******************************************************************************* ** ** ** ソフトウェア利用マニュアル ** ** ** ** OASYS V7 修復プログラムの使用方法 ** ** (ドライブ直下にインストールした場合の OASYS V7 復旧方法) ** ** ** ** 1999年12月 富士通株式会社 ** ** ** ******************************************************************************* ここでは、「OASYS V7 修復プログラムの使用方法(ドライブ直下にインストールした場 合のOASYS V7 復旧方法)」を紹介しています。 ------------------------------------------------------------------------------- 本テキストファイルの構成は以下のとおりです。 1. このプログラムで修復される内容 2. 復旧方法 3. 修復プログラム 3-1 修復プログラムの機能 3-2 修復プログラムの動作条件 3-3 修復プログラムの注意事項および制限事項 3-4 修復プログラムの操作方法 3-5 修復プログラムの削除 4. OASYS V7 が正常に再インストールされているかどうかの確認方法 ------------------------------------------------------------------------------- 1.このプログラムで修復される内容 ================================ OASYSをインストールする際、フォルダ名を入力しない(D:\のように)でインストー ルした場合には、起動時に「初期値データファイルが見つかりません」というメッ セージが表示され、起動できないなど、動作不良が発生します。 この場合、アンインストールでは、ドライブ直下(ドライブのルートディレクトリ) に作成されたOASYSのファイルやフォルダを削除することはできません。 2.復旧方法 ========== OASYS V7をドライブ直下にインストールした場合、以下の方法で再インストールす ることにより、OASYSを正常に動作させることができます。   すでに、OAK,OASYSを再インストールしている場合には、以下の2)のOASYS V7 修復プ ログラムを実行するだけで、OASYSを正常に動作させることができます。正しくイン ストールされているかどうかは、後述の4.の方法で確認できます。 1) OAK V7をインストールしている場合、コントロールパネルのキーボードプロパ ティの「言語」タブで削除後、OAK V7をアンインストールしてください。      ※OASYS MANAGER等、OASYS関連のプログラムは、あらかじめ終了させておいて ください。 2) OASYS V7 修復プログラム(以下、修復プログラムと表します)を実行して、ドラ イブ直下のOASYS(ファイルやフォルダ)を削除してください。 (修復プログラムの使い方は「3.修復プログラム」をご覧ください。)      ※OASYS MANAGER等、OASYS関連のプログラムは、あらかじめ終了させておいて ください。 3) OASYS V7の再インストールを行ってください。 4) 再インストール時には、「操作モードの選択、および、動作環境の引き継ぎ」 ダイアログで、「既存の動作環境の引き継ぎ」以外を選ぶか、「既存の動作環 境の引き継ぎ」を選んだ場合には、「動作環境の引き継ぎ」ダイアログで、 「OASYS V7.0」以外を選んでください。 5)「セットアップフォルダの設定」ダイアログで、「参照」ボタンを押し、イン ストール先に、必ず D:\OASYSV7 のように、ドライブの次にフォルダ名を指定 するようにしてください。 6) 下記の警告メッセージが表示されますが、[いいえ]ボタンをクリックして、処 理を継続してください。 「すでにセットアップされているOASYS V7とは異なるフォルダが設定されました。 このままセットアップを継続すると、すでに設定されているフォルダ内の情報が 削除されずに、装置に残ってしまいます。 フォルダを変更したい場合は、OASYS V7をアンインストールしてから、再度セッ トアップすることをお勧めします。 もう一度、フォルダ設定をやり直しますか? 」 7) Windowsを再起動してください。 3.修復プログラム ================ 3-1 修復プログラムの機能 修復プログラム(V7DSKUP.EXE)は、OASYS V7をドライブ直下にインストールした 場合に、削除できなくなったドライブ直下のOASYSのファイルやフォルダを修復 (削除)します。 3-2 修復プログラムの動作概要 ・i486以上のCPUを搭載したPC/AT互換機(Pentiumプロセッサ以上を推奨) ・Microsoft(R) Windows(R)95日本語版 Microsoft(R) Windows(R)98日本語版 Microsoft(R) Windows(R)NT4.0日本語版 ・16MB以上のメモリが必要です。 ・ハードディスク上に1MB以上の空き容量 3-3 修復プログラムの注意事項および制限事項 1)修復プログラムでの修正概要 修復プログラムは、ドライブ直下にインストールされているOASYSのファイル やフォルダを削除するためのプログラムです。 