Systemwalker Centric Manager 連携ガイド Systemwalker Desktop Keeper編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
目次
索引
![]() ![]() |
第2章 連携環境の構築 |
収集可能形式変換コマンドは、Systemwalker Desktop Keeper管理サーバ上のDBに蓄積しているクライアント操作ログをSystemwalker Centric Manager が収集可能な形式に変換します。
収集可能形式変換コマンドの設定では、収集可能形式変換コマンドが使用する収集可能形式変換コマンド初期ファイル(cmgr_dtkbkup.ini)を編集します。
以下に収集可能形式変換コマンドの設定方法について説明します。
Systemwalker Centric Manager運用管理サーバへ収集・管理する、クライアント操作ログを設定します。
Systemwalker Centric Manager運用管理サーバへ収集・管理できるログの一覧を以下に示します。以下より収集を行うログを決めてください。
ログの一覧の詳細については、Systemwalker Desktop Keeperのマニュアルを参照してください。
収集可能形式変換コマンドの動作設定を行います。
収集可能形式変換コマンド初期ファイル(cmgr_dtkbkup.ini)を、「メモ帳」などのテキストエディタで編集・更新します。
収集可能形式変換コマンド初期ファイル(cmgr_dtkbkup.ini)については、“収集可能形式変換コマンド初期ファイル(cmgr_dtkbkup.ini)”を参照してください。
収集可能形式変換コマンド初期ファイル(cmgr_dtkbkup.ini)で、ユーザが編集可能な部分は以下の6か所です。
ログファイル保存先フォルダ名:D:\DTKLOG
ログ保存数:7
ログ取得開始年月日時間:200606250000 (コマンド開始当日[2006.6.26]の1日前の0時から開始)
バックアップコマンド使用可能ユーザ名:dbuser
バックアップコマンド使用可能パスワード:dbpassword
取得ログ設定(Systemwalker Centric Managerに収集するログ種別)
上記の場合、収集可能形式変換コマンド初期ファイル(cmgr_dtkbkup.ini)の設定は以下のようになります。
[DTK] |
収集可能形式変換コマンドが動作するための動作間隔を決めます。
OSのスケジュール機能、Systemwalker Operation Managerなどのジョブ管理製品を使用し、定期的な動作を可能にします。OS標準のタスクスケジューラを使用した登録例については、“収集可能形式変換コマンドの運用例”を参照してください。
収集可能形式変換コマンドが、Systemwalker Desktop KeeperのDBからログを取り出す処理性能は、毎秒5000件です。1時間単位のログ発生件数を確認し、処理時間を計算してください。
計算した結果、数秒から30秒以内の場合、Systemwalker Desktop Keeper管理サーバのサービスを停止する必要がありません。それ以上となる場合は、1日1回の夜間バッチなどの運用を行い、必要に応じてSystemwalker Desktop Keeperのサービスを停止してください。
夜間バッチにする場合は、Systemwalker Desktop Keeperの定期バックアップと重ならないように運用設計を行う必要があります。
処理時間≒1時間あたりの全クライアント(CT)で発生するログ件数/5000
1台の管理サーバで管理しているクライアント(CT)の台数:500台
1台のクライアント(CT)で発生する1時間あたりのログ数:200件
処理時間≒(500台×200件)/5000 |
なお、処理性能測定環境は、以下のとおりです。
CPU:Pentium 4 3.4GHZ
メモリ:2GB+仮想メモリ2GB
ディスク:U-ATA133 7200rpm
また、Systemwalker Desktop Keeperの定期バックアップを行っている場合、バックアップ処理が終了するのに時間がかかります。比較的実行時間が短い収集形式変換コマンドを先に実施し、あとからSystemwalker Desktop Keeperの定期バックアップが動作するように運用設計を行う必要があります。
目次
索引
![]() ![]() |