All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1998 *************************************************************************** ** ** ** ** ** OASYS for Windows95 V4.0修正差分(本体/オプション rel.17R→17V) ** ** ** ** ** *************************************************************************** [登録日:1998年8月26日] 本修正は、OASYS for Windows 95 V4.0(以降、OASYS95と表記します)の対するプロ グラムの修正差分(rel.17R→17V)です。 本修正は、OASYS95の製品版(rel.15H)に対して提供済みの修正差分を適用した結果、 版数表示が(V4.0 L10 rel.17R)となっているパソコンで使用可能です。 本修正を適用することにより、OASYS95の版数表示は、(V4.0 L10 rel.17V)に変わり ます。 修正を用意しているオプション機能は次のものです。 ・スクリプト ・OASYS セクレタリ ・OASYS Draw なお、本修正を実行しても、OASYSフロッピィドライバ(AT互換機、Windows95用)文 字パターン基本セット、OAK for Windows95 V4.0(以降、OAK95と表記します)に対し て、修正は適用されません。 別途、OASYSフロッピィドライバ(AT互換機、Windows95用・PC-9800、Windows95用)、 文字パターン基本セット、OAK95に対する修正ファイルも用意していますので、必要 に応じてダウンロードして適用してください。 ・OASYSフロッピィドライバ(AT互換機、Windows95用)に対する修正差分 ・OASYSフロッピィドライバ(PC-9800、Windows95用)に対する修正差分 ・文字パターン基本セットに対する修正差分 ・OAK95に対する修正差分 まだ修正差分を一度も適用されていない方のために、以下の別ファイルも用意して いますので、こちらも別途ダウンロードしてご利用ください。 ・OASYS95の本体/オプション機能に対する修正差分 (V4.0 L10 rel.15H→最新版) ■対象機種 OASYS for Windows95の動作保証機種 ■注意事項 OASYS95のヘルプメニューの「バージョン情報」で表示される版数表示が 「V4.0 L10 rel.17R」となっていることをあらかじめご確認ください。これ以外の 版数の状態ではご使用になれません。 ■ご使用にあたって ご使用にあたっては、下記のご使用条件をお守りください。 このご使用条件を遵守できない場合には、本ソフトウェアは使用しないでください。 1. 本ソフトウェアは、上記の対象機種に対してのみご使用できます。 2. 本ソフトウェアの再配布はできません。 3. 本ソフトウェアを改造したり、リバースエンジニアリング、逆アセンブル等を行 うことはできません。 4. 本ソフトウェアに関するいかなる著作権表記も変更できません。 5. 本ソフトウェアを使用した結果、損害が発生しても弊社は責任を負いません。 ■修正項目(rel.17R→17V) ・空白を跨ぐ前後の文字に同じ文字色を設定したOASYS文書を更新すると跨ぎ後の文 字色が表示されない。 ・半角登録線画文字で空白文字を含むオンライン文書を更新すると「■」文字が表 示される。 ・FMVの96年冬モデル以降で、FLOPPY00.SYSを組み込んで、OASYSフロッピィを読み 込むと、システムが異常終了する。 ・OASYS30系の機種で「立体奥行き幅指定」のあるグラフを作成し、OASYS/Winにて その文書を更新すると、グラフが表示されない。 ・ファイルのサイズが21MBのビットマップを組み込むと表示されずに、"扱えない ビットマップがあります"のエラーが発生する。 ・枠内線画を拡縮移動/拡縮複写すると図形が変形する。 ・(1)他社欧文書体→(2)富士通欧文書体→(3)他社欧文書体((1)と同じ書体)の順で 書体属性がかかった文字列がある時、(3)の他社欧文書体のかかった文字列の入 力される位置が正しくない。 ・縦書き/半角の向き"縦向き"の書式設定文書にて、半角の括弧+半角空白を入力 した場合と半角空白+半角の括弧を入力した場合、半角の括弧の向きを横向きに 表示する様に変更。(OASYSワープロ専用機の仕様に準拠) ・書式設定で文字間隔を3.39mm以下に設定した場合、線画編集画面の範囲枠線上(右 縦線)でクリックすると強制終了のエラーが発生する。 ・保存時に異常終了することがある。 ・書式設定の半角文字の扱いが2文字単位、欧文文字サイズが和文に従う設定になっ ている場合、挿入モード状態で半角後半の位置に半角文字を入力すると不要な空 白が入る。 ・書式設定の半角文字の扱いが2文字単位、欧文文字サイズが和文に従う設定になっ ている場合、半角後半の位置に半角文字を入力すると、入力される位置が次桁に ずれる。 ・OASYS/Win(V4.1)の、置換のスクリプト実行にて、置換文字を「""」(置換文なし) の設定していると前回値が入力されてしまい、検索文字が削除できない。 ・OASYS文書形式時に、文字拡縮/修飾で図形の付いた文字が半角に設定されてしま う。 ・用紙サイズをその他−147mm*200mmの縦書文書で、印刷用紙がA4、トンボ印刷指定 を印刷用紙中央に設定しレイアウト表示に入ると、文書、及びトンボが用紙中央 からずれて表示される。 ・袋とじや中央空け文書で奇数頁にある枠内線画に対し、枠スキップや重打ちが反 映されない 。 ・文字入力し、90度回転させたデータをメタファイル形式で、OASYS文書に貼り付け る。この貼り付けたデータをダブルクリックし、Drawが起動すると文字が大きく なっている。 ・サーバ上の文書に、あるクライアントマシンから書込保護設定解除/暗号化設定解 除/題名の変更を行い、別のクライアントマシンで最新表示を行っても処理結果が リストに反映されない。 ・メール機能を使用して送受信した分離型文書を更新すると、文書の体裁がくずれ る。 ・CD-ROMドライブをネットワークで共有にし、クライアントでファイルを読み込む と「ファイル入出力エラー」となる。 ・オブジェクトが正しく格納されていない文書を開いた後、保存あるいは名前を付 けて保存を行うと、OASYSが異常終了する。 ・V2.3で作成した負字間(書式の字間値が負値となる)文書にて、図形複写先として 空白部分を指定した後、書式変更や保存した文書を更新すると罫線がずれること がある。 ・右枠の直前が改行がある時、改行上に半角空白を複写すると半角空白の後ろに正 しいデータが入らない。 ・負字間(書式の字間値が負値となる)文書にて、行頭に拡張マークがある時、行頭 文字を図形型の移動や削除を実行すると、範囲外の文字が消えてしまう。 ・動作環境設定のOASYS2文書の扱いを「組み込みメディアも結合する」に指定して いるOA2形式の文書にメタファイル、ビットマップを貼り付けると、文書格納先 ディレクトリにメタファイル、ビットマップが作成されてしまう。 ・OASYS2文書で全角の/^_`{|}~を文字拡縮/修飾で半角に設定できない。 ・縦書き、半角の向き縦指定、半角文字扱いが2文字単位文書で、半角空白と半角括 弧が90度回転している箇所の半角空白部分を範囲指定で削除すると、括弧が縦向 きになってしまう。 ・V5で作成した文書をV4で表示・印刷すると枠外線画作成時のポイントマークが 残っている。 ・OASYS/Win V3.0AでスクリプトのBYTESEARCHコマンドを使用して、差し込み印刷の 込み記号から込み記号のあいだの文字列を抽出させるが、抽出できない場合があ る。 ・セクレタリの印刷にて、ふりがなの1文字目が半角カタカナの場合、50音単位の改 頁が正しく行われない。 ■ご使用方法 ・注意事項 (注)UPDATE.EXEを実行するパスの長さについての注意事項 ダウンロードする修正差分ファイルをパスの長いフォルダに保存しないでくださ い。 下記のような34文字を越えるパスの長いフォルダで、修正差分ファイルを解凍し、 UPDATE.EXEを実行した場合は正しくアップデートができません。 