Systemwalker Centric Manager 動作環境定義チェックツール - UNIX/Windows(R)共通 - |
目次
![]() ![]() |
第1章 動作環境定義チェックツールとは |
動作環境定義チェックツールの使用方法について、説明します。
Systemwalker Centric Managerの環境作成後(性能監視のポリシー適用後)、運用を開始する前、またはSystemwalker Centric Managerの起動時、通信時によるトラブルが発生した直後に、動作環境定義チェックコマンドを実行してください。
【Windowsの場合】
動作環境定義チェックツールを“C:\”ドライブ配下にインストールした場合、以下のように動作環境定義チェックツールのコマンドを実行してください。
C:\mpdefchk\mpdefchk\bin>mpdefchk -a |
【UNIXの場合】
動作環境定義チェックツールを“/opt”配下にインストールした場合、以下のように動作環境定義チェックツールのコマンドを実行してください。
/opt/mpdefchk/bin mpdefchk -a |
コマンドのオプションを指定することにより、チェックを個別に実行することもできます。コマンドの詳細は、“コマンド”を参照してください。
Windows Vista上で動作環境定義チェックツールを実行する場合、Administratorグループのユーザであっても「管理者」として実行する必要があります。
動作環境定義チェックツールのチェック結果は、コマンドプロンプト上に出力されますので確認してください。
例として、動作環境定義チェックツールを“C:\mpdefchk”にインストールしている場合、mpdefchkコマンドを2007年3月31日12時に実行すると、以下のような出力結果がコマンドプロンプト上に出力されます。
C:\mpdefchk\mpdefchk\bin>mpdefchk -a ==定義チェック開始== □ファイアウォール機能の状態をチェックしています。 □ネットワーク・インタフェースの搭載枚数をチェックしています。 □SNMPエージェントの状態をチェックしています。
□ICMP応答をチェックしています。 □SNMP応答をチェックしています。 □性能監視の監視ポリシーをチェックしています。 問題が検出されたチェック項目があります。 |
環境定義に誤りがある場合は、全ての機能チェックが正常に終了した後、コマンドプロンプト上に問題が検出された項目について出力されます。
全てのチェック結果に問題がなかった場合は、「全てのチェックで問題は検出されませんでした」と表示されます。環境定義に問題がなければ、以降の操作は不要となります。
設定の変更を行います。
コマンドプロンプト上に「問題が検出されたチェック項目があります」と出力された場合は、出力されたメッセージ内容に従って“MpDefChkで始まるメッセージ"を参照し、設定の変更を行ってください。
□ファイアウォール機能の状態チェックにて以下の情報が検出されました [03/31/2007_12:00:00]MpDefChk: エラー: 01001: Windowsファイアウォールの例外を設定エラー Windowsファイアウォール機能が「例外を許可しない」に設定されています。 |
環境の定義を再確認します。
動作環境定義チェックツールを再度実行し、変更後の定義に誤りがないかを確認します。コマンドのオプションを指定することにより、チェックを個別に実行することができます。
==定義チェック開始== ==定義チェック終了== |
動作環境定義チェックコマンドは、同時に複数実行しないでください。
監視対象ノードのICMP応答チェックでは、ノード状態の監視・ノード状態の表示機能で監視対象としているノードに対して、以下の通りICMPの送信を行い応答の確認を行います。ネットワーク上にトラフィックがかかるため、実行時には注意してください。
対象1ノードあたりのトラフィック量
UNIX版 128バイト
Windows版 212バイト
25ノードあたり、約1分が必要となります。
監視対象ノードのSNMP応答チェックでは、ノード状態の表示機能で監視対象としているノードに対して、以下の通りSNMPの送信を行い応答の確認を行います。ネットワーク上にトラフィックがかかるため、実行時には注意してください。
対象1ノードあたりのトラフィック量 :178バイト
25ノードあたり、約1分が必要となります。
目次
![]() ![]() |