求した処理の進行状況を示すプログレスバーのように、他のコンテンツと同時に表示されていないのであれば、本達成基準は適用されません。

事例と実装

良い例:一時停止ボタン

スクリーンショット:ループ再生するが、一時停止ボタンのあるスライドショー

トップページに埋め込まれているスライドショーの再生が自動的に開始しループし続ける場合、ユーザーが必要に応じてスライドショーを一時停止させることができるように、一時停止ボタンを提供する。

悪い例:ループ再生

スクリーンショット:一時停止ボタンがなく、ループ再生し続けるスライドショー

トップページに埋め込まれているスライドショーの再生が自動的に開始しループし続けるが、ユーザーが一時停止できるボタンを提供していない。

参考情報

関連する達成基準

等級A