UPDATE.EXEを実行する場合は、C:\tempなどのように短いパスのフォルダに保存し てください。 ・アップデートできない例 C:\Folder01\Folder02\Folder03\Folde\UPDATE.EXE ← 35文字 → (注意)ロングファイルネームのフォルダは8文字として認識されます。 (注)OASYS95の起動中には使用できませんので、必ずOASYS95を終了させてからご利 用ください。 (注)ウィルスバスターなどのウィルス検索ソフトウェアを起動中の場合は、必ず終 了させてから作業を行ってください。 ・手順 1. 自己解凍ファイルをダウンロードするためのフォルダ(C:\temp等)をハードディ スクに用意してください。 2. 修正差分の自己解凍圧縮ファイル(OA17R17V.EXEとします)をハードディスクの作 業用のフォルダにダウンロードします。 (注)この場合、作業用に作成したフォルダのドライブに少なくとも1MB以上の空 き領域が必要です。 [OA17R17V.EXE(876,418 Bytes)] 3. ダウンロードした圧縮ファイルを解凍させます。 「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックし ます。 4. 「名前」の欄に次のように入力し、「OK」をクリックします。 [drive:][\path]\oa17r17v.exe [drive:]はダウンロードしたファイルを格納したドライブ名(C:等) [\path]はダウンロードしたファイルを格納したフォルダ名(\temp等) 例) C:\tempをダウンロード先に指定した場合 C:\temp\oa17r17v.exe 5. 上記4項で展開されたUPDATE.EXEを実行します。 「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックし ます。 6. 「名前」の欄に次のように入力し、「OK」をクリックします。 [drive:][\path]\update.exe [drive:]は解凍したファイルを格納したドライブ名(C:等) [\path]は解凍したファイルを格納したフォルダ名(\temp等) 例)C:\tempを解凍先に指定した場合 C:\temp\update.exe 7. アップデート可能な機能とインストール先の一覧が表示されますので、確認のう え「開始」ボタンをクリックします(必要に応じて修正を適用する機能を選択す ることができますが、デフォルト状態のまま全体を適用されることを推奨します)。 (注)どの修正ファイルがどの機能に対応するかは、上記4項で展開された 「README.TXT」内の《本体/オプション機能と修正ファイルとの対応表》を ご参照ください。 8. アップデート処理を開始するかを問うメッセージが表示されますので、そこで 「はい」を選択すると、ハードディスクへのファイルの複写が始まります。 処理の経過は画面に表示されます。 9. アップデートが終わると、終了のメッセージが表示されます。 (注)本修正を繰り返した場合は、すでに修正済であるためエラーメッセージが表 示されますが、修正されたファイルは問題ありません。 (注)アップデート作業終了後は、作業用に作成したフォルダ(インストールされ ている機能によって、一部アップデートファイルが残っている場合がありま す)は削除して構いません。 ■解凍後にできるファイルの説明 README.TXT … 操作説明 UPDATE.EXE … 修正適用コマンド(アップデートプログラム) UPDATE.TXT … 障害修正内容一覧 UPDATE.INF … 修正適用コマンド処理情報 WSP.PIF … 修正適用コマンド処理情報 FMLBEPCM.2LL … 修正データ xxxxxxxx.WUP … 修正データ (xxxxxxxxの部分の異なる複数のファイル) (xxxxxxxxの部分は一部のファイルを除き、修正が適用される DLL/EXEファイルと同じ名前です) WSP.COM … 差分生成ツール WSP.DOC … 差分生成ツールの説明 EXPAND.EXE … 解凍ツール (注)本修正データの作成には、『WSP.COM』(amaproワキチ氏作)を使用しました。 − 以上 −