Systemwalker Centric Manager 連携ガイド Systemwalker Desktop Keeper編 - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 連携環境の構築

2.3 資源の見積もり

Systemwalker Desktop Keeper管理サーバ上のクライアント操作ログを、Systemwalker Centric Manager運用管理サーバへ収集/管理するための必要な資源は以下のとおりです。

■収集可能形式変換コマンドに関する資源(業務サーバ)

収集可能形式変換コマンドで使用するディスク容量は以下のとおりです。

ディスク容量 = クライアント操作ログ情報容量 × クライアント(CT)台数 × 出力日数

クライアント操作ログ情報容量
クライアント操作ログ情報容量とは、1日あたり1台のクライアント(CT)から取得される操作ログ情報の容量です。操作ログ情報容量については、Systemwalker Desktop Keeperのマニュアルを参照してください。
出力日数
収集可能形式変換コマンドの出力結果は、指定した日数分保存することができます。初期値は7となっています。

収集可能形式変換コマンドについては、“収集可能形式変換コマンド(cmgr_dtk)”および“収集可能形式変換コマンド初期ファイル(cmgr_dtkbkup.ini)”を参照してください。

Systemwalker Centric Manager 監査ログ管理機能は、ログ収集の当日からさかのぼって7日前までのログ情報しか収集できません。

◆ディスク容量算出例

すべてのクライアント操作ログを出力
クライアント操作ログ情報容量:555000 (B)
クライアント台数: 500 (台)
出力日数:7日
ディスク容量 = 555000(B) × 500(台) × 7(日) ≒ 1855(MB) (1日あたり265MB)

■Systemwalker Centric Manager監査ログ管理機能に関する資源 (業務サーバ、運用管理サーバ)

Systemwalker Centric Manager監査ログ管理機能による収集を行うために、業務サーバ、運用管理サーバの双方で、見積もりを行います。

Systemwalker Centric Manager監査ログ管理機能のディスク容量の見積もりについては、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

また、運用中に資源の見積もりについて見直しが発生し、運用管理サーバ上の格納ディレクトリの変更が発生した場合は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”を参照してください。

◆Systemwalker Centric Manager監査ログ管理のディスク容量見積もり算出例

上記のディスク容量算出例(収集可能形式変換コマンドのディスク容量1855MB)の場合、Systemwalker Centric Manager監査ログ管理による収集を行うためのディスク容量見積もりは以下のようになります。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008