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7.2.1.2 フォーカス移動に関する達成基準

キーボードインタフェースを用いてキーボードフォーカスをそのウェブページのあるコンポーネントに移動できる場合、キーボードインタフェースだけを用いてそのコンポーネントからフォーカスを外すことが可能でなければならない。さらに、その操作が修飾キーを伴わない矢印キー、修飾キーを伴わないTabキー又はフォーカスを外すその他の標準的な方法で可能な場合を除き、キーボードフォーカスをそのコンポーネントから外す方法を利用者に知らせなければならない。

引用元: JIS X 8341-3:2010「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」

解説

ユーザーがキーボード操作でフォーカスを移動させている際に、コンテンツの一部分にフォーカスが閉じ込められてしまうことがないようにしなければなりません。

HTMLのウェブページでは、プラグインやアプリケーションを埋め込んだ際に、その部分にキーボードフォーカスが閉じ込められてしまうことがあります。キーボード操作でフォーカスを移動させていく際のキー操作(多くの場合はTabキー)以外の方法で抜け出すことが可能であれば、その操作方法を分かりやすく明記する必要があります。

コンテンツの一部分にキーボードフォーカスが閉じ込められてしまうことがないかどうかを確認するには、キーボード操作でフォーカスをウェブページの最初から最後まで移動させてみることです。ウェブページ内の一部(例えば、埋め込まれたプラグインによるコンテンツ)の中にフォーカスを移動できなかったり、逆にそこから抜け出せなくなったりするようなことがなく、最後までフォーカスを移動させることができれば、本達成基準を満たしているといえます。

なお、HTMLのウェブページにFlashコンテンツを埋め込む際には、『WCAG 2.0 実装方法集』にある「 FLASH17: Flash オブジェクトをキーボードで操作可能にして、キーボードトラップを回避する 」を参照してください。

また、リンクやボタンの操作をトリガーとしてダイアログボックスを表示する場合、ダイアログボックスが開くとフォーカスがそのダイアログボックスから外へ抜け出せなくなることがあります。その場合は、ユーザーが[OK]、[キャンセル]または[閉じる]ボタンを押せば、ダイアログボックスが閉じられて、フォーカスが元の位置に戻るようにします。

事例と実装

良い例:プラグイン

プラグインを用いたコンテンツがHTMLのウェブページに埋め込まれているが、ブラウザの標準的なキーボード操作方法でそのコンテンツ内にフォーカスを移動させたり、そのコンテンツからフォーカスを外に出したりすることができる。

参考情報

関連する達成基準

等級A