Systemwalker Centric Manager 連携ガイド Systemwalker Desktop Keeper編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 連携環境の構築

2.6 監査ログ管理のログ収集コマンドの設定

Systemwalker Centric Manager運用管理サーバ上で、Systemwalker Centric Manager監査ログ管理のログ収集コマンドを実行し、業務サーバ上のSystemwalker Desktop Keeperのクライアント操作ログを収集します。

Systemwalker Centric Managerの監査ログ管理機能の収集は、当日からさかのぼって7日前までのログデータを収集対象とします。7日間以降間隔をあけて、収集を実施した場合、収集されないログデータが発生する場合があります。

Systemwalker Centric Manager監査ログ管理による収集を行う方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”を参照してください。

OSのスケジュール機能、Systemwalker Operation Managerなどのジョブ管理製品を使用し、Systemwalker Centric Manager監査ログ管理の収集コマンドが定期的(1日1回)に動作するように登録します。OS標準のタスクスケジューラを使用した登録例については、“収集可能形式変換コマンドの運用例”を参照してください。

■設定例

Systemwalker Centric Manager業務サーバ(Systemwalker Desktop Keeper管理サーバ)のサーバ名が "DTKMANAGER"の場合、Systemwalker Centric Manager業務サーバ上のログを収集するために、以下のコマンドを運用管理サーバで定期的に実行するようタスクスケジューラに登録します。

mpatmlog -H DTKMANAGER

OSのスケジュール機能などを使用して定期的な収集を行う際の注意事項

Systemwalker Centric Manager監査ログ管理によるログ収集と、Systemwalker Desktop Keeperの収集可能形式変換コマンドの実行のスケジュール登録は、同じ時間に設定しないでください。

同じ時間に重なった場合は、収集可能形式変換コマンドにより出力済のログ中からログ収集を実施します。

例:

スケジュール実施サーバ

タスクのスケジュール単位

開始時刻

実行間隔

運用管理サーバ(ログ収集コマンド)

日単位

05:30

24時間(1日)

業務サーバ(収集形式変換コマンド)

日単位

09:00

1時間

 


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