修復プログラムを実行するだけでは、ドライブ直下にインストールされた OASYSが起動できるようにはなりません。 OASYSを動作させるためには、必ず、「2.復旧方法」の手順による復旧を行っ てください。 2)修復(削除)するファイル、フォルダについて ・修復プログラムでは、OASYSのインストールでドライブ直下に作成されたフ ァイル、フォルダのみが削除されます。 ・OASYSが作成(インストール)しなかったフォルダ(例えば、Windowsフォルダ) やファイルは、このプログラムでは削除されません。 ・削除しようとするフォルダ内に、OASYSでインストールしたファイル以外が 存在していた場合、そのファイルとフォルダは削除されません。 ・削除できないフォルダが存在している場合、「削除できなかったフォルダ」 ダイアログで、該当するフォルダの一覧が表示されます。 3)修復(削除)できなかったフォルダについて ・通常、削除されなかったフォルダ内に存在しているファイルは、お客様が 作成されたデータファイルや他のアプリケーションで使用しているファイ ルです。 削除されないフォルダがあった場合、そのフォルダは削除しないことをお 勧めします。 ・削除されなかったフォルダを削除するには、ダイアログで表示されたフォ ルダをご確認の上、以下の作業をエクスプローラ上で行ってください。 @動作しているアプリケーションを終了させる。(Windowsを再起動させる) A削除されなかったフォルダに存在しているファイルを削除する。 4)修復プログラムの動作環境について 修復プログラムを実行させる場合、以下のことをご確認ください。 @OASYSやOASYSの各機能が実行されていないこと。 A他のWindowsアプリケーションが動作していないこと。 5)複数のドライブで、ドライブ直下へインストールを行っている場合 ・1回の修復プログラムの実行で、修復できるドライブは1つです。 ・複数のドライブで、ドライブ直下へインストールを行っている場合は、修 復プログラムを複数回実行してください。 3-4 修復プログラムの操作方法 1)V7DSKUP.EXEをエクスプローラからダブルクリックします。 2)「プログラムを実行するための準備を行っています...」というメッセージと共 に、インジケータが更新されていきます。 ・ここでは、修復(削除)は実行されていません。 ・修復プログラムを終了したい場合は、[キャンセル]ボタンをクリックしてく ださい。 ・以下のメッセージが表示された場合、修復プログラムを実行する必要があり ません。[OK]ボタンを押して、修復プログラムを終了させてください。 「このプログラムは、OASYS V7をドライブ直下にインストールした場合の修復プロ グラムです。 装置の全てのドライブをチェックしましたが、既に修復されているか、または、 修復が必要のない状態になっています。 修復プログラムを実行せずに終了します。」 3)「OASYS V7 修復プログラム」ダイアログが表示されます。 [次へ]ボタンをクリックしてください。 4)「ドライブの選択」ダイアログが表示されます。 OASYSをドライブ直下にインストールした時のドライブを選択し、[次へ]ボタン をクリックしてください。 ・表示されるドライブのリストは、ドライブ直下のインストールを行っている ドライブのみです。 5)「修復ドライブの確認」ダイアログが表示されます。 修復するドライブを確認の上、[次へ]ボタンをクリックしてください。 ・[次へ]ボタンをクリックすると、修復(削除)が開始されます。 6)修復(削除)が実行されます。 7)修復が完了すると「OASYS V7 修復プログラムの完了」ダイアログが表示されま す。 ・[完了]ボタンを押して、修復プログラムを終了させてください。 ・「削除できなかったフォルダ」ダイアログについて 修復(削除)できなかったフォルダがあった場合、該当するフォルダの一覧が 表示されます。修復プログラム終了後、このフォルダを確認してください。 3-5 修復プログラムの削除 修復プログラムの動作終了後、修復プログラムを削除するには、V7DSKUP.EXEを エクスプローラ上で削除してください。 ・修復プログラムは、ドライブ直下にインストールされているOASYSのファイル やフォルダを削除しますが、ファイルをインストールすることはありません。 従って、「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」に修復 プログラムが登録されることはありません。 ファイル(V7DSKUP.EXE)を削除するだけで、修復プログラムを削除できます。 4. OASYS V7 が正常に再インストールされているかどうかの確認方法 ============================================================== 修復プログラムを実行後に、下記の現象となる場合には、インストールオプションが   正しく再インストールされていない可能性があります。   この場合には、OASYS V7の再インストールを行なってください。    ・「OASYS CDView」がインストールされていない場合      スタートメニューから「CD View」「OASYSマニュアル」「EPW   ING−STプレーヤ」が起動できない。(「このショートカットから呼び出   す○○は、変更または削除されています。」となる)   ・「OASYS プレゼンテーション」がインストールされていない場合      スタートメニューから「プレゼンテーション」「プレゼンテーションプレーヤ     ー」が起動できない。(「このショートカットから呼び出す○○は、変更また     は削除されています。」となる)    ・「スクリプト」がインストールされていない場合                スタートメニューから「スクリプトについて」が起動できない。(「ヘルプフ     ァイルが見つかりません。」となる)    ・「文書のチェック(推敲)・要約」がインストールされていない場合      スタートメニューから「文書のチェック(推敲)」が起動できない。(「この     ショートカットから呼び出す○○は、変更または削除されています。」となる)    ・「キーボード操作練習」がインストールされていない場合      スタートメニューから「キーボード操作練習」が起動できない。(「このショ     ートカットから呼び出す○○は、変更または削除されています。」となる)    ・「OASYS操作練習」がインストールされていない場合      スタートメニューから「OASYS操作練習」が起動できない。(「このショ     ートカットから呼び出す○○は、変更または削除されています。」となる)    ・「OASYSワープロ検定」がインストールされていない場合      スタートメニューから「OASYSワープロ検定」が起動できない。(「この     ショートカットから呼び出す○○は、変更または削除されています。」となる)    ・「StringPro」がインストールされていない場合           スタートメニューから「StringPro」が起動できない。(「このショ     ートカットから呼び出す○○は、変更または削除されています。」となる)    ・「OASYS Draw」がインストールされていない場合      スタートメニューから「Draw」が起動できない。(「このショートカット     から呼び出す○○は、変更または削除されています。」となる)    ・「OASYS Image」がインストールされていない場合      スタートメニューから「Image」が起動できない。(「このショートカッ     トから呼び出す○○は、変更または削除されています。」となる)    ・「OASYS セクレタリ」がインストールされていない場合          スタートメニューから「カレンダ」「スケジュール」「住所録・電話帳」が起     動できない。(「このショートカットから呼び出す○○は、変更または削除さ     れています。」となる)    ・「数式」がインストールされていない場合      スタートメニューから「数式編集」が起動できない。(「このショートカット     から呼び出す○○は、変更または削除されています。」となる)    ・「英文チェッカー」がインストールされていない場合              OASYS編集画面のプルダウンメニューから英文チェッカー内の機能が実行     できない。(「資源不足のため、実行できません。」となる。)    ・「おまかせ記文」がインストールされていない場合      OASYS編集画面のプルダウンメニューから「おまかせ記文」が実行できな     い。(「おまかせ記文のDLLがロードできません。」となる)    ・「CADデータ連携」がインストールされていない場合             OASYS編集画面のプルダウンメニューから「CADデータ連携」が実行で     きない。(「資源不足のため、実行できません。」となる。)    ・「クリップアート」がインストールされていない場合             OASYS編集画面のプルダウンメニューから「図/写真」−「クリップアー     トから」を実行した際に、サンプルが表示できない。    ・「メール送信」がインストールされていない場合                 OASYS編集画面のプルダウンメニューから「送信」が実行できない。(「     資源不足のため、実行できません。」となる。)    ・「NIFTYメール送信」がインストールされていない場合      OASYS編集画面のプルダウンメニューから「NIFTYメール送信」が実     行できない。(「資源不足のため、実行できません。」となる。)    ・「ユーザ定義文字の復元/変換」がインストールされていない場合      スタートメニューから「ユーザ定義文字の復元」「ユーザ定義文字の変換」が     起動できない。(「このショートカットから呼び出す○○は、変更または削除     されています。」となる)    ・「他形式文書変換」がインストールされていない場合      文書一覧で、文書の種類で他形式文書(OASYS,OASYS2,テキスト      、HTML以外)を選択しても、表示できない。(「一覧の表示に失敗しまし      た。」となる) ------------------------------------------------------------------------------- Microsoft,Windows,WindowsNTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国 における登録商標です。 その他の製品名等は各社の登録商標です。 All Rights Reserved, Copyright(C) FUJITSU LTD. 